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不眠症と間違われやすい睡眠障害について

~似た症状を持つ睡眠障害について知っておきたいこと~夜、なかなか眠れない。途中で目が覚めてしまう。朝早く目覚めてしまう。こうした「不眠症状」は多くの人が経験するものですが、必ずしも「不眠症」と診断されるわけではありません。​実は、これらの症状の背後には、他の睡眠障害が隠れていることもあります。​今回は、不眠症と間違われやすい代表的な睡眠障害についてご紹介します。不眠症と間違われやすい睡眠障害1. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(SAS)睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりすることで、頻繁に目が覚めてしまう状態です。​いびきが大きい、日中の眠気が強い、熟睡感が得られないといった症状が特徴です。​家族から「寝ているときに息が止まっている」と指摘されたことがある方は、専門的な検査を受けることをおすすめします。​2. むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)脚に「むずむず」「不快感」が生じ、動かしたくなる衝動にかられることで、入眠が困難になる状態です。​安静にしていると悪化し、夕方から夜間にかけて症状が強くなる傾向があります。​鉄分不足や特定の薬剤、カフェイン、アルコールなどが関与していることもあります。​3. 周期性四肢運動障害睡眠中に脚や腕が無意識に動くことで、睡眠が中断され、熟睡感が得られない状態です。​本人は自覚していないことが多く、同居する家族からの指摘で気づくこともあります。​むずむず脚症候群と併発することもあり、治療法も類似しています。​4. 概日リズム睡眠・覚醒障害体内時計のリズムがずれることで、社会的に望まれる時間帯に眠れない、または起きられない状態です。​「睡眠・覚醒
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朝起きられない子が1ヶ月で変わった理由

朝起きられない子どもを前にすると、親は焦る。「このまま学校に行けなくなったらどうしよう」そんな不安が、毎朝のように積み重なっていく。今回お話しするのは、ある女子中学生と、その保護者の相談です。※この記事は相談内容をもとにしていますが、本人が特定されないように一部事実を改変しています。「昼まで起きない」親からの相談相談の始まりは、親御さんの一言でした。「朝起きられないんです。いつもお昼の12時ぐらいにならないと起きてこなくて…。学校に行けなくて困っています」詳しく聞くと、寝る時間が極端に遅いわけではありませんでした。だいたい22時〜23時には布団に入っている。それでも翌朝は10時〜12時まで寝てしまう。日によっては12時間以上眠ってしまうこともある、という状態でした。起こそうとするほど、疲弊していく親御さんは当然、朝7時や8時に起こそうとします。でもうまくいかない。声をかけても反応がない。揺さぶっても起きない。起きても、また寝てしまう。朝が来るたびに、「なんでだろう」というモヤモヤが積み重なっていく。焦りもある。疲弊感も出てくる。そんな様子がこちらにも伝わってきました。学校に行きたくない理由は、見当たらなかった「学校に行きたくない理由があるんじゃないか」と確認しても、いじめなどの明確な原因は見当たりません。行ったら行ったで、特に大きな問題はない。本人も学校そのものを嫌がっている様子はありませんでした。ただ、授業にはついていけなくなっていました。親御さんの不安は、そこから一気に強くなります。「中学生のうちはまだ何とかなるかもしれない。でも、このまま高校生になって授業に行けなかったら
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ソーシャルジェットラグとは?

「寝だめ」で疲れを取ろうとしていませんか?平日の睡眠不足を取り戻すために、休日はつい長く寝てしまう…そんな「寝だめ」習慣、あなたにも心当たりはありませんか?実はこの行動、私たちの体にとってあまり良くないことがわかってきています。特に問題になるのが「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)」と呼ばれる状態です。ソーシャル・ジェットラグとは?「ソーシャル・ジェットラグ」とは、平日と休日で就寝・起床時間が大きくずれることで、まるで時差ボケのような状態が生じることをいいます。海外旅行で時差がある国に行ったとき、体がだるかったり眠気が抜けなかったりした経験はありませんか?ソーシャル・ジェットラグもそれと似たようなもので、毎週末に“時差地域”へ行っているようなものと例えられることもあります。「寝だめ」では睡眠負債は返せない?平日の睡眠不足(=睡眠負債)を休日に「まとめて」取り戻そうとしても、実際には睡眠を「貯金」することはできません。むしろ、以下のようなリスクがあるとされています:・体内時計のズレが生じ、健康リスクが高まる・肥満・糖尿病・心血管疾患・うつ病の発症リスク上昇・長時間眠っても、平日の日中の眠気は完全には解消されない・寿命への影響も指摘されている特に、平日に6時間未満の睡眠しか取れていない人が休日に寝だめをしても、寿命が延びるどころか短くなるリスクがあるという調査結果も報告されています。休日にたくさん寝たい…それって危険信号かも?「休日に長く寝たい」と感じることは、平日に睡眠が足りていないサインでもあります。睡眠不足のまま過ごし、週末に無理やり寝だめをするよりも、平日からなるべ
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夜型を一括りにしていませんか? ― 直す前に、立ち止まって整理してほしいこと ―

