辞めてもいい。逃げてもいい。

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コラム
おはようございます。
人事のパパです。

年度が変わり3ヶ月。最近では人間関係や職場の不安に関するご相談をいただく機会も増えてきました。

この会社に入ってよかったのかな?
今の環境でこれからもやっていけるだろうか?

輝く未来をイメージしていた就職活動。実際に今の会社に入ってみて「想像していたものと全く違った」というギャップに苦しんでる人もいるかと思います。「今が辛い」という風に感じている時の対処法をいくつかお話できればと思います。

本当に辛いのなら、辞めてもいいし逃げてもいい

まず、「これ以上続けるのは絶対無理」と感じた場合は、思い切って辞めてもいいと思います。日本は恵まれてるので仮に働かなくても、働けなくなっても死ぬ事はないと思います。

なので現状どうしても辛い、辞めたいという時は思い切って辞めましょう。逃げることも悪いことではありません。我慢を重ねた結果、精神的な病気にかかってしまう方がリスクです。

続けるメリット1 経験値を得られる

次は辛い状況でも続けるメリットとして、「それを乗り越えた人にしか見えない景色」というのを見ることができます。経験というのは目の前の壁を乗り越えることで初めて得られるものです。

それは乗り越えてから気づきます。「あの時は辛かったけど、それを乗り越えたら一気に気持ちが軽くなった」「あの時の辛い気持ちは何だったのか?」というように、辛いと思っていたことが、ふっとなくなる。これも経験でしか得られないものだと思います。

0を1にするのが一番大変

最初は2時間かかっていた仕事が、慣れてくると1時間で終えられるようになることがあります。これは分かりやすい成長です。自分の仕事ぶりを上司から認められ、褒められることは誰しも嬉しいものです。

そうするとどうなるか。仕事により磨きがかかり、新しい仕事を任せられます。それもこなすことで、今度はその仕事に見合った役職を与えられます。身についた能力に合った役職につく、それがピラミッド組織の構図です。これは続けることで得られるものです。

続けるメリット2 教えることができる

辛い時期を乗り越えたということは、それを「攻略した」ということ。ということは、新人にも教えてあげられます。自分が支えとなることができます。
新人から「これはどうしたらいいんですか?」というようなSOSに対して寄り添って対応することができます。経験がない人からのサポートと、経験がある人からのサポートはどちらが心強いですか?もちろん後者だと思います。

教える側も、教わる側も成長するのでどんどん好循環に入っていくので、組織全体に良い影響を与えることになります。「辛いことを乗り越える」というのは実はメリットはたくさんあります。

僕は経験者として「同じような悩みを抱えてる人に寄り添える」ということが一番のメリットだと思います。経験者の声の言葉はやはり響きます。

辞めるにしても、続けるにしても、一度は「自分はどうしたいか」「どうありたいか」ということを自分の心に問いかけてみましょう。「まだやれる」と思うのであればもう少し頑張ってみましょう。

後悔しないために

「やるべきことはすべてやった」「これ以上は続けられない」
という場合は新しい仕事にチャレンジするのもいいと思います。

ただ、後悔はしたくないですよね。思い切ってチャレンジをした結果、また失敗する可能性もあります。約束された成功なんていうものはこの世にありません。

例えば転職をして、もっと悪い状況に追いやられる可能性も勿論あるわけです。その時、「前の会社で続けておけばよかった」という風に後悔することは良くないので、「どんな状況になったとしても受け入れよう」という覚悟は必要だと思います。

転職したら今よりもっと悪い状況になってしまうかもしれない。けれど、それでも何でも受け入れるという覚悟があるのであればトライしてもいいと思います。自分に正直でいること。「どんな状況に置かれても、現実を受け止める」という覚悟が決まっているのであれば、うまくいくと思います。

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