言い訳、ダメ、絶対!【恋人/復縁/片思い】

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コラム
最近立て続けにこの事について深く考える機会があったので今日はタイトルの通り、「言い訳、ダメ、絶対!」について書こうと思います。
これは恋愛だけではなく、仕事でも友達との関係でも大切な事です。
人はみんな言い訳をします。私もします。でも、出来るだけやっちゃダメです。

私は昔企業に勤めていた時、10年近く同じ会社に勤めていました。
色々あって会社のナンバー2として多岐に渡ってあらゆる仕事をさせて頂き本当に楽しい時間を過ごしましたが、その時に学んだ多くの事の1つがこれです。これが出来る様になっただけで会社での評価も周囲の人との人間関係も劇的に良好になったのを強く記憶しています。

今すぐ何故これが良くないのか理解出来なかったとしても、いつか「そうか、こういう事だったのか」と分かってもらえる瞬間に思い出してもらえたら嬉しいです。


①どの様な事が言い訳だと思われる?

└起きた事を説明すると、多くの場合で言い訳だと思われてしまう

そのまんまです。
起きた出来事について詳しく説明する。
こんな普通の事で当たり前の事ですが、これをやると多くの場合言い訳だと思われてしまいます。

いい‐わけ【言い訳】イヒ━
〘名・自他サ変〙 自分の過失・失敗や相手からの批判などに対して、事情を説明して自分の正当性を主張すること。また、そのことば。申し開き。言い開き。弁解。弁明。

引用…『明鏡国語辞典』
辞書で調べると「言い訳」は上記の様に書かれています。

そう、書いてある通り「自分の過失・失敗、相手からの批判などに対して」とあります。
自分の過失や失敗について説明すると言い訳になるというのはなんとなく想像しやすいと思いますが、自分の意図に関係無く相手にどう思われているか、も言い訳にカウントされるかどうかの判断基準の1つなのです。

私の恋愛相談や復縁相談では、多くの人がお相手とトラブルが起きてからご相談にいらっしゃいます。
何かしらうまくいかない事が起きているから相談してくださるという事が多いのです。

その様な時に皆さんがこぞってお相手にやってしまいがちな事の1つ、それが

説明

です!

例えば復縁希望のご相談者様の場合、お相手に「別れよう」と言われてしまった時に、大抵の場合は別れを決めた理由を聞きます。
相手が勝手に喋り出す事もあれば、自分で質問して知る事もあります。
それが本心である場合も本心とは異なる場合もあります。

しかし、その時に重要なのは、別れの理由を聞いて事情を説明し始めてしまうと「言い訳」だと思われてしまう可能性が高いという事。

さっき引用した辞書の文章
『相手からの批判などに対して、事情を説明して自分の正当性を主張すること。』
まさにこれです。

これを別れを告げられた方は「きちんと説明する事で相手と話し合い、向き合う」という勘違いをしがちです。

なんで勘違い?

それは、相手がもう別れを決意しているからです。
その状態での「説明」は「言い訳」です。
相手がまだ迷っている時、相手がまだ向き合うつもりがある時、話し合うつもりがある時は言い訳に聞こえない事もあるでしょう。
しかし、多くの場合はただの言い訳と化してしまい、相手からの印象が更に悪化します。

これは復縁じゃない場合も同様です。
恋人関係でも、付き合う直前の関係でも、夫婦でも、上司と部下でも、取引先でも、全部同じです。

相手が既に自分に対して何かを決めている場合、悪い印象を持ってしまっている場合、話し合いをする段階を越えている場合に説明する事はリスクでしかないのです。

②何故「説明」が「言い訳」になってしまうのか?

└言い訳がダメな理由は、後出しだから

説明が言い訳になってしまう理由は1つだけです。
「後から」の説明だからです。

なんで後からの説明が言い訳に聞こえるかは分かりますか?

後からだと、本当だろうが嘘だろうが本心だろうが何とでも言えるからです。

だから、言い訳って悪いイメージになってしまうんです。

誤解を解きたいのにそう思われてしまうのは嫌ですよね。
ですが、相手が自分にネガティブなイメージを持ってしまっている時に説明をすると、それが本心であれ事実であれ、相手には言い訳に聞こえてしまうものなのです。

③言い訳だと思われない様にするには

└重要なのは相手の立場に立って考える事

①②の状況で相手に「説明」をする場合、多くの人は誤解を解きたい気持ちや事実を伝えたい気持ちでいっぱいだと思います。

しかし、それって自分の事情です。
相手の立場に立って考えている状態ではないです。
だから「言い訳」だと思われてしまうんです。

なので、まず0番目に大事なのは相手が今どう考えていて、どういう感情になっていて、どの様な事が優先事項になっているのか、を考える事です。
その上で、言い訳に思われない様にするコツをお伝えします。


⑴素直になること
素直になればなんとかなります(雑
言い訳って結局自分のかっこつけの為にも使われたりするので、説明しなくてはいけない事柄の内容によってはその事自体を素直に受け止めてしまう方が早かったりします。
その時に守っているのが自分のプライドなのだとしたら、「そのプライドを守って状況が悪化するのと、誰も気に留めないこのプライドを捨てて素直に受け入れるのはどっちが大人だろうか?」と考えてみてください。

