「今日は本当に楽しかったな」
そう思ってバイバイしたはずなのに、駅のホームに立った瞬間、急に胸のあたりがザワザワし始めること、ありませんか?
「さっきのあの言い方、ちょっとトゲがあったかな」 「あの一言で、もしかして誤解されちゃったかも……」
一度気になりだすと、もう止まりません。
電車に揺られながら、頭の中では「さっきの場面」が何度もリプレイされます。
相手の表情、一瞬の間、声のトーン。
繊細な気質を持つあなたは、相手の微細な変化を敏感にキャッチできるからこそ、あとから「あぁすればよかった」「こう言えばよかった」と、自分を責めてしまうんですよね。
そして、居ても立ってもいられなくなって、スマホを取り出します。
「ごめんね、さっきの言葉だけど、本当はこういう意味で言ったんだよ」 「嫌な思いをさせてたら申し訳なくて……」
気づけば、画面を埋め尽くすほどの長文メッセージ。
送った直後は少しホッとするけれど、今度は「重いって思われたかな」「返信が来なかったらどうしよう」と、新しい不安が追いかけてくる。
そんな風に、毎日を一生懸命に、そして丁寧に生きているあなたに、心理カウンセラーのうさぴょんとして、大切なお話をさせてください。
僕は、その「長文メッセージ」は、あなたの優しさそのものだと思うんです。
あなたが長い文章を綴ってしまうのは、相手のことをそれだけ大切に想っている証拠です。
「相手を傷つけたくない」「関係を壊したくない」「自分の誠実さを伝えたい」
そんな、純粋で温かいエネルギーが、言葉の数になって溢れ出しているだけなんですよね。
だから、まずはそんな自分を「あぁ、私はそれだけ人を大切にできる優しい人なんだな」って、認めてあげてほしいんです。
でもね、もしその反省会があなたを疲れさせてしまっているのなら、少しだけ視点を変えてみませんか。
僕は、人間関係において「完璧な正解」なんてなくていいと考えています。
あなたが「誤解させたかも」と不安に思う場面でも、意外と相手は「そんなこと言ってたっけ?」と覚えていなかったり、むしろ「一生懸命話してくれて嬉しいな」と感じていたりすることも多いものです。
繊細さんは、相手の心の境界線にまで入り込んで、相手の感情を先回りしてケアしようとしてしまいます。
でも、相手がどう受け取るかは、実は「相手の自由」でもあるんですよね。
もし次、帰り道に長文を送りたくなったら、まずは深呼吸をひとつしてみてください。
そして、「お疲れ様、私。今日も一日、よく頑張ったね」と、自分自身に声をかけてあげてほしいんです。
メッセージを送る前に、一晩だけ寝かせてみるのもいいかもしれません。
朝起きたら、あんなに不安だった気持ちが、ふっと軽くなっていることもあります。
言葉を尽くさなくても、あなたの優しさは、これまでの振る舞いや表情を通して、きっと相手に伝わっています。
もっと自分を信じて、ゆだねてみても大丈夫ですよ。
あなたの繊細さは、弱さではなく、誰かを深く愛せる才能です。
その素敵な感性を、相手のためだけでなく、あなた自身を癒やすためにも使ってあげてくださいね。
ふんわりと心を緩めて、今夜はゆっくりお休みください。
僕は、いつでもここであなたの味方でいます。