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Vol.8 短所をひっくり返すカードゲームで「ちょっとだけ外見が好きになる」話

2026年になりました。今年も、外見オンチアドバイザーとして、顔に関することを綴っていきます。外見に自信がない人は、 なぜか“性格の短所”まで自分に厳しくカウントしてしまいがちです。でもこれ、ほんとうはもったいない。 今日は、そんな自己肯定感をそっと押し上げてくれるお気に入りのカードゲーム 「短所を長所に変えたいやき」を紹介したいと思います。 「3人以上に言われたら、一度は受け止めてみる」 わたしには昔から、 「3人以上に言われたことは耳を傾けてみる」というマイルールがあります。 外見オンチも、性格の癖も、だいたいいつも同じところを指摘される。 つまり、 自分の短所だと思っているものって、裏返すと長所でもあるということ。 このカードゲームは、それをとても楽しく気づかせてくれます。短所カードを裏返すと、長所に変わる 遊び方はシンプル。 自分の「短所カード」を5枚選ぶ。↓裏返す。↓そこに“長所”が書いてある。これだけ。でも、これが想像以上にジワッと効くんです。■わたしの場合たとえば、わたしの短所。 おおざっぱ ずぼら せっかち だから、ずぼらな3分ヘナ染め派。 ……もう開き直るしかないラインナップ(笑)。 でも裏返すと、なんとこうなりました。 「おおざっぱ」→ おおらか 「ずぼら」→(カードにはなかったので「おおざっぱ」で代用)→ おおらか 「せっかち」→ 素早い言われてみれば、ちょっと救われませんか? “ああ、短所って、言い方ひとつなんだな”って。 ■外見コンプレックスが強い人にこそ試してほしい外見で悩んでいると、 「わたしのここがダメ」「あれもダメ」 と、どんどん自己否定の癖が
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Vol.5 わたしの原点──『エレファント・マン』と外見の痛み

外見オンチアドバイザーの山中登志子です。今夏、映画『顔を捨てた男』が公開されました。 整形手術で“新しい顔”を手に入れた男性が、自分と瓜2の顔を持つ男と出会い、奇妙な運命に巻き込まれていく物語です。動画配信がされたとき、ご紹介できればと思います。「顔をめぐる物語」にいつも何かの“気づき”をもらえます。わたし自身の「原点となる映画」があります。 中学3年の体育祭の仮装競技 中学3年の体育祭で、各クラスが担任の先生を仮装させて披露する種目がありました。 女装、キャラクター、いろいろな姿に変身させる——昭和らしい、いまなら間違いなくSNSで炎上しそうな競技です。 隣のクラスは、英語教師を“エレファント・マン”に仮装させました。 目の穴だけをくり抜いた布をかぶせ、運動場を1周させます。 生徒たちはくすくす笑っていました。 その教師も「暑かったじゃないか〜」とその後の授業で笑っていました。 でもわたしは、胸の奥がずっとざわついていました。 まだ15歳で、言語化する力も、抗う勇気もなかったけれど、 「これは何か、おかしい」という強烈な違和感だけははっきり覚えています。映画『エレファント・マン』との出会い その後、映画『エレファント・マン』(デヴィッド・リンチ監督)を観ました。病気(レックリングハウゼン病/神経線維腫症)によって容貌が大きく変化したジョン・メリック。彼が見世物小屋でさらされながら、必死に叫ぶあの言葉——「ぼくは動物じゃない! ぼくは人間だ!」 体育祭でのあのシーンが、鮮明によみがえりました。わたしが感じた違和感はこれだったんだ、と。 その数年後、「アクロメガリー」という病気に
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Vol.1「#脱・外見オンチ日記」スタート!

はじめまして。3つの顔をもつ「外見オンチアドバイザー」の山中登志子です。わたしはこれまで、 「編集者」「ヘナ染め美容師」「外見オンチ」という3つの顔をもちながら生きてきました。 10代から外見コンプレックスのかたまりで、 鏡を見るのも、写真を撮られるのも好きではありませんでした。 でも人生は不思議で、50代のいま、外見のしんどさを抱える人の話を聞き、外見にかかわる仕事をしているわたしがいます。 編集者としては、『買ってはいけない』(200万部)の企画&編集&執筆を担当し、 “見た目に惑わされず、中身を見る”というスタンスを大切にしてきました。 その経験は、外見の世界でも強い軸になっています。美容師としてはヘナ染め専門で、 髪や肌の「質」から整えることをお伝えしています。 そして外見オンチとしては、わからないからこそ、 “わからない人の気持ち”を想像する気持ちを持ち続けています。 この日記では、外見コンプレックスに悩んだわたしが、少しずつ心を整えてきた道のりを、肩の力を抜いて綴っていきます(週1回更新予定)。同じように鏡の前でため息をついたことがあるあなたへ。この小さな日記が、ほんの少しでも心をほぐすきっかけになればうれしいです。そして、ココナラでは、外見・恋愛・仕事・人間関係…言葉にならない思いもふくめて、 ゆっくりお話できる場所にしたいと思っています。来週は、わたしが「外見オンチ」と名づけた背景、 そこから生まれた“リセット・ルッキズム”について書いてみます。 やさしく、すこしずつ。 どうぞよろしくお願いいたします。山中登志子お知らせ*12月5日より、ココナラで「外見・ヘ
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Vol.4 わたしは「INFJ-T」──外見に敏感だった理由

