【開放の領域~6つの気づき~】
人は、他者との交流で温かさや不快さを
感じたりして、相互に関連し合いながら
存在している。この様な相互関係の中で、
外で起こったことをどう受け止めるのか
(内的行動)、又、自身は社会に対して
どうアプローチしていくか(外的行動)、
これらの内的行動・外的行動に成熟した
姿勢が求められる。内的行動・外的行動
は、それぞれ3つあり、それらを足した
ものが「6つの気づき」と呼ばれるのだ。
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職場の同僚の女性が自分が在席している
のに自分にかかってきた電話に対応して、
事後報告すらせず、別の同僚にその話を
していたので、存在を無視されたように
感じて抗議した。という私が実際に体験
した出来事を、この「6つの気づき」を
用いて検証してみることにしようと思う。
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内的行動:自己の内的成長に繋げるため
の物事の捉え方。
①他人の意見や行動を肯定的に捉える。
【同僚の女性】
→否定的に捉えると…
「そんなこと言わなくても!」
⇒嫌な出来事で終わり
【私】
→肯定的に捉えると…
「あの行動はどんな意味かな」
⇒新たな気づき・成長につながる
※彼女は、自分の業務の前の担当で、
面倒をかけまいと思ってしたかも。
②何事においても自身の考えや行動を
再度振り返り考えてみる。
【同僚の女性】
→振り返らないと…
「何故怒るの?」
⇒気づきや反省が得られず、
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