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すべてのブログから「#山田五郎」タグの検索結果

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【追悼寄稿】「メメント・モリ」-死を想え、死を忘れるな-山田五郎が私たちに遺したもの

 この静かな、しかし確固たる響きを持つラテン語の警句は、私たちが日々の喧騒の中でつい忘れてしまいがちな、しかし絶対に逃れることのできない「いつか必ず死ぬ」という厳然たる事実を告げています。 どれほど富を築き、名声を高め、栄華を極めたとしても、死の絶対的な前ではあらゆる人間が平等です。「お前もまた、ただの人間であることを忘れるな」というこの言葉は、権力や富に溺れがちな人間の虚栄心を厳しく戒めるものとして、古代ローマの時代から人々の心に深く刻まれてきました。 美術の歴史を紐解けば、この「死の自覚」というテーマは、時代を超えて様々な形へと姿を変えながら、連綿と描き続けられてきたことが分かります。 中世のヨーロッパを席巻した、身分に関わらずあらゆる者が死へと誘われる「死の舞踏」や「死の勝利」の図像。あるいは、東洋において肉体が朽ち果てていくプロセスを冷徹に見つめた「九相図」、西洋で墓碑に刻まれた横たわる死体像「トランジ」など、かつての人々は死を生々しいリアリティをもって見つめていました。  やがてそれは、17世紀のオランダなどを中心に「ヴァニタス(人生の空虚さ)」という静物画のジャンルへと洗練されていきます。画面に配されるドクロや、時を刻む砂時計、そして今にも消え入りそうな蝋燭の炎は、いずれも地上の富や生命の儚さを象徴していました。 そして興味深いことに、これらの絵画にはしばしばリュートなどの「楽器」が描き込まれます。なぜなら、音楽がもたらす美しい響きや快楽は、奏でられた瞬間に消え去り、二度と引き留めることができないものだからです。それはまさに、形なき人生の儚さそのものを表していたので
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博識が遺した、色褪せない教養の光ー山田五郎という希代の先駆者

 山田五郎さんという稀代の知識人の歩みを振り返るとき、その出発点にあるのは、やはり「言葉の編み手」としての姿です。 上智大学を卒業後、講談社へと入社した彼は、若者たちのバイブルであった雑誌『ホットドッグ・プレス』の編集長などを歴任されました。 世の中のトレンドを見つめ、面白いものを世に送り出すその確かな審美眼が、のちの八面六臂の活躍の土台となったのでしょう。 そんな彼に、メディアという新たな舞台が用意されたのは1991年のことでした。『タモリ倶楽部』への出演をきっかけに一躍注目を集めると、『出没!アド街ック天国』をはじめとする数々のテレビやラジオ番組に欠かせない存在となっていきます。 どんなにマニアックで専門的なテーマであっても、彼の手にかかれば、誰もがクスッと笑えて深く納得できるお話へと姿を変える。 その圧倒的な解説力は、多くの視聴者を魅了してやみませんでした。 彼の語る言葉の深さは、大学時代にオーストリアで西洋美術史を学んだという、確かな背景に裏打ちされていました。 数々の美術入門書を執筆される傍ら、2021年にはYouTubeチャンネル『山田五郎 オトナの教養講座』を開設。登録者数70万人を超える大人気チャンネルへと成長させ、2025年にはその功績が認められて「伊丹十三賞」を受賞されています。 私自身、このチャンネルで配信された「聖徳太子とは実在したの?」という回を拝見したときの衝撃は忘れられません。まさに目から鱗が落ちるような、知的好奇心を激しく揺さぶられる「神回」でした。 歴史の定説を鮮やかに紐解く彼の語り口には、単なる知識の披露を超えた、本物の教養が持つ輝きがありま
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山田五郎さんの最後の授業はメメント・モリ

