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ごそごそ…何か気になるのかな?認知症者の入院生活

今日は病院でつける装着物について認知症者がどう感じるかについて。病院に入院してくると、身体にいろいろなものが装着されますよね。 例えば、Spo2のセンサーや点滴ルート、テレメータのコードにベッドサイドモニターがベッドの隣にあったりなど… これらはついつい私たち看護師は何気なく装着祖、「つけてても別に普通でしょ」って思ってませんかね。 さて、ここで問題です。 これらのものを家や施設で装着している人は何人いるでしょうか。 あまりいないことだと思います。 あくまで家や施設は生活の場であり、生命をモニタリングする機械や点滴などの治療道具は行われていないことが多いでしょう。 だって、する必要がないですから。 このことを踏まえ、病院に入院してきた認知症者がモニターや点滴などをいきなり装着されたらどう思うでしょう ・Spo2のブロープは指を挟まれて痛かったり、不快かも… ・自分の腕や足に針を刺され、勝手に変な管がついている…これはなんだろう…いらないから抜こう ・ベッドの隣にピッピッと音がする変な器械が置いてある。邪魔だ、不快だ という思いや行動につながることが想像できますでしょうか。認知症者はその場の環境に慣れることが困難な人たちであるといえます。ただでさえ、入院という異常な刺激の中にいます。 そのうえで普段の生活にないものは触れたり、目に見えたりすることは過ぎた刺激となります。 そしてこれらの刺激がせん妄や認知症の症状を増強させる要因の大きなきっかけとなってしまうのです。 よって、なるべく刺激を少なくするような対応をしてみましょう。 例えば、 ・Spo2センサーは挟むものから、テープ式の
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この人ってどうやって暮らしてたんだろう…認知症者の環境調整

早速ですが、今日は事例をひとつ。 アルツハイマー型認知症の患者さんが肺炎で入院してきました。 現在は入院3日目、点滴はまだ持続で本体も抗生剤もしています。 日中は落ち着いてますが、15時ごろよりそわそわ… どの病院でもよく起こると思いますけど、これ、なんでだと思います? スクロールする前に少し考えてみてください♪ ・・・要因は本当にいろいろなことが考えられます。 たとえとして、 ・熱発が夕方ごろにちょうど上がってくる。(熱性のせん妄) ・環境変化による不安やストレスが15時ごろに増強する ・帰宅要求があるけど言葉では上手に伝えられない ・入院前の以前いた場所では、15時に間食があった ・夕方ごろよりいつもは家事をしていた、散歩をしていた などなどです。 「そんなん情報すくなすぎでしょ!?」って思いましたよね!? そう!情報は不足していますけど、それが肝なんです! その【情報が不足している】っていうのが大事ってこと。 私たちが普段とっている情報収集用紙:アナムネですが、どこまで患者さんのことが把握できるように作られているでしょうか。緊急連絡先、普段の食事、排泄、運動機能、、、などはあるでしょうが、普段の生活についての記載はありますか。 『何時に寝て、何時に起きて、家事は誰が作って、どのような一日を送って、趣味は何で、嗜好品は何で、昔の職業は何で…』 これらの情報を知ることで、入院している認知症者であっても認知症のない患者と同じように落ち着いた生活を送ることができるかも知れません。 先ほどの事例に情報をつけ加えてみると、 ・普段は15時ごろより夫と共に間食を行う。たまに近所の友達夫
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まーたうろうろしてるっ、、、認知症者の徘徊へのケア

