Xで「リセット・ルッキズム」を掲げて、外見系ニュースをメモ代わりに淡々と投稿し始めて1年あまり。
フォロワーも3桁に届かない、静かなアカウントですが(笑)、続けていると“傾向”が見えてきます。
そのひとつが——スポーツ紙、美人ネタがとにかく好き!
もう、これは間違いない。
ギャップ萌えに弱いメディア
ターゲットが男性中心だからなのか、
「美人すぎる×××」
ギャップがとにかくお好きなようです。
職業が“意外なほど”美人だと、称賛のボルテージが一気に上がるのも特徴です。
お笑い芸人なのに美人、格闘家なのに美人、政治家なのに美人……といった感じ。
ここには堂々とした ジェンダーバイアス を感じます。これ、男だったらどうなるのかを想像するとわかりやすいです。
語彙力の豊かさに、思わず感心
しかも、美人を褒める語彙の豊富さは圧巻。
最近だと、「令和の見返り美人」なんてキャッチもありました。
スポーツ紙の編集部、語彙力は本当にすごい…!
ただ、どんなに褒めちぎっていても、「ネットの声によると」と前置きし、“あくまで読者の意見”として紹介するのがミソ。
(選んでいるのは記者だろうに……)
もちろん、これはスポーツ紙だけの話ではありません。
・美はギャップがあると持ち上げられる。
・美容整形は「劇的ビフォーアフター」が大好き。
・男性ルッキズムの記事が近年増えている。
外見に関するニュースは、社会の“価値観の癖” がとてもよく見えます。
わたしは「外見オンチ」代表として、本当は“美人もひとつの個性”と思いたい。
でも現実には、美のヒエラルキーを面白がる文化がまだ強い と感じます。
ちなみに、外見系の記事をどう集めているのかというと、Googleアラート を使っています。
「ルッキズム」「美人」「ブス」「顔」「美容整形」といったキーワードを登録しておくと、毎日どんどん記事が届くのでとても便利。
メディアリテラシーに興味のある方に、かなりおすすめです。
(余談)
「ヘナ」も登録しているんですが……
韓国の女優“ヘナ”さんの記事や、ヘナがほんの少量入っただけの“ヘナ入りヘアカラー”の宣伝ばかり届きます。
ヘナ100%とはまったく別モノなのでご注意を!
だからこそ、正しいヘナ染めを広めたい と日々思っている、ヘナ専門美容師でもあります。(山中登志子)
▼ noteで実録エッセイ「53歳で美容師になった理由」連載中。
外見と人生の物語を、もう少し深く綴っています。