こども食堂
テレビのチャンネルを変えても食べ物の画面ばかり。味を聞かれたタレントは「スゴイ」「やわらかい」ばかり。そしていつも気になるのが、「安い、安い」のオンパレード。1,000円越えの昼食を安いと大げさに言う。東京はどこに行っても1,000円のランチが安いのか?地方に住む私はいつも500円の数字を探して食べている。そして地方では誰もがIT企業に勤めてるわけじゃない。工場で油まみれになって400円の日替わり弁当を食べてる人もいる。それでも美味しい、大満足とはいえないが、そこそこの幸せだ。そんな人が多くいるのに、テレビで紹介する家族はいつもIT企業に勤めている。まるでそれが標準家庭であるようだ。小学生の子供に数種の塾に通わせ、大型テレビでサッカーを観戦し、毎朝ドジャーズの大谷を見る。本当にそんな家族ばかりだろうか?私の周囲には大谷を話題にする人は誰一人いないのに。私が世間とズレているのか?どんどんテレビの中に登場する人々とかけ離れていく。造りものの家族、造られた日々、何か人の生気を感じられない。そして別の番組を見れば、こども食堂の話題だ。様々な人がいる、それがマスであり伝えるのがマスメディアであるといえば、その通り。でも矛盾や疑問は画面から少しも感じられない。事実を伝えるだけ伝えて裏に潜む真実はスルーしている。様々な事実の集積が整理されていないから、一つの事実を紹介するのが精いっぱいで関連付けて考えさせる意見は出てこない。でも、こども食堂に通う子供たちは元気だ。ゴロゴロのジャガイモと赤いニンジン、黄色いカレーのコントラストは素朴でうまい。カレーを食べる子ども達の顔は、インタビュー中もほっ
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