今日は皆さんよくお困りの徘徊についてのお話をしますね。 病棟でよく起こる、というか、よく認知症者がしているのが徘徊ですよね。 少し目を離すとうろうろ…あれ、どこいった!? あ!トイレにいました~!ってのもよく聞きますね笑 看護師にとっても(あ~もう!業務が進まないし!)って思っちゃうこのやっかいな行動。 やめてほしい、止まってほしい… でも、みなさん、この徘徊の理由って考えたことはありますか? 認知症者であっても一人の人間です。 これまでの生活や自分のやりたいこと、できることなどもあるでしょう。もしかしたら、認知症者はその自分の思いを体現しようとして歩き出しているだけのかもしれません。 例えば、 ・ただトイレに行きたいだけ(でも病院という慣れていない場所なので、トイレの場所がわからない) ・日課の散歩をしたいだけ(でもそれを上手に言葉にして伝えることができないだけ) ・いつも家にある財布を少し確認しておきたいだけ(床頭台にないから探し回っている) ・上記のような目的は、特にみられない徘徊(疾患や薬剤、認知症の器質的なものが要因)などです。 どうですか。これらの理由がわかればそれに見合った対応もすることが可能ではないでしょうか。 ・トイレに常に迷うのがわかっていれば、トイレに目印やトイレまでの矢印をつけて対応はできますよね。 ・また、単なる散歩であれば、離院にさえ気を付けていれば見守っていても大丈夫ではないでしょうか。 ・財布は貴重品という点からは大金を病院に置いておくのはおすすめできません。 しかし、家人に協力してもらって必要最低限のものが入ったものを置いておくことはできません
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あ、また外してる…オムツ交換のコミュニケーション

今日も排泄について少し考えてみましょう。 この前もお話ししたよくあるおむつをとってしまう行動。 とても困りますよね。 毎回毎回おむつを付け直し、またはずすたびに付け直し… 前回はおむつの不快感や焦燥感への対応を説明しましたが、 さて、この時の声かけは皆さんどんな接し方でしょうか。 「ちょっとー!またはずしてる!もうさっきはずさないでって言ったでしょー!」 「さっきから何回も言ってるよね!?もう本当にやめてください!」 こんな言葉が病棟の部屋からちらほら聞こえてくることも… 確かに看護師が何回も伝えて、何回も注意しているのは間違いありません。 ですが、その何回も言っていることを認知症者は理解できているでしょうか。 どこかもわからない場所で、いきなりきた白い服を着た人物にただ怒られ、不快感しか残っていないのかもしれません。 認知症者本人の気持ちとしては、トイレにもっていって処理をしようとしたから脱いだだけ…なのかもしれません。 認知症者は適切に理解することは困難でも、快・不快の感情は残っています。 こちらが眉間にしわを寄せ、問い詰めるような態度でおむつ交換や寝衣交換の介助をしていたらどう感じるでしょうか。 肩や腕にまず触れ、こちらを認識してもらった上で、 「○○さん、もしかしておむつが汚れていますか。よかったら変えましょうか」 と、落ち着いた口調で話をしていくことで不快な感情から、おむつ交換をすることによる快の感情を促せるかもしれません。 看護師の業務は多忙を極めます。 正直なところ、おむつはずしなんてやってらんないわよ!というのもとてもよくわかります。 ここは少し気持ちを落ち着け
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夕日が出るとそわそわ…夕暮れ症候群へのケア

さて、今日のお話は 夕方の、入院している、認知症者、といえば、、、 そう!夕暮れ症候群! この夕暮れ症候群は、その名の通り、 「夕方になるとそわそわ落ち着きがなくなり、帰宅要求や徘徊が始まるよ~』って症状です。 ここで考えてみてほしいのは、【なんで夕暮れ症候群が起きるんだろう】ってこと。 入院している認知症者は、その人のこれまでの生活をしていたうえで入院をしてきています。 私たちと同じ、生活を送っていた一人の人間です。 そのそわそわと落ち着きがない要因は、もしかして、お食事を作らなきゃ!と思っているのかもしれません。 洗濯物をたたみたいんでしょうか。 それとも、単に夕方の日課のお散歩でしょうか。 一人の人間として考え、それまでの生活を考慮して対応を考えていくことが大切です。 上記の例であれば、例えば、 ・声かけ一つにしても「お食事はこちらで今日は作っていますよ。ちゃんと息子さんの分も作ってありますから安心して下さい」といって安心感を与えることや、 ・ベッドで制止するのではなく、病棟内を1周横に付き添って歩行してみる ・病棟に洗濯物(ぞうきんやビニール袋たたみ)などの家事の関わる作業などはありませんか。 いつもは看護助手さんがしている作業も、理由を話して認知症の患者さんにしてもらうなどの対応をしてみてはどうでしょうか。 認知症者もわたしたちと同じ、一人の人間なんですということを意識づけ、対応をしていけると良いですね♪よろしければ下記サービスも出品しておりますので、お気軽にご相談ください。
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なんで怒るんだろう…認知症者の易怒性へのケア

