何故私は男性の復縁が難しいと考えているのか。【男女心理】

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今日は長らく書こう書こうと思っていたのに全く進んでいなかった、男性の復縁について書いていこうと思います。

現在私の復縁商品には『男性からのご相談も承れます。ですが、男性からの復縁相談でお相手が女性の場合シンプルに進める事は難しい為、ハードルが高い事をご了承ください。』という記載があります。

これは私が考えるロジックからだと事実なので書いているのですが、「でもなんで?」って思う方もいると思うので、今日はそれについて解説します。
これは「諦めろ!」って言ってるんじゃ~ありません。
全て読んだ後に「僕なら大丈夫」と思ってくれるクレバーな方が1人でも多くいらっしゃる事を信じて書きます!
決して「男性は復縁出来ない」と言ってるのではありません。

①男性心理、女性心理の違い

└そもそも別れた後の心理プロセスが異なる

これは下記ブログ内でも同じ内容を書いています。
この様に、男性(脳)と女性(脳)では心理プロセスが異なるので、別れた後にそれぞれがどの様な心理になるか知っておく必要があります。
これはネット記事に良く書かれている事なのでご存知の方も多いと思います。
もちろん、どちらが別れを切り出したかとか、それが突然だったかどうかとか、その様な別の要因も関係してくる心理プロセスですが、基本的な事を書いていきましょう。

男性(脳)
別れてすぐは別れた事をサッパリと潔く受け入れる事が多い男性脳。
特に自分が別れを決めて切り出した場合は自分の決断が間違っていたとは考えたくないのが男性脳のため、「これで良かった」と別れを肯定します。
そして誰とも付き合っていないフリーな状態を満喫しようと考え、多少伸び伸びと暮らす事になる事が多いです。

人間は感情を脳の扁桃体という部位で作り出します。それを扁桃体の隣にある海馬と連携して短期的に記憶し、その後大脳皮質という場所に送り込んで長期記憶化します。
(※ちなみに海馬が大脳皮質に記憶を送り込む基準はまだ不明だそうなので、どの様な基準で各エピソードを海馬が長期記憶にしようと判断するのかは分かっていません。)
そして、そもそも男性の方が扁桃体と海馬の連携が得意ではないと言われています。加えて大脳皮質という部位は脳の中で言語も担当しますが、この言語化する力も男性の方が得意ではないため感情を明確に言語化しにくいのです。
そのため、男性は感情を長期的に記憶する事が難しく、ある程度の期間が過ぎるとその時の感情を忘れてしまいます。

つまり、別れた時に凄く嫌な感情を持っていたとしても、それを長期的に覚えている事が難しいのです。
その結果、嫌な気持ちになって相手と別れても暫く経つと「確かに嫌な事はあったけど、別れる必要あったかなぁ。」と考える様になるのです。

女性(脳)
一方女性脳は男性と異なります。
別れた直後にこの世の終わりという程悲しみます。
縋ってしまって相手に連絡をしてしまったり、復縁を強く希望して復縁サイトなどを漁るのもおしなべてこの時期です。

先ほどお伝えした感情を作り出す扁桃体の働きが女性の方が強いと言われており、だからこそ別れてすぐや感情的な出来事が起きてすぐは男性よりも感情的な言動をしがちです。
しかし、扁桃体と海馬の連携は女性の方が優れていると言われており、その感情を海馬で記憶し、それを大脳皮質に男性同様送り出します。
そして女性は言語化も男性より優れていると言われているので、海馬から送り込まれた「長期記憶にしましょう」と選ばれた記憶を言語化してしっかり記憶します。
そのため、女性は感情的になった嫌な記憶を長期的に記憶し、忘れにくいと言われています。

つまり、別れた後に大騒ぎしても、一定の期間が経つとそれを嫌な記憶として定着させるので「別れて良かった」と考える様になるのです。

※言語化力は女性が優れているとか、海馬との連携は女性の方が取れる、など書きましたがだからといってそれが性としての優位性になるとは限りません。
何故ならば、嫌な記憶は忘れた方が人生を上手に生きていきやすいと考える事も出来るからです。
余談ですが、『妬み』という記憶は男性の方が強く持つのですが、それは別のお話しなのでまた機会があれば。

