リーダーに必要な3つの要素

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おはようございます。

部下を100人抱える私が経験したマネジメント経験をもとに、「リーダーに必要な5つの要素」について書いていきたいと思います。

リーダーは「聞き役に徹する」と心得る


私がリーダーの役割でもっとも大切だと考えるのは「聞き役でいること」です。
最近調子はどう?、元気?、何か困ったことはない?
このように現場に聞いて回る。これこそがリーダーの仕事です。リーダーは何か問題が起きたとき、もっとも強い解決能力を必要とします。しかし、社員は最初から心を開いてくれるわけではありません。基本的にはだれしも、いきなり本音を話したりはしません。まずは自身が心を開いて相手に接し、粘り強く何度もアプローチをする必要があります。少しずつ信頼関係を築いていくことが上に立つ人の大切な役目です。逆に信頼を失う時は「一瞬」ですので注意が必要です。

リーダーは背景と意義を必ず説明する


立場が上になればなるほど、リーダーの役割は「いかに人に仕事をしてもらうか」ということになります。背景や意義を説明しておくと、相手はモチベーションが上がり、仕事の優先度合いや要求されているクオリティのレベルを判断できるようになります。これは習慣にさえしてしまえば、それほど難しいことではありません。

良きリーダーは良き説明者です。目標を目指して走っていても、今どのあたりをどのくらいの速さで走っているのか、もっと良いやり方はないのか知りたくなります。知らされるほうが、目標に向かおうとする力そのものがより強くなります。だから、数字をはじめとする情報はできるだけオープンにし、みんなで共有するほうが望ましいです。

リーダーは褒める時、叱る時のメリハリをつける


「褒めるときはみんなの前で、注意するときは個別に」
人は褒められるとうれしいものですが、場合によっては叱らなければいけないこともあります。私は決して感情的になってはいけないと考えています。しかし、ビジネスとしてではなく、人として許せないことが起きると、強く叱ることもあります。そこで心がけるポイントは褒める時は、できるだけみんながいる前ですること。反対に、悪い部分を指摘して改善を促す場合はできるだけ人目を退け、個別にすることです。そうすることで、相手に伝わる効果は倍増します。


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