今日は怒りっぽさ、いわゆる易怒性についてのお話をしますね。 看護師は人間関係の職業と言っても過言ではありません。 そんな中で特に困ってしまうのが、患者さんを怒らせてしまった時。 「えー、、そんなことで怒っちゃうか、、」って考えてしまうこともなきにしもあらず、、 特に認知症者の場合は何がスイッチになるか、なかなか理解するのは困難です。 でも少し考えてみてくださいね。 認知症者であれ、認知症を有していない人であれ、いきなり何もせずに24時間怒っているぞ!ってのはなかなかないかと思います。 きっかけは必ずあるはずです。 何がその人の気に触ったのかを考えてみましょう。 例えば、 ・夜間、オムツ交換を無言でやっていませんか →認知症はここがどこか、あなたが誰か理解するのは困難となる疾患です。 いきなり何も言わず、自分の体を触って下着や肌を触られたらどう感じるでしょうか。 夜中であっても肩を軽く叩いてから、少し合図を促してから介助に入るようにしてみませんか ・吸引も同じようなことがいえます。 きちんと声をかけ、認識をしてもらってからやっていますか。 もし抵抗するなら看護師多人数で抑え込むのではなく、 1人は吸引、1人は患者の耳元で説明をしながら、といった介助を行い、 安心感を与えストレスを軽減することはどうでしょうか。 患者さんの、特に認知症者の怒るきっかけは様々なものがあります。 その怒る要因も考え、スムーズに対応して行くことが出来るとよいてすね♪よろしければ下記サービスも出品しておりますので、お気軽にご相談ください。
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うーん、困ったな。オムツ失禁のケア

今日は認知症者のおむつ内での尿・便失禁について説明をします。 入院している認知症者ではよく便こねや、おむつ内の尿失禁をしたときにおむつをずらしてしまうなど、よく起こりえますよね。 それはなぜでしょうか。 一つ目の要因として、おむつ内に尿や便失禁をしたことによる不快感があるといえます。 認知機能が低下している分、我慢をすることや正確に看護師にコールボタンを押して伝えることが難しいのかもしれません。不快感を感じる部位が敏感になっているのかも… おむつ内排泄はトイレで行う爽快感はあったでしょうか。 認知症となっても、快の感情・不快の感情というものは最後まで残されるといわれています。 この不快感からおむつをいじっているのかもしれません。 また、恥ずかしさ・羞恥心から自己にて片付けようとしているのかもしれません。認知症となる前は、当然トイレで排泄を行っていたことでしょう。私たち看護師にとって、患者に対するおむつ介助というものはごく普通の介助に思えます。しかし、認知症者本人にとってはおむつ介助というのは大きな羞恥行為ともいえるのです。 「早く恥ずかしいから隠したい」「どうにかしたい」よいうような気持ちを汲み取っていくことが大切といえます。ではこれらの行動に対してどうすればよいでしょうか。 ・まずは排泄に対しての習慣化をしてみましょう。 その患者は絶対におむつじゃなければ対応できないでしょうか。 ポータブルトイレではだめでしょうか。 いつも排尿・排便をする時間帯や寝る前などに排泄介助を行い、可能な限り以前の生活に近づけた対応をしていくことが重要です。 ・おむつ介助時の時間はどうでしょうか。
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落ち着かないのはなんで?不穏・せん妄を軽減する方法