外見オンチアドバイザーの山中登志子です。 今日は、わたし自身の “性格のくせ” の話をしますね。「人の相談を聞く仕事って、疲れませんか?」 なんて聞かれるのですが…… 実はわたし、MBTI(心理学者ユングの理論に基づいた性格診断)で 「提唱者(INFJ-T)」 という、かなりレアなタイプらしいんです。このタイプ、ざっくり言うと・・・*感情の変化にすぐ気づく。*言葉より“雰囲気”を読みとってしまう。*困っている人を見ると気になって仕方ない。*なのに、完璧主義で自分には厳しい。……はい、あてはまっていますね(笑)。昔のわたしは外見に自信がなくて、 人の視線にビクッとするタイプでした。 その「敏感さ」が、いまは人の気持ちを察する力になっているのかもしれません。 INFJは“静かな理想主義者”と言われるそうで、 「人の役に立ちたい」と思うと、 ちょっと頑張りすぎるくらい動いてしまう。 でもその反面、慎重だったり、悩みすぎたりもします。正直、弱点も多い性格です。 でも、外見の悩みってけっこうデリケートで、 言葉にならない部分に長く触れることが多いから、 こういう性質が仕事を支えてくれているとも感じます。 「表面的に答えを出すより、 その人のペースに合わせて一緒に整理するほうが好き」 これは性格というより、もう習性に近いです。 外見の悩みって、 明るく話せることでも、すぐ言語化できるものでもないですよね。 でも、ちょっと話してみたら、 「あ、意外とこの話してもいいんだ」と思える瞬間があります。今日は、そんな“わたしの裏側”を少しだけ書いてみました。 こんな性格の外見オンチアドバイザーですが
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Vol.3 本日オープン!「外見&ヘナ染め」セッションはじめました。染め」セッションはじめました。

本日から、ココナラでのセッションを正式にスタートします。対応は 電話/ビデオ のどちらも可能。ジャンルは 外見の悩み相談 と ヘナ染め(美髪ケア) の2本立てです。外見の悩みは「外見だけの話」ではない。外見にまつわる悩みは、じつはとても深くて、いろんなテーマとつながっています。恋愛・結婚セックス家族仕事・人間関係自己肯定感過去の傷つき生きづらさ外見の話をしているようでいて、“外見だけに収まらない心の根っこ” に触れることがよくあります。だからこそ、ゆっくり話せる場所が必要なのだと思っています。電話でも、ビデオでもあなたが話しやすい形で大丈夫です。【電話】声の温度で安心できる【ビデオ】表情や雰囲気を見ながらていねいに話せる。どちらでも、あなたがいちばん負担なく話せる方法を選んでください。わたしは、特別な正解を押しつけるつもりはありません。 外見に息苦しさを感じている方にこそ、“自分のペースでいい” ということを伝えたいのです。わたし自身、自分の「変わった顔」をカムアウトするまで20年以上かかりました。だからこそ、外見のしんどさには寄り添っていきたいと思っています。3つの視点でサポート外見オンチアドバイザーヘナ染め美容師編集者この3つの経験をいかして、あなたの“いい顔”を一緒に見つけていくお手伝いができればうれしいです。ここが、外見の悩みを抱えるみなさんのふっと息をつける「小さな避難所」 にもなりますように…。どうぞよろしくお願いいたします。山中登志子お知らせ*noteでは「これは事件です! でも人生はおもしろい」 をテーマに、わたしの“3つの顔”について綴っています。*実録エッセ
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Vol.2 わたしは「外見オンチ」

