8月の末に分杭峠へ旅に出た。
今年の夏は尋常じゃない暑さだったから、旅行なんて考えられなかったが、8月の西に私の欲しい甲が巡っているので行くことにした。8月の終わりなら少しは暑さも和らぐだろうと、前から決めていた。ところが、出発の1週間ほど前から最強の台風がやってきた。
日本列島を襲う強い台風だった、私は吉方位旅行続けている「運のいい男」で、雨に降られた記憶がほとんどない。だから、今回も何とかなるだろうと思い、車で信州に向かった。
案の定、道中、多少の雨はあったが、駒ヶ根に着く頃には、台風はなぜか進路を南に変え、日本縦断の勢いから外れてしまった。九州に上陸して、そのまま中国地方を東に向かった。台風が四国方面に南下してそのまま太平洋に出てしまった。信州がぽっかりと空いたような形になったのだ。
ネットでは、「大阪では二度漬け禁止だよ」と言うコメントがあったが、言い得て妙だと思った。
駒ヶ根に1泊して、翌日、分杭峠へ向かうつもりだった。峠に着くと、予想外に日差しが強く、むしろ暑いくらいだった。午前中、高遠城を見学し、それから、分杭峠へ向かうバスに乗った。9時の始発に乗り込むと、ほかには団体客が何人か乗っていた。家族連れのようでもあり、友達同士のようでもあり、スピリチュアル系の集まりのようでもあった。
分杭峠は木々に囲まれた静かな場所で、まるで昨日に戻ったような時間が流れていた。気感のある人は、ここで何かを感じるらしいが、私は特に何も感じなかった。ただ、心地よいとだけは思った。静かに座っていると、心拍数が妙に上がってきて、Apple Watchが警告を発してきた。ただの運動不足かもしれない、笑。
そんなことをしているうちに、次のバスの乗客たちがやってきた。日曜だからバスの本数も多く、これからもたくさんの人が来るだろう。スピリチュアルが好きな人がこれだけいるのは面白いことだと思った。私は次のバスで再びドライパークへと戻った。
その後、「見晴らしの湯」という温泉に入った。しばらく温泉につかっていると、非常に居心地の良い空間だったので、持ってきたパソコンとiPadを取り出して、しばし仕事をした。
考えてみると、日曜だということも忘れていた。私は特に毎朝出勤するような仕事ではないので、気楽なものだ。ただ、今年の夏を経験して思うのは、家にいなくてもできる仕事、あるいは自分で行く時間や場所を決められるような仕事でないと、これからの気候変動する地球では生きていくのが辛くなるのではないかということだ。
子供の頃、教育熱心な母親は「しっかり勉強しないと、いい会社に入れないわよ」と言っていた。今でも、そんなことを言っているのだろうか。むしろ、学校で良い子にしていて、一流大学に入って、一流企業に入ったとしても、毎朝この猛暑の中で満員電車に乗って通わなければならない。控えめに言って地獄だ。それを何十年も続けるのだ。冗談でなく、これからは職業選択が命に関わると思う。
だから、今、気の利いた親なら、「自分の好きなことを極めて、早く起業して、若いうちに資産を形成しなさい。会社に行ったり、役所に通うような苦しい仕事をしないようにしなさい」と教えるべきなのかもしれない。少なくとも、「リモートでできる手に職を得なさい。通勤するような仕事だと早死にするから」と導くべきだろう。
四柱推命では運が良くなるだけではなく、自分にとって向いている仕事もわかる。自分の才能がわかるのだ。子供のうちに自分の才能や性格がわかれば、職業選択はイージーだ。大人の世代からご自身の鑑定を依頼されることが多いが、子供がいるなら、子供の四柱推命を鑑定されると良い。何しろ生まれた時刻まではっきりわかるわけであるから、正確な鑑定ができる。
そんなことを考えた旅だった。