さて、今日は認知症者の生活について考えてみたいと思います。 入院している患者さんが、どうにもそわそわして落ち着かなかったり、帰宅要求をくり返すことはよくあると思います。 認知症の人にとっては、『入院』ということ自体が大きな環境変化です。 住み慣れた生活空間とはとてもいえないのが残念ながら病院という治療の場所だといえます。 「でもどうしようもないじゃない!治療しなきゃ、入院続けなきゃいけないんだし!」と思ったそこのアナタ! それはごもっとも! …ですが、少し意識を変えて、 病院を『住み慣れた生活空間に近づける工夫』をすることはできませんか? 自宅や施設から入院してきた患者さんは、どんな生活をしていたのでしょうか。 入院している現在と、生活していた過去ではどのような違いがありますか。 例えば、 ・点滴、テレメータなどは当然していないと思います。 →点滴本体をバスタオルやカーテンなどで隠し、ルートは包帯保護などしてみましょう。 ・生活していたところは個室でしょうか、大部屋でしょうか →大部屋の入院は、これまでの生活と比較して目から、耳から入る刺激が多すぎるのかもしれません。 個室への検討や、あえてカーテンで区切って刺激を調整してみましょう ・帰りたいのはなぜでしょうか。どんな理由がありますか。 →確かに帰りたいのはあると思います。 でも、これまで施設や家族に囲まれた生活をしていたため、ただ寂しさが大きく、話を聞いてほしいからそのような症状が出ているのかもしれません。 忙しい業務の中で大変とは思いますが、10分でも5分でもベッドサイドに座って話をきくことはできませんか。 このように生活
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これって夢?現実?レム睡眠行動異常

先日、ゲッターズ飯田さんのトークショーに行ってきました。 占い師のトークショーってどんなんだろうって行きましたが、 ジャズ演奏あり、笑いあり、占い相談あり、でめちゃくちゃ面白かったです♪ 占いの中にも六世占星術やタロットカードなり、たくさんの種類がありますよね。 その中の一つにあるのが、夢占い。 で、この『夢』と『認知症』は意外なところでつながっているんです。 と、いうわけで今回は夢をそのまま行動に移してしまう認知症の症状の一つ、 『レム睡眠行動異常』について。(少し強引な入りでした笑) このレム睡眠行動異常というのは、認知症の種類のひとつ『レヴィ小体型認知症』で主に起こります。 人間は睡眠をとっている間、睡眠のサイクル(レム睡眠→ノンレム睡眠→レム睡眠→…)をくり返しています。 レム睡眠というのは『体は眠っているけど、脳は起きているよ=夢をみているよ』 ノンレム睡眠というのは『体も脳もぐっすりお休み』って状態のことです。 普段、レム睡眠の時には脳が夢をみていても、その夢の中で起こっている行動は電気信号として体には届かない様になっています。でも、レヴィ小体型認知症になると、この電気信号のシャットダウンが難しくなります。 するとどうなるか、、、夢の中での行動がそのまま体に現れます。 夢の中で家の壁を修理している=現実では病院の壁を叩いている 夢の中で散歩をしている=病院を徘徊し続けている 夢の中で家族と話をしている=夜中中、ずっと独語を話している のかもしれませんね。 こんな時の対応として、 ・特に危なくなければ見守ってもよいと思います。 もちろんはさみや何かを叩こうとしてけがを
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食べたくないの?食べられないの?認知症者のお食事

今日は事例をひとつご紹介しようと思います。 入院している認知症の患者さんが、どうしてもお食事を食べません。介助しても最初は食べますが、徐々に開口は悪くなり… こんなこと、よくあると思います。 「はい、忙しいからもうやめね」といって食器を下げてしまうその前にやれることはありませんか。 『なんで食べないんだろう』と食べない理由をいろいろ考えてみてください。 例えば、 ・食器の色はどうでしょう。病院では白~クリーム色の食器が多いと思います。 もしかしておかゆやごはんと色が混ざってしまい、ご飯をご飯と認識できないのかもしれません。 自宅から使い慣れた茶碗を持ってきてもらってみることはできませんか。 ・介助をしなければ食べれないだろう、と思い込んでいませんか。 その人のこれまでの摂取方法はどうでしたか。右手でお箸を、左手で茶碗をもってもらうことはできませんか。 もしかしたら、自分でパクパクと摂取し始めるかもしれませんよ。 認知症者は食事においても、『目の前にあるのが食事である』『私は今からご飯を口に運ぶ』というような認識ができにくいといえます。 できる限り、これまでの生活に近い形で食生活の支援もしていけると良いですね。よろしければ下記サービスも出品しておりますので、お気軽にご相談ください。
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認知症の治療薬

