「非表示」の裏に隠れた震える指先へ。検索欄に現れる名前に怯える繊細さん(HSPさん)の心を守るヒント

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SNSの「非表示」ボタン。

それは、これ以上傷つかないために、あなたが勇気を出して押した「心の防波堤」だったはずですよね。

それなのに、ふとした瞬間に検索欄をタップしたとき、予測変換にスッと現れるあの人の名前。

ただの文字列のはずなのに、それを見た瞬間に心臓がドクンと跳ねて、指先が微かに震えてしまう。

「見ちゃダメだ」と思えば思うほど、吸い寄せられるようにプロフィールをタップしてしまう自分。

そんな自分を責めて、夜も眠れずに、また画面を見つめては溜息をついている……。

そんな苦しみを抱えているあなたに、心理カウンセラーとして、少しだけお話をさせてください。

僕は、SNSという便利な道具が、時に繊細な気質を持つ方にとって、どれほど鋭い刃物になってしまうかをずっと見てきました。

まず、一番に伝えたいことがあります。

検索してしまった自分を、どうか「意志が弱い」なんて責めないでくださいね。

僕は、それは意志の弱さではなく、あなたの「愛する力」がそれだけ強かった証拠だと思うんです。

繊細さん(HSPさん)は、一度誰かを大切に思うと、その人の存在を自分の一部のように深く受け入れます。

だからこそ、物理的に距離を置こうとしても、脳と心がまだ「繋がっていたい」という本能に抗えないのは、至極自然なことなんです。

予測変換に名前が出るたびに指が震えてしまうのは、あなたの脳が「これ以上傷つきたくない」と必死にアラートを出している状態。

それは、あなたが自分自身を一生懸命守ろうとしている証拠でもあります。

そんな時、僕は、まずはその震える指をそっと反対の手で包み込んであげてほしいと思います。

「ああ、私、まだこんなに怖がっているんだね」「それだけ一生懸命向き合っていたんだね」と、自分に声をかけてあげてください。

無理に忘れようとしなくていいんです。

「忘れよう」とする行為そのものが、実は一番強くその人のことを意識させてしまう行為だから。

もし、また検索欄に名前が出てきて、どうしてもプロフィールに飛びそうになったら。

その時は、ほんの5秒だけ、スマホを置いて深呼吸をしてみませんか。

画面の中のあの人ではなく、今、この場所で一生懸命に生きている「あなた自身」の呼吸に意識を向けてほしいんです。

冷たい画面をなぞる指よりも、温かいお茶を持った時の感覚や、柔らかい毛布の感触を大切にしてほしい。

僕は、繊細なあなたが、SNSの小さな窓から見える景色に一喜一憂し、疲れ果ててしまうのがとても心苦しいんです。

あなたはもっと、優しくて、穏やかで、自分が自分でいられる場所で笑っていていいはず。

少しずつでいいんです。

今日より明日、明日より明後日。

検索欄の予測変換よりも、あなたの目の前にある小さな幸せに心が動く時間が、一分でも長く増えていくことを願っています。

あなたは一人ではありません。

その繊細さは、弱さではなく、いつかあなたを幸せにするための大切な感性なんですから。


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