「私、夜型なんです」睡眠相談をしていると、この言葉を本当によく聞きます。ただ、話を丁寧に聞いていくと、同じ「夜型」という言葉でも、中身はかなり違うことに気づきます。夜型という言葉は便利ですが、少し雑に使われすぎているようにも感じています。「夜型」の中には、いろいろな状態が混ざっているたとえば、こんな方たちです。・夜型ではあるけれど、朝9時なら何とか起きられる・気づいたら昼夜が完全に逆転してしまっている・夜型だと思っていたけれど、実は慢性的な睡眠不足なだけ・休日に寝溜めしてしまい、せっかく整えたリズムが毎回崩れてしまう同じ「夜型」と言っても、困っているポイントも、必要な対応もまったく違います。それなのに、「夜型だから仕方ない」「夜型を治さなきゃいけない」と一括りにしてしまうと、本当は整理できたはずの問題まで、見えなくなってしまうことがあります。夜型=体質、とは限らない(でも否定もしません)もちろん、夜型の傾向そのものは存在します。特に若年者では、生理的に夜型に傾きやすい時期があるのも事実です。夜に頭が冴えやすい朝がつらいそれ自体は、決しておかしなことではありません。ただ、相談の中で感じるのは、夜型であること自体よりも、「どの程度の夜型なのか気づいていない人がとても多い」ということです。夜型に見えているだけ、というケースも多いよくあるのが、こんな流れです。平日は無理やり早起きして、睡眠不足が溜まる→休日前はストレス発散で夜更かしする→休日に寝溜めして、起きる時間が大きくズレる→日曜の夜に眠れなくなる→「やっぱり自分は夜型なんだ」と思い込むこの場合、本当に体質的な夜型でしょうか。それ
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就寝時刻の先延ばしを予防する具体例の紹介

特に理由があるわけでもないのに、つい夜更かししてしまうことはありませんか?スマホやテレビ、SNSなど、寝るつもりだったのに気づけば時間が過ぎていた…というのは、多くの人が経験しているはずです。こうした「就寝時刻の先延ばし」は、翌日の眠気や疲労感の原因になり、体内時計の乱れを引き起こすこともあります。そこで、無理なく実践できる対策を3つに絞ってご紹介します。① 睡眠スケジュールを「見える化」する☑️寝る・起きる時間の目標を決めて紙やアプリに記録☑️達成できたら〇をつけるなど、シンプルな仕組みで習慣化→ 睡眠記録アプリやガジェットの活用も有用です。② 電子機器使用のルールを決める☑️スマホや動画は「〇時まで」と時間を決めて使う☑️ベッドに持ち込まないことも効果的→ 初めから厳しくせず、少しずつ調整していくのがおすすめです。③ 寝る前の「代わりの行動」を作る☑️読書やストレッチ、日記など心を落ち着ける習慣を持つ→ 毎晩同じ行動を繰り返すことで、自然と眠気が訪れやすくなります。ただ、夜の自由時間が減ることでストレスを感じる方もいます。だからこそ、まずは必要な睡眠時間をしっかり確保し、そのうえで余暇の過ごし方を逆算して考えることが大切です。ストレス発散の方法も含めて、一人ひとりに合った形を一緒に探していきましょう。就寝時刻の先延ばしは、小さな意識と習慣の工夫で改善しやすい課題です。「分かってはいるけれど、続かない」「どう始めたらいいか分からない」という方も多いと思います。ここで紹介した内容はあくまで一例です。私自身が実践して効果を感じたことや、科学的に裏付けのある方法をもとに、一人ひとり
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寝つきが悪い?それ不眠症?実は睡眠リズムのズレかも

「布団に入ってもなかなか眠れない」「朝起きたときに疲れが残っていてつらい」そんな悩みを抱えて、「不眠症かもしれない」と思ったことはありませんか?でも実はそれ、不眠そのものではなく、“眠るタイミングがずれている”ことが原因かもしれません。このような状態は「概日リズム睡眠・覚醒障害(リズム障害)」と呼ばれています。不眠症と思っていたら、実はリズム障害?不眠症は「眠りたいのに眠れない」状態が慢性的に続き、日中の生活にも支障が出る状態を指します。一方、リズム障害は、眠る力はあるけれど、眠気がくる時間帯がずれている状態です。この体内時計のズレがあると、次のようなことが起こります。・寝ようと思っても眠気がこない・起きたい時間に起きられない・日中の眠気で集中力が落ちる(特に午前中)つまり、「眠れない」のではなく、「眠るタイミングが合っていない」だけかもしれないのです。代表的なリズム障害のタイプ● 睡眠相後退型・夜になるほど目が冴えてくる・寝ようとしても寝つけない・朝は起きられず、日常生活に影響が出る● 非24時間睡眠覚醒症候群・日ごとに就寝・起床時刻がズレていく・生活のリズムが不安定になりやすい● 交代勤務型睡眠障害・夜勤や早朝勤務などで体内時計が乱れる・寝るべき時間に眠れず、疲れが蓄積する不眠症とどう違うの?【不眠症】入眠:寝ようとしても眠れない起床:起きてもだるさが残る日中の眠気:強く、集中力が下がる主な原因:ストレスや心理的要因など【リズム障害】入眠:眠気がくる時間が遅れている(結果的に寝ようとしても眠れない)起床:アラームでもなかなか起きられない日中の眠気:タイミングによっては元気な
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