認知症は、誰もが年齢を重ねると、かかりやすい病気の一つです。しかし、認知症の治療薬は、まだ日本では存在しません。アメリカでは、アルツハイマー病の治療薬が初めて認められました。 今回は、認知症の治療薬について解説します。①アルツハイマー病の原因 ②初めてのアルツハイマー病治療薬 まとめ ①アルツハイマー病の原因 認知症の1つであるアルツハイマー病は、脳の中にアミロイドβ(ベータ)プラークが溜まることが原因です。 アミロイドβプラークは、脳の中で作られるたんぱく質の一種です。 これが溜まってくると、アルツハイマー病の原因となります。 ②初めてのアルツハイマー病治療薬今回、アメリカで承認されたのは「ADUHELM」(一般名:アデュカヌマブ)という薬です。 初めてアルツハイマー病の病理に作用する薬として、承認されました。 これは大きな医学の進歩です。 この薬で、1人でも多くの患者とその家族が幸せになることを期待します。 認知症の予防にはアマニ油もエビデンスが証明されています。 まとめ アルツハイマー病の治療薬が初めてアメリカで承認されました。 これは大きな進歩であり、今後の医療における資源です。 日本でも承認が進み、早く治療に使えるようになると嬉しいですね。
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【これは、この人の役に立っているか?】人に奉仕したい気持ちの裏にある危険

「人に奉仕したい」と思った背後に潜む考えについて、お話しさせてください。もともと人を助けたいと心から願っていたのに、なぜか心が疲れてきてしまうと感じている方、私もその気持ちをよく知っています。介護ケアの現場で感じた経験を共有したいと思います。介護ケアをする際、ケアが必要な方を無意識に弱者とみなすことがありました。ケアの提供者として、自分はたくさんのものを相手に与えていると思ってしまうことも。だけど、その考えが、実は相手から多くのものを奪っているのではないかと感じることも。相手の自尊心や価値観、誠実さ、全体性。これらの大切なものを奪い、自分が優位にあると感じることが、時には自己嫌悪に繋がることも。この業界に足を踏み入れる方の多くは、他者を助けたいという純粋な心から始めるはず。でも、その純粋さが、自分を守る力が弱まっている時、ネガティブな方向へと導くことがあるのです。本当に人を助けたいと願っていても、気づけば自分の気持ちや欲求から目を背けることも。そして、それが続けば、どんどん自分自身や状況に対する不満や罪悪感が増えていく。「これは、この人の役に立っているのか?」と自問し、自分の存在の意味や目的を再確認してみることが大切。映画の一場面のように、すべてに縁や意味があると捉え、全体を俯瞰して見ることで、心のバランスを取り戻すことができるかもしれません。しっかりとした軸を持つことで、相手との境界をはっきりさせることができ、援助の過剰や共感の過度さからくる疲れを避けることができるのです。最後まで読んでくださった皆さま、心から感謝いたします♡りょこぴー
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スヌーピー好き介護士の介護実践忘備録 〜仕事を楽しくする秘訣について入居者様から学ぶ〜

入居者様から教わることが人生の考え方について考えさせます。10年近く介護の世界に入っています。何でこれまでこの仕事に関われているかというと・入居者様のこれまでの人柄、体験談を知れる・入居者様の人柄、体験談を知ることで、自分の生き方を考えられる・人生の先輩からの意見をもらえることこれらの理由が大きいです。これまで経験した話を聞けるのは介護に関わらないと難しいかもしれないです。入居者様は戦争を経験しており、歴史の本以外の知識などあります。今の社会の土台を作ってきたと言ってもいいかもしれません。これまで100人近く入居者様に関わり、学んだことがあります。これまで私が関わった入居者様の話を紹介することで、皆様にとっても人生を楽しく生きる秘訣になればと思い、記事にしました。よかったらご覧なってください。仕事が大変ではなかった100歳以上になる入居者さんがいて、女医さんの仕事をしていた人の話です。まだ医療体制も十分に整っていない時代を生きてきたので、苦労は沢山あったと思います。なので私は「仕事大変ではなかったのですか?」と聞くと入居者様は「大変と思ったことはなかったな」答えました。すごくないですか?仕事を楽しくやれていたんだろうと感じました。文句たらたらで「大変!」「忙しい!」と言わず、今の状況を楽しみながら仕事をしようと思いました。これまでの長生きする人の特徴として思うことは・神経が図太い生き方をしてる・家族様が沢山いて、家族関係が良好である・本人自身から幸せなオーラを感じる・明るい人柄を持っている・人当たりよく、表情がにこやかなことが多いように感じます。近寄るだけでも人を幸せにしてくれ
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スヌーピー好き介護士の介護実践忘備録 〜仕事を楽しくする秘訣について入居者様から学ぶ〜

