さて、今日のお話は
夕方の、入院している、認知症者、といえば、、、
そう!夕暮れ症候群!
この夕暮れ症候群は、その名の通り、
「夕方になるとそわそわ落ち着きがなくなり、帰宅要求や徘徊が始まるよ~』って症状です。
ここで考えてみてほしいのは、【なんで夕暮れ症候群が起きるんだろう】ってこと。
入院している認知症者は、その人のこれまでの生活をしていたうえで入院をしてきています。
私たちと同じ、生活を送っていた一人の人間です。
そのそわそわと落ち着きがない要因は、もしかして、お食事を作らなきゃ!と思っているのかもしれません。
洗濯物をたたみたいんでしょうか。
それとも、単に夕方の日課のお散歩でしょうか。
一人の人間として考え、それまでの生活を考慮して対応を考えていくことが大切です。
上記の例であれば、例えば、
・声かけ一つにしても「お食事はこちらで今日は作っていますよ。ちゃんと息子さんの分も作ってありますから安心して下さい」といって安心感を与えることや、
・ベッドで制止するのではなく、病棟内を1周横に付き添って歩行してみる
・病棟に洗濯物(ぞうきんやビニール袋たたみ)などの家事の関わる作業などはありませんか。
いつもは看護助手さんがしている作業も、理由を話して認知症の患者さんにしてもらうなどの対応をしてみてはどうでしょうか。
認知症者もわたしたちと同じ、一人の人間なんですということを意識づけ、対応をしていけると良いですね♪
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