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「行動のしかたの見直し」についてもう少し掘り下げてみましょう

前回の記事で、あるピアノプレイヤーが “自分の行動のしかたの見直しを行ったらうまくいくように変化した” というケースを取り上げましたが、 今日はこの「見直しの話」をもう少し深く掘り下げてみたいと思います。 「うまくいかない事に疑問や不満がともなうとき」というのは、 行動のしかたのどこかが 「うまくいかないやり方をしているから」 なことが大変多いです。 (単純ですが本当にそうなのです) うまくいかない行動のしかたの現れ方には大きく2つあるようです。 1)行動しない(という行動のしかた) 2)行動しているが「しかたがズレている(間違っている)」 “感じたこと、考えたこと”を事に起こし表すのが行動ですので、 「感じている/考えている」ことが 「うまくいかないモノになっている」と観ることができます。 ところが私たちは 長年“○○だ、○○に違いない” と 無意識に思い込んで決めている” 染み付いていることだったりして、自分ではなかなか気づくことができない・・・そういうポイントです。 一見して両者の表向きは 1)は消極的、2)は積極的と、対極にあるように見えますが、 実は「中身は両方消極的」 “うまくいく方法を実行すること”の方を選べない、 という点で共通しています。 出方が異なるだけで、根っこは同じなのです。 1)行動しない(という行動のしかた) 前回の記事で扱った、あるピアノプレイヤーの事例です。 (前回の記事をご参照ください) 2)行動しているが「しかたがズレている(間違っている)」 ズレている、とは 意味や内容の勘違いや、はき違え、取り違えが起こっている状態です。 「間違え
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”聴けばわかるよ”と云われるけれど...

人の心のど真ん中に訴えかけ、刺さる、説得力のある演奏をする演奏者に共通していることがあります。 それは、 「さまざまな方向から“聴く”習慣を持っている」です。 だから「聴けばわかる」になるわけですが、、、 でも、 「じゃあ、どういう風に聴けばいいのか、わかるのか」”聴けばわかるよ”そんなこと云われてもわからないよ〜(/ _ ; ) と「ただ何となく聴いてしまう」日々が続いている方も多いのではないでしょうか。 今日は 素敵な演奏をする人の中身はいったいどうなっているのか⁈普段からどういう聴き方をしているのか、 そういうお話しを共有したいと思います。 ただ単に聴き流すのではなく 「音楽と人の“中身”を理解しようとする(心と頭で)」聴き方をしているのです。 その、「中身」の聴き方の視点には主に大きく4つ、要点があるように思います。 【聴き方の視点4つ】 1)「判定する」という聴き方2つ 2)「どういう印象・イメージの音か」という聴き方2つ 1)「判定する」という聴き方 「考える」聴き方です。 ①絶対音的な耳 一つの音の高低、その音がどこの場所にあるか判定する、という聴き方です。 聴き方の方法、コツなどを知って訓練し育てていきます。 ②相対音的な耳 一つの音(絶対)だけの判断ではなく、コードの前後や、進行の流れ、といった、他との関係性(相対)で音を調べ判定する、という聴き方です。 音楽のしくみ、すなわち基礎理論を知って、音や関係性を理解する力を育てていきます。 2)「どういう印象・イメージの音か」という聴き方 「感じる」聴き方です。 ①どういう気持ちが湧き上がるか  自分
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たのしく演奏していますか?

演奏者としての心の準備の大切さ 前回は、現実的な少々シビアな話になりましたので、 心がキュッと縮こまってしまった方もいらっしゃったかもしれません。 ですので今日はちょっと角度を変えて、 心が軽やかになるお話を共有したいと思います。 現実は厳しいけれど「だからこそ、どう演奏する?」 技術よりも、もっともっと前に 1番大事なのは 良い気分で、たのしく演る\(^o^)/ リラックス、ゴキゲン! ___________________ 私たち演奏者は、お客様に喜びや癒しを届ける役割を担っています。 そのためには、まず自分が楽しむこと、リラックスしていることが欠かせません! ⚫︎演奏中、私たちの内面がそのまま音に表れます。 心が重く沈んでいたり、何か気になることがあったりすると、 集中力が欠けてしまいます。 そして、その状態では、音楽の表現が十分にできなくなり、 曲の持つメッセージが伝わりません。 たとえ技術的には完璧でも、 心が曲に寄り添っていないと、聴く方に良い気分を与えることは難しいのです。 ⚫︎そのため、 日頃から自分自身の心の状態を整えることが重要です。 どのように心を軽やかに保つか、 その「智慧」を学ぶことが私たち演奏者には求められます。 すぐ実行できるスモールステップとしては、好きな音楽をただただ楽しんで聴く 自然の中を散歩して良い空気で深呼吸する温泉につかる美味しいものを食べるなどなど・・・自分が心地よい時間を大切にする 心を豊かにする活動を取り入れることも助けになります。 ⚫︎また、自己表現の一環として、 「日々の練習に感情を込める習慣を持つ」ことがとても大
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あなたはなぜ「演奏の」仕事がしたいのですか?

