ダメな自分は存在しない
今日、父から久しぶりに電話がきました。父は、私を大事に思ってくれていますし、私の幸せを願ってくれています。ただ…その深い愛ゆえに、私を自分が考える道にのせようとします。きっと、私は、いつしか父の考えていたルートから外れたのでしょう。それを認めてくれつつも、無意識に父は父の考える正しいルートに戻そうとします。私はそれについて、拒否することなくスルーしています。以前は、あっさりとスルーしているつもりですが、心に雲がかかるのは止められませんでした。私は父の事が好きですが、どうしても「ダメな自分」というスタンプを押されてしまう気がしていたんです。いえ、自分自身で自分にスタンプを押してしまうんでしょうね。「ダメな自分」「うまくできない自分」「何かが不足している自分」でも、本当はダメな自分なんていないんです。「ダメな自分」というのはいない。「自分をダメ」だと思ってしまう【思い】があるだけなんです。その思いがあるだけで、決して自分がダメなわけではないんです。自分がどう思っているか、感じているか…それを認めてしまえば少し楽になります。私たちはついつい…自分が持っている価値観や、周囲の空気にのまれて、自分の価値を判断してしいがちですが、自分をダメだと思い込む【思い】にのまれずに、あるがままの自分を慈しんでいきましょう。
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