まとめるとつまり、時間が経過して男性が(もしかして別れない方が良かったんじゃ…)って考えた頃には女性は既にその恋愛を過去の事として処理しているので、そういったタイミングの違いでうまくいきにくいのです。
現に私に復縁相談が入るのも、女性からは別れた直後~数日以内が最も多いですが、男性からは数ヶ月後に入る事が多いです。

②改善点に対する向き合い方

└復縁に改善は必須

これは男女問わず常に私がお伝えしている事ですが、復縁希望のご相談者様の多くは相手が別れを決めているケースが多いです。
別れの原因が相手の環境によるものであれば別ですが、そうではない限り原因はご本人にある事が殆どです。
ごく稀に別れを切り出した側に問題があって別れを言い出してしまうという事もありえますが、基本はご本人が原因です。

そうなった時に、別れの原因を解消する事は復縁にとって不可欠です。
それがご自身のポリシーや拘りに反していても、これが解消されていないとうっかり復縁出来たとしても同じ理由で別れる事になってしまいます。

全員が全員変わらないといけないわけではありません。
「その相手」とうまくいきたい人は変わらないといけないのです。
いつも言ってますが、自分を変えたくないのであれば相手を別の人に代えるだけです。

それでも、どんなに頑張って原因に向き合って努力しても、うまくいくとは限りません。むしろ可能性は低いです。
相手が既に愛想を尽かしている場合もありますし、恋愛の土俵に乗ってくれない事もあるので、「自分を変える」は最低限のラインという事になります。

しかし、そんな自分改革も、男性脳はあまり得意ではありません。

自分改革=今の自分を否定する事、と考える人が多いのでプライドが高い男性脳では受け入れられない事が多いからです。
「俺は俺のままで復縁なんとかするぜ」と思ってしまいやすいのです。
しかし、女性は別れる時に明確に別れの原因を持っている事が多いので、そのままの自分では「この人何も変わってないな」と思われて終了してしまいます。

一方女性はその点を柔軟に考える事が出来るので、必要であれば自分に向き合って改革して成長していく事に積極的です。
ただでさえ①で書いた様にタイミングに問題がある上にこの違いがある事は非常に大きいです。

③打たれ弱い

└目的達成のために必要な事よりも自分を肯定してくれる事が好き

これは復縁全般の話しというよりは、私の復縁相談が男性に合わない理由と言えると思います。

打たれ弱い、と書いてしまえばそれまでですが、少し②にも似ています。
男性と女性が喧嘩するシーンなどを想像してもらえれば分かると思いますが、とにかく男性脳は自分を否定する正論が大嫌いです。

なので今日の記事自体もそうですが、「○だから○!」って言われたら嫌になってしまうのです。
「○が理由で相手は別れを決めているから、あなたは○を改善しないといけませんよ」と言われたくないのです。

だから優しく「いいよいいよ」と全肯定してくれる先生が合うと思います。
恋愛をうまくいかせるために「モチベーション」というのは大切なので、優しく接してもらった結果モチベーションが上がって、それが好回転したらうまくいく可能性はあるのです。(その後も続くかどうかは別)

なので、かなりハッキリと伝える事になる私の相談には男性が極端に少ないのです。
そもそも②で書いた様に本気で復縁をしようと思ったら自己改革が必須だと私は考えているのでその前段階で心が折れて途中で相談を終えてしまう人は自己改革までいけないと考えています。

つまり、私にレビューを書いてくださっている数少ない男性のご相談者様は、復縁に限らずみなさん非常にメタ認知(自分を客観的に見る能力)が高い方か、そもそも仰っている内容やエピソード的に私に注意される必要が無い方のいずれかなのです。

④まとめ

さて、今日は何故私が普段男性の復縁が難しいと考えているのかを書いていきました。
男女問わず復縁には「自己改革」が必要だという事と、脳の働きの特徴が理由で心理プロセスに違いがあるという事です。

以上を読んで「俺は出来る!」「やってやる!」という男性がもしもいたらいつでもご相談ください。
私は相当厳しいしわざと感じ悪いハードルを作っている人ですが、少なくとも自分が今まで変えたいと思っていた部分があるなら、その改革のお手伝いは出来ますよ。
※途中で心が折れる様な人は優しい先生に相談した方が良いです!

それでは、明日、心が晴れますように♪
カウンセラー佐藤愛










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