自分にそう質問して、向き合う時間を持ったことはおありでしょうか? 今日は、演奏の仕事がしたいけれどできない、 と悩む演奏者の皆さまに、 自分自身と向き合うことの重要性をお伝えしたいと思います。 少々シビアな話になるやもしれません。 現実をまっすぐ見つめ、把握し、 それでも「わたしはチャレンジする」という、 すばらしい価値ある熱量の方は どうぞ次を読み進めてください。 ___________________ 私自身、音楽の世界で 普通の演奏者として40余年ごはんを食べてきて、 音楽を通じて多くの方々と出会い、 喜びを分かち合うことができたことが、 人生の大変大きな宝物です。 音楽は人にとって、なくてはならない、たいへん価値あるもので、 人智を超えた、実に壮大で本当にすばらしいものです。 そういう世界の片隅で生きてこられたことは 心から感謝だと思いますし、だからこそ、 こういう喜びを、同じように望む演奏者の方々と もっと分かち合いたいと思っています。 一方で、演奏の仕事で生活を成り立たせることは、 決して容易ではありません。 (本業でも副業でも心構えは同じです)   1)まず、 あなたはなぜ演奏の仕事を選びましたか? 人前で演奏したいという気持ちは、多くの人に共通するものです。 一方、お金を取らなくても演奏の場は他にもたくさんあります。 友人や家族の前で演奏したり、 発表会やセッション、ボランティアで演奏場に参加したりする方法もあります。 それでも、あなたが演奏でお金をもらいたいと思う 理由はどこにあるのでしょうか? その想いを
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安心の助けになる「学習のステップ」の把握

何かの習得に向かって学習を進めるとき、 物事には「段階(フェーズ)」という自然の道すじがある、ということを きちんと健全に把握し、納得できておく。 自分が今、学習段階のどの位置にいるのか? 今やっている練習は 欲しいもののどこにつながるためのソレなのか? が「自分でわかっている」ということは、 焦ったり、自分にダメ出しして責めたりして、貴重なエネルギーを無駄に消耗することなく、 安心して進むことができる智慧の一つかと思います。 何事も、自然の流れに逆らってはいずれ立ち行かなくなるのです。 今日は、 「学習の4ステップ」を音楽に、 特には「即興演奏」に当てはめて ご一緒にイメージしてみたいと思います。 あらかじめ決められた譜面に頼ることなしに、即座に創作しながら演奏すること(インプロビゼーション)が、即興演奏です。そのとき瞬間にパッと思いついた、直感、ひらめきで奏したものですね。図:学習の4ステップ【学習の4ステップ】1)知識(知る)2)知識を意識した実践(机上や楽器への応用)フェーズ13)知識を意識した実践(机上や楽器への応用)フェーズ24)習得1)知識(知る)・インプット・「音楽のしくみ(理論)」や 「人の心のしくみ(心の学び)」、 「音が耳に入ったときや、楽器に触れるときの身体の感覚」 などを「知る」段階、時期2)知識を意識した実践(机上や楽器への応用)1・アウトプット・知っただけではできない だから知識内容を「意識しながら練習する」初期段階 「意識をしてもなかなか出てこない」段階、時期・練習問題を解いたり、 それを楽器に反映したり、という訓練 細かい部分練習にトライし続
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リズムが苦手なんです...①

多くの方から寄せられるお悩みコメントの一つです。 どういう風に苦手なのですか?と尋ねると、 ⚫︎拍が途中でズレてわからなくなってしまうんです ⚫︎タイやシンコペーションや休符があると、 何拍目なのか数えられなくなって、 どこを演っているのかわからなくなります ⚫︎場所によって テンポが速くなったり遅くなったりして一定しないんです ⚫︎リズムに「ノル」ことができません というコメントが多く返ってきます。 ですので、 今日は「リズム」をテーマにお話を共有してみたいと思います。 ひとことで結論をたたみかけてしまうのならまずは、・「カウント」キープと・「テンポ」キープなのですが、そんなことはどこでも云われるし、知ってるよ...わかっているけどうまくいかないのよ...なんですよね。わかっちゃいるけどなかなかできない...音楽はそういうことだらけ、なのかもしれません。ですので知ってるけどできない、リズムの課題をもう一つ深く掘り下げて、一緒に脱却の糸口を探ってみましょう。でもね大前提としてリズム「こそ」理屈じゃない んです。ここを踏まえて、次に進んでいただければと思います。次の図をご覧ください。 図1:各パートのリズム軽音楽全般には「ビート」があります。 ビートのリズムは譜面に音符として書かれていません。 音符に書かれているのは 「フレーズ(メロディ)のリズム」や 「コード(ハーモニー/和音)のリズム」です。 打楽器以外のポジションの奏者はたいがい、メロディや和音の「音符」を見て何となくリズムを奏でている状態になっています。 曲の中では メロディやコード、ベース音が「異なるリズム
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