入居者様から教わることが人生の考え方について考えさせます。10年近く介護の世界に入っています。何でこれまでこの仕事に関われているかというと・入居者様のこれまでの人柄、体験談を知れる・入居者様の人柄、体験談を知ることで、自分の生き方を考えられる・人生の先輩からの意見をもらえることこれらの理由が大きいです。これまで経験した話を聞けるのは介護に関わらないと難しいかもしれないです。入居者様は戦争を経験しており、歴史の本以外の知識などあります。今の社会の土台を作ってきたと言ってもいいかもしれません。これまで100人近く入居者様に関わり、学んだことがあります。これまで私が関わった入居者様の話を紹介することで、皆様にとっても人生を楽しく生きる秘訣になればと思い、記事にしました。よかったらご覧なってください。仕事が大変ではなかった100歳以上になる入居者さんがいて、女医さんの仕事をしていた人の話です。まだ医療体制も十分に整っていない時代を生きてきたので、苦労は沢山あったと思います。なので私は「仕事大変ではなかったのですか?」と聞くと入居者様は「大変と思ったことはなかったな」答えました。すごくないですか?仕事を楽しくやれていたんだろうと感じました。文句たらたらで「大変!」「忙しい!」と言わず、今の状況を楽しみながら仕事をしようと思いました。これまでの長生きする人の特徴として思うことは・神経が図太い生き方をしてる・家族様が沢山いて、家族関係が良好である・本人自身から幸せなオーラを感じる・明るい人柄を持っている・人当たりよく、表情がにこやかなことが多いように感じます。近寄るだけでも人を幸せにしてくれ
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人見知りが介護に向いている!?認知症の人とうまくいくコミュニケーション術をここだけ教えます

人見知りでも認知症の人とコミュニケーションがうまくいく方法があります。新人時代、人見知りで有名な介護職員でした。先輩、同僚でさえもろくに話すことができず、コミュ障の代表格でもありました。話せなかった理由として「何を話せばいいのだろうか」「今何を考えているだろうか」と相手のことを常に考えてしまい、思考が停止してました。そんな私が認知症の人を相手にする仕事を10年も続けられているのはコミュニケーションが嫌いということがなくなったからです。そんな私が学んだコミュニケーション術は「バリデーション」というコミュニケーション技術です。そこから自分なりのコミュニケーションの仕方を学んだからです。・バリデーションのコミュニケーション技術とは何か・バリデーションは誰でも実践でき、活用できる具体的な方法これらについて学ぶことで認知症の人のコミュニケーションがうまくなります。では、お話しさせていただきます。バリデーションとは何か?「バリデーション」とは、アルツハイマー型認知症と類似の認知症のご高齢者とコミュニケーションをとるための方法のひとつで、認知症の方の言動や行動を意味のあることと捉え、認め、受け入れることをいいます。認知症の人の感情(悲しみ・怒り・怖れ・不安など)を共感し、尊厳を守るコミュニケーション技術です。バリデーションの基本姿勢いくつかあるのですが5選紹介します。・傾聴する「傾聴」とは、ただ「聞く」のではなく、その奥にある気持ちを酌み取りながら耳を傾け「聴く」ことです。認知症の人が「部屋に誰かがいる!」と訴える場合は、まず「部屋に誰かがいるのですね」と相手の言葉をリフレージング(反復)し
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未経験介護士必見!3Kを覆す介護という仕事(or職)を選択するメリット5選