   山田五郎さんの最後の「大人の教養講座」がユーチューブで公開されました。テーマは西洋美術におけるメメント・モリ(死を忘れるな)でした。 鼻に医療用チューブを入れた五郎さんの授業はとてもわかりやすいものでした。 西洋美術におけるメメント・モリはどくろなどのわかりやすい象徴だけではなく、砂時計、置時計、虫に食われた葉など様々な象徴が使われることがわかりました。 授業が終わるとスタッフから「お体がつらそうだったので、今日はやらなくてもいいのではないかと思いましたが、やっていただけたのはどういうお気持ちだったのでしょうか」と問われると、五郎さんは「メメント・モリの対語はカルぺ・ディエム(今日の花を摘め)。今、摘まなくては明日は無理だ。今できることは今やる。そんなつもりで・・・」と答えられました。 続けて「5年半みんなで作ってきたチャンネル・・・これでしばらくお休みすることになると思うな・・しばらくなのか、永遠なのかわからないけど、ひとまずこの5年間ありがとうございました」と感謝を述べました。 とても、感動的な最期の授業でした。 ところで、たまにスピリチュアルな人は生まれ変わりを信じているから、メメント・モリは関係ないでしょう、と言われることがありますが、それは違います。 たとえ、生まれ変わるにしても、人生は大切に生きなくてはなりません。怠惰な気持ちや欲望に打ち勝つにはメメント・モリの気持ちは何よりも大切だと言えるでしょう。https://coconala.com/services/983852(左下のハートを押して下さると嬉しいです)
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山田五郎さんが語ったあの世の話

 美術評論家で雑誌編集者の山田五郎さんがお亡くなりになりました。あの軽妙な語り口がもう聞けなくなったと思うと悲しくてなりません。 さて、山田五郎さんは生前、中川翔子さんと20年近く「リミックスZ」というラジオ番組を担当していました。 そして、山田五郎さんは今春、ガンのために数日間昏睡状態になり生還された際、親友の中川さんに「死は無じゃない。意識は続いていてちゃんとあの世でも生きて行動していたよ」と語ったそうです。(出典 スポニチウェブ) 実は私はこれとまったく同じ話を知り合いの漫画家から聞いたことがあります。その漫画家は脳の太い血管が切れてしまい何日か生死の境を彷徨った後に生還し「時空を超えた旅をしていた。あれは幻想なんかじゃない」と語っていました。 私は幽体離脱の経験があるので、この二つの話は本当だろうと思っていますが、もう一つ証拠を出すとすれば「プルーフ オブ へヴン」(天国の証明)という外国の書籍です。 この書籍の著者はアレグザンダーというアメリカの脳外科医です。彼は脳の感染症にかかり生死の境を彷徨った時に鮮明なあの世のビジョンを見ました。生還後、彼は自分の脳のCTスキャンを見て愕然とします。その脳はほぼ完全に機能を喪失しており、夢や幻想などを見る能力はなかったのです。 この経験から、彼は脳というものは自ら精神活動を行う器官ではなく異次元からの情報を受け取る器官にすぎないのではないか、という説を展開していきます。 そして、「プルーフ オブ へヴン」(天国の証明)という書籍は全米で200万部を超えるベストセラーになりました。 このコラムを読まれた方は、この話をどのように思わ
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山田五郎さんが生涯を通じて伝えたかったこと

 美術評論家で雑誌編集者の山田五郎(やまだ・ごろう、本名武田正彦=たけだ・まさひこ)さんが14日、原発不明がんのため死去した。67歳。東京都出身。公式YouTubeで訃報が伝えられた。 山田五郎さんが生涯を通じて伝えたかったことカードの配置から読み取れるメッセージは以下の通りです。○「知る」ことは、世界を面白くし、人生を自由にする 単に知識を誇るのではなく、歴史や芸術の「背景」や「理由」を知ることで、一見退屈に見える世界がどれほど奥深く、魅力的なものに変わるかを伝え続けていました。○高尚なものと俗なるものを分けない(統合と調和) 高級芸術(ハイカルチャー)もB級グルメやサブカルチャー(ポップカルチャー)も、どちらも人間が作り出した等身大の文化であるという視点から、垣根を取り払って楽しむ姿勢を示しました。○歴史や人間の本質を面白がり、愛すること 名画の裏にある画家の葛藤や時代のドタバタ劇など、人間の完璧ではない部分(泥臭さや愚かさ)も含めて愛おしむことの大切さを、彼の語りは常に教えてくれていました。 彼の遺した言葉や解説は、単なる知識の伝達にとどまらず、「知的な好奇心を持って世界を見つめる楽しさ」そのものを私たちに手渡してくれたと言えます。ご冥福をお祈りいたします。
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