わたしはずっと、「外見オンチ」でした。センスに自信がなく、似合う服もわからず、気づけば黒い服ばかり。メイクも習ったことがなくて、苦手意識だらけ。変わらなくては、と思っても——そもそも「どう変わればいいのか」がわからなかった……。10代の頃は「ブス」「デブ」「おかま」と言われ、24歳のときには、つきあっていた男から「1000万円出すから整形したら?」と言われたこともありました。20代のわたしは、自分の「顔」との闘いのなかにいました。鏡も写真も苦手で、生きているだけでつかれるような毎日。そんな長い時間を過ごしてきました。わたしが “外見オンチ” という言葉を見つけたのは、2008年、自著『外見オンチ闘病記』を出版したときです。でも、外見オンチだったからこそ気づいたことがあります。外見には「正解」がない。SNSの美意識でも、メディアの流行でもない。その人が生きてきた時間や、心の質感のようなものが顔や雰囲気にそっと滲み出る。外見オンチの視点は、常識の外にいるぶん、その“にじみ”をまっすぐ見る力があるのではないか——そんなふうに思うようになりました。わたしはこの視点を「リセット・ルッキズム」 と呼んでいます。ルッキズム(外見第一主義、外見至上主義)とは、人を外見や容姿を基準に判断したり、差別したりする考え方ですが、わたしは「外見や容姿をあれこれ言うこと&思うこと」だと伝えています。外見の偏差値やランキングをいったん手放し、他人基準の美しさから離れる。そのうえで、自分のペースで、自分の心地よさや生き方に合う外見を取り戻す方法です。 長いつきあいの顔は、しんどかった日も、がんばった日も、一
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Vol.7 スポーツ紙と“美人”──外見記事を追ってわかったこと

Xで「リセット・ルッキズム」を掲げて、外見系ニュースをメモ代わりに淡々と投稿し始めて1年あまり。 フォロワーも3桁に届かない、静かなアカウントですが(笑)、続けていると“傾向”が見えてきます。そのひとつが——スポーツ紙、美人ネタがとにかく好き!もう、これは間違いない。 ギャップ萌えに弱いメディア ターゲットが男性中心だからなのか、「美人すぎる×××」ギャップがとにかくお好きなようです。職業が“意外なほど”美人だと、称賛のボルテージが一気に上がるのも特徴です。 お笑い芸人なのに美人、格闘家なのに美人、政治家なのに美人……といった感じ。 ここには堂々とした ジェンダーバイアス を感じます。これ、男だったらどうなるのかを想像するとわかりやすいです。語彙力の豊かさに、思わず感心 しかも、美人を褒める語彙の豊富さは圧巻。 最近だと、「令和の見返り美人」なんてキャッチもありました。 スポーツ紙の編集部、語彙力は本当にすごい…! ただ、どんなに褒めちぎっていても、「ネットの声によると」と前置きし、“あくまで読者の意見”として紹介するのがミソ。(選んでいるのは記者だろうに……) もちろん、これはスポーツ紙だけの話ではありません。 ・美はギャップがあると持ち上げられる。 ・美容整形は「劇的ビフォーアフター」が大好き。 ・男性ルッキズムの記事が近年増えている。 外見に関するニュースは、社会の“価値観の癖” がとてもよく見えます。わたしは「外見オンチ」代表として、本当は“美人もひとつの個性”と思いたい。でも現実には、美のヒエラルキーを面白がる文化がまだ強い と感じます。ちなみに、外見系の記事をどう集
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Vol.6 ヘナ相談で大切にしている4つのステップ(外見×髪のケア)

今日は、ヘナ染め美容師のわたしが大事にしている“4つのステップ”を紹介します。① 大まかな“全体像”を伝えるヘナは植物。白髪の染まり方、髪質との相性、好みの色味——まずは全体の流れや「どんな選択肢があるのか」をシンプルにお話しします。不安な気持ちで来てくださっている方が多いので、「まず地図をお見せする」 ことが安心につながります。② その方の髪に合わせて“細部”を説明する“全体 → 詳細”の順で説明することが大切です。ヘナも同じで、・髪の太さ・白髪の量・過去のカラー履歴・生活リズムこれらによって、最適な工程はまったく変わります。流れがつかめたら、その人だけの細かいポイントをていねいに解説します。③ 実際に“できる形”に落とし込むたとえば「この頻度なら無理なく続けられますよ」「最初の3回は○回染めがおすすめです」といったふうに、“自宅で再現できるレベルまで” 咀嚼してお渡しする のが3つめのステップ。知識を渡すだけでは意味がないので、生活に落とせるように調整して伝えます。④ 続けたときの“よろこび”まで橋をかけるヘナは即効性の美容ではありません。積み重ねると、髪のハリ・ツヤ・落ち着きがゆっくり育ちます。だから最後に、「続けたら、こんな変化が待っていますよ」と、未来のイメージを軽く添えます。ヘナがその人の生活の中で小さな喜びになるように、そっと背中を押す気持ちで話しています。ヘナは、髪を染めるだけのものではありません。髪が落ち着くと、気持ちが落ち着く。髪が元気になると、生活も整っていく。そんな“ゆっくり育つ変化”を大事にしながら、相談をお受けしています。(山中登志子)▼ noteで
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