以下の表に照らし合わせて優先度を考えてすべきことをすべき順序でおこなうというのがアイゼンハワーボックスというツールです。
相当、昔のことです。
ある大企業が実績が低迷していたときにある経営コンサルタントに業務改善、事業実績のアップの方策を依頼したときのこと・・・
数日が過ぎ、コンサルタントから業務改善と事業実績アップの提案書が届きました。
ただ、その報告書は。1ページしかありませんでした。
それも、数行の内容です。
そして最後にこう書かれていました。
この計画を実行して改善がなされなければ代金はいらない。
しかし、大幅な改善がなされたなら10,000ドル支払うように指示されていました。
その報告書の内容は、今日すべきことをすべて書き出して、重要度緊急性の高いもの順に並び換えて ひたすら一番上のものから実行しなさい。
というものでした。そして今日できなければ明日のリストに繰り越して。あしたまた重要度緊急性の優先度を考えながら同じようにひたすら一番上のものから実行していきなさい・・・
というものでした。今のようにTO・DO リストの活用とかタスク管理がまだ叫ばれていないときのことです。
普通の経営者ならこんなことだけで、改善するはずがないと馬鹿にしたかもしれません。
また、そんなこと全社員はいつもすべきことを考えてしているのだから、そんなこと言われなくてもわかっていると相手にしないこともできたと思います。
でも、その経営者は全社一丸となってTO・DOリストの活用とかタスク管理とかを徹底させました。
そして、一番上にあるような アイゼンハワーボックスのようなことや、すべきことリスト・優先順位を徹底させとにかくみんなで考え反省して各個人のすべきことを徹底させました。
そのことによってその経営者は、
その経営コンサルタントに50,000ドルの成果報酬を支払い、その後もその会社の専属のコンサルタントを依頼したそうです。
そして、そのコンサルタントがいつも言ってた 『口癖』は?
いつスタートするのですか?
今でしょう。今は今しかない・・・ が口癖だったそうです。
わたしはいつも 『あしたから・・・』が口癖です。
これからは、いつも 『今から(TO DO SOON!)すぐ実行』を口癖にします。あしたからではなく、今この時すぐに!! です。