価値観には人それぞれ「グラデーション」がある

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コラム
おはようございます。

みなさんは普段どのようにしてコミュニケーションをとっていますか?
何か特別意識していることはありますか?

より良い仕事をするために、より高い成果を出すためには、チームメンバーとの信頼関係やコミュニケーションが大きな鍵となります。ここは頭で理解されてる方は多いと思います。ですが、現場で苦戦している人も少なくありません。私が過去に経験したことも含め、「信頼関係の築き方」について書いていきたいと思います。少しでも参考になったら嬉しいです。

価値観には人それぞれの「グラデーション」がある


人が持つ価値観はそれぞれ違い、グラデーションがあります。
例えば果物を食べても「美味しい」と感じる人もいれば「美味しくない」と感じる人もいます。どれぐらい美味しいのか、どのくらい不味いのかという度合いも違います。そして、「その人の持ってる価値観をどう受け止めるか」ということも人によって違います。考えれば考えるほど複雑になりますが、まずは「複雑である」ということも受け止めなければなりません。

仕事であれば「結果を出すことが全て」という人もいれば「結果よりも達成計画の方が大事だ」という風に感じている人もいます。

自分の持ってる価値観だけで相手に接してしまうと、目線が合わずにすれ違いも生まれてて信頼関係も亀裂が入ってしまいます。そうなると、相手からすると「この人に話すはやめよう」「何を言をっても無駄だ」という風に思われてしまいます。そこまでいったら何をしても逆効果になります。そのため、まずは信頼関係を築くところから始めていきましょう。

ポイント1 相手に寄り添った対応をする


まずは相手の考えや気持ちに寄り添い、目線を合わせて接することが大切です。相手に聞くことだけではなく、「私はこのように思うけどどう思いますか?」という姿勢は会話のキャッチボールもしやすくなります。逆の立場になると分かりやすいと思います。

相手がどういう人なのか、どう感じているのか分からないまま自分のことだけ話すのはちょっと怖くないですか?どう思われるかわからないですし、積極的に打ち明けようとは思わないはずです。特に相手のプライベートなことを聞ききたいという時は、まずは自分から積極的に話していくと相手も話しやすくなります。

自分のことを隠しておきながら、相手の事ばかり知ろうとすると相手も心を閉ざしてしまいます。

ポイント2  肯定的に受けとめる


2つ目は「相手の言ったことを肯定的に受け止める」ということです。

相手が共感してくれるだろうというようなスタンスで話しかけた時に思わぬ回答が来ることもあります。「それは違うと思いますよ」という少し反抗的な態度を示してくる可能性もあるわけです。その時、感情的に受け止めてしまい、感情で返すということになると信頼関係に亀裂が入ってしまいます。ですのでまずは「どんなことを言われても一旦受け止める」という考え方は慣れておくと今後が楽です。

冷静な奴には敵わない  - イチロー -

相手の言葉に瞬時に反応してしまうと、ついつい心ない言葉を言ってしまったり、そういった「感情に身を任せた発言」は良い方向に進む事はまずないです。

まずは一旦受け止めて、冷静に頭の中で考えそれを整理して、相手に響く言葉に変換してから届ける。ということを意識するとお互いの距離感もグッと近づけられるのではないかと思います。

ポイント3  信頼は「一瞬の出来事で失う」と心得る


信頼関係を作るには時間がかかります。時間と労力、時にはお金を使いコツコツと、少しずつ積み上げていく必要あります。逆に信頼関係を失う時は、本当に一瞬の出来事で全てがゼロになってしまう。ここは常に心得ておいた方がいいと思います。この意識があるかないかで相手との接し方も大きく変わります。

相手に寄り添い、肯定的に受け止めることで話しやすい雰囲気を作ることができます。「何かあったらこの人に相談しよう」と相手に思ってもらうことで、働きやすい環境にもなるんですよね。「心理的安全性」というものが働くので、仕事に思いっきりあの力を入れて打ち込めるようになるわけです。

「これ言われたらどうしよう」とか常に上司の顔色を伺いながら仕事をしてるって言うのが一番パフォーマンス発揮できない。ですので、まずは仕事を一生懸命やろうと、でも失敗したらもうその時はしょうがないと思ってもらうのもいいと僕は思います。とにかく目の前の仕事に打ち込む。そして失敗した時はすぐに報告してもらう。という関係を作る事が、より良い成果を出すためのチームワークだという風に思います。

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