「今」を感じる、その理由
「今」とは、「自分」そのものまず朝起きた時、どんなことを考えますか?私もそうですが、その日の予定を頭の中で組み立てて、どんな一日になるか想定しますよね。身づくろいしながら、朝食を食べながら、電車に揺られながら。体は今ここにいるけれど、頭と心は数刻未来を生きています。一日が終わりました。何を考えているでしょうか?今日あったこと、やったことの中で、一番強く印象に残っていることを考えるのではないでしょうか。スマホを眺めながら、音楽を聴きながら、駅の構内を歩きながら。体は今ここにいるけれど、頭と心は数刻過去を生きています。あなたの「今」は、どこかへ行ってしまってます。体が存在するのは「ここ」、疲れや達成感を感じているのは「今」なのに。今あなたが感じている場所のことより、過去や未来のことばかり考えていますよね。今感じている疲れよりもやりがいよりも、過去や未来へのこだわりばかり感じていますよね。「今」とは、ではいつやってくるのでしょうか。いつか、ではないのです。まさに「今」なのです。この記事を読んでくださっている「今」、あなたの心にある感情は何でしょう。◆つまらないなぁ◇サイレンが聞こえたな◆疲れたなぁ◇お腹空いた◆ちょっと寒いなそう、そう感じているあなたこそが、「自分」なのです。▼過去への「~すればよかった」▼未来への「~すべきである」ばかりでは、自分が何を楽しいと思うのか、辛いと思っているのか、どうしたいと考えているのかは、素通りしていってしまいます。そうすると、知らずに自分を追い詰めてしまうことへつながります。過去を振り返ることも、今後の予定を組み立てることも大事です。そしてそれ以上
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