「介護業界って大変!」とよく言われる理由とは「体力的にきつい仕事だと思う」「精神的にきつい仕事の多い業界だと思う」「給与水準が低めの業界だと思うから」「離職率が高い業界だと思うから」とよく言われることがあるからではないでしょうか?でもどんな仕事にもきつい側面はあると思います。確かに命に関わる仕事であるのできついこともいくらかありましたが得られたことはありました。未経験で介護の経験を10年して、得られたことが5つありましたのでそれをお伝えします。1.先行きに不安がない「社会的に地位が高い」「家を建てる時、所得があまり高くないが、ローンが組める」「食いっぱぐれもないので先行きに不安がない」と思ってます。長く続けていけば介護福祉士を取得はできます。介護福祉士は国家資格の一つであります。なので食べていけなくなるという不安は他の業界よりも少ないです。⒉実生活に生かせる「熱などの病気の知識が身につく」「薬の知識が身につく」と思ってます。身近な人が熱などの症状がでてきても、知識があるため冷静に対応がきます。病気が進行しないための食生活などで気をつけたらいいことも一緒に学べられます。生活力が身につき、生活上の困ることが少ないはずです。⒊人生の先輩に関わっていられ、学ぶことがたくさんあるユニットケア型施設で働いて、高齢者と一緒に料理を作る中で、学ぶことがあります。お雑煮で利用者さんと一緒に料理しているとき「人参を桜みたいに切ると見た目も綺麗で美味しくなるよ」と言われ、切り方を教わりました。他お米のとぎ方、味噌汁の作り方、じゃがいもを包丁で切る方法などの料理の仕方を教わり、自宅で料理できるようにな
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高齢者への精油(アロマ)

みなさんお疲れ様です~今回から精油を中心に書いていこうかなと本日のテーマは「高齢者に対する精油」です高齢者に主に使う精油をまずは書いていきます~・床ずれ:ティートリー、レモン・かゆみ:ラベンダー、カモミールジャーマン・認知症予防:ローズマリー+レモン、ラベンダー+スイートオレンジみたいな感じです他にもいろいろありますが今回はこの中でも認知症予防について書いてみようかな認知機能予防として精油を昼用と夜用で使い分けます昼用:集中力を高める働きのあるローズマリーと   気持ちを高める働きが期待できるレモンをブレンド   できれば午前中に2時間香りを嗅ぐ対して夜用:安眠作用が期待できるラベンダー   リラックス効果が期待できるスイートオレンジをブレンド   就寝1時間前から2時間以上香りを嗅ぐ他に施設で高齢者28人にアロマテラピーを施し、その効果を測定。上記の昼・夜用のアロマを1ヵ月継続し、セラピーを受けた期間の前後で記憶力を調べました。正常の人は0点で、アルツハイマー型認知症の人だと14点以上になる機器で測定したところ、軽~中等度の11人は平均で5点改善しました。また、夜に良眠できたことで声出しなどの症状も緩和されました。アルツハイマー型認知症は嗅覚をつかさどる「嗅神経」から障害が起きるとされ、アロマはこの嗅神経に良い刺激を与えると考えられます。といった研究結果がありますアロマテラピーは薬に頼らない認知症対策として注目を浴びています。嗅ぐだけでなく、トリートメントやお風呂にも使えますよ!こんな感じでアロマについて書いていけたらいいな~ではではこのへんで~
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認知症を予防するには、炎症を抑えよう。

炎症は、肌で起こったりするので、その症状を経験している人も多いのかと思います。 この炎症は、脳でも起こっているんです。 そして、この炎症により、細胞が傷ついていき、認知症に、繋がってしまいます。 なので、炎症を抑えることが認知症予防に繋がります。 炎症を抑えるポイントは、よく食べることやストレスを避けることになります。 これは、1つのポイントになります。他にも様々な要因で、認知症は起こるのですが、大事なことになります。--------------告知こちらのサービスで、家族の悩みを含め、様々なお悩みをお伺いしています。
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