「Aさん、○さんへのメール、昨日送ってって言ったのにさっき送ってたでしょ?(怒)」
と先輩に言われて、(えー、だって昨日先輩が明日でも良いって言ったんじゃん。)とか(あの後マネジャーに明日でも良いよって言われたんだけど…)って思ってもそれをぐっと我満します。
それで「はい、さっき送りました。すみません。」と素直にしょんぼりした方が早いですし、先輩にネガティブな印象をわざわざ与えずに済みます。

どうしてもそれが気になってモヤモヤしてたら、後日飲み会の席などで良いので、先輩に酔っぱらったついでに「先輩!こないだ私先輩に怒られましたけど、あれ先輩が明日でも良いって言ったんですよー。先輩の事信じて言う事聞いたのにぃーーーー。」「だから今日は先輩には私の分まで飲んでもらいます!」ってかわいく言えば良いんです。別に飲み会である必要はないです、例です。

これを上手なコミュニケーションと言います。

⑵間違っていても1度受け入れる事
⑴とほぼ同じなのですが、仮に完全に誤解だったとしても1度全て受け入れる事は大事です。
特に相手が怒っている場合、感情的になっている場合には完全な誤解であってもよほど自分の名誉や人格の印象に影響がある様な大きな誤解ではない限り受け入れた方が良いです。(例えば犯罪とか、浮気してないのにしたとか、その誤解がクリティカルに今後に影響するものは、「ちょっと待って誤解誤解!」って大きい声で修正しようとすれば相手も聞いてくれる(はず)です。)

そうじゃない場合は1回受け入れた方が賢いです。

別れ際などだと、今説明しないと2度とその誤解を解くタイミングは無いって思うと思うので、「じゃいつその誤解を解くんだ?」って思うでしょうが、それでもです。
それでもつらつら説明(言い訳)をしてしまう方が関係が悪化しやすいのです。
別れ際で相手が自分との別れを決心し切ってしまっている場合は何を言っても同じだから、というのもあります。
その後連絡を取り続けたり会う事が出来る場合はその時に改めて「実はあの時さ…」って説明した方が相手の感情も落ち着いているので聞いてもらいやすいです。
※その後連絡が取れない予感がする場合、連絡しないと断言されている場合は、相手からの印象云々を考えずに説明をするのは手段の1つです。

⑶先読みをする
今日1番お勧めしたいのはこれです。
起きる可能性のある事を先読みしましょう、想像しましょう。
それが苦手な脳タイプの方がいるのは知っているので苦手な方にとっては「出来ない、分からない」になってしまうかもしれませんが、続ければ慣れていくと思います。

⑴の時に出した例では、Aさんは先輩に「取引先へのメール、明日で良いよ」と言ってもらってます。もしくはマネジャーにそう言われています。
だけど、元々当日メールをする事になっていたのであれば、場合によっては誰かに誤解を与える可能性があります。
誤解を与える可能性があるのは関わった人なので、1:先輩、2:マネジャー、3:取引先です。
なので、当日の夜会社から帰るタイミングで先輩やマネジャーに「取引先へのメール明日でOKという事だったので明日やりますね!」って伝えるだけで良いんです。それでダメなら「え、今日だよ今日やって!」って言われるかもしれないし、少なくとも次の日怒られる事はありません。
取引先にも、メール以外で連絡を取れる関係性ならそれを担当者に伝えておけば良いですし、そうでない場合はメールの冒頭に「○という理由で本日メール致しました」と正当な理由を添えれば良いのです。(先輩に言われたので、とかじゃないですよ)

そこまでする?って思いますか?
それでも、言い訳だと思われるよりも100倍自分を守れます。

(もしかして今日彼に冷たく接してしまったかもしれない…)と思ったら、それが理由で相手が別れを考える前にちゃんと連絡すれば良いんです。
『今日仕事で疲れててちょっと冷たい態度取っちゃったかもしれない。嫌な気分になってたらごめんね。』って。
そんな事相手が思ってなければそれで良いんです。
※あんまりにも心配し過ぎて謝ってばっかりなのは良くないんだけど

それぐらい、言い訳って思われるのは悪印象なのです。

④まとめ

今日は「言い訳、ダメ、絶対!」というタイトルで言い訳について書きました。
本当は別の内容を書く予定だったのですが、最近これについてご相談者様にお話しする機会が何度も連続で訪れたので先に書くことにしました。
私が社会人生活の中で学んだ重要な事の上位に入る内容です。
これが既に当たり前に出来ている人も多いと思います。素敵です。

ポイントは
・言い訳かどうかはタイミングと相手の心情によって変わる
・後からの説明はそもそも言い訳だと思われるリスクが高まる
・素直に1回受け入れる事で相手からの心象もそれ以上悪化しない
・先手を打ってリスクヘッジ

そんな私は最近、復縁の達成もそうですが別れを阻止するのが得意になってきております。(魔法使いじゃないから100%は無理)
そういう時にも基本言い訳はしない様にご相談者様に進言します。

条件が著しく厳しいのでお断りする事が大変多いですが、お受付すると決めた人には気合を入れて向き合いますので必要であればご依頼ください♪
愛着タイプと脳タイプ2種類を駆使して分析致します。
最近はご相談者様ご自身の成長の為に分析をご依頼頂くケースが増えておりますが、その結果私のご相談者様はみなさん大変前向きです✧
仲間になりますか?

明日、心が晴れますように♪
カウンセラー佐藤愛


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