『こうあるべきだ』と考えること自体は問題なし。
問題は『臨機応変に対応できずに縛られる事』にあります。
さらに「状況Aでは臨機応変、状況Bでは固執している」。
この原因こそ、アナタの心の中の『トラウマ』が原因でもあります。
トラウマによる執着
「こうあるべきだ」は、『価値観から起こり得る執着』です。
もちろん健全な執着だって存在します。
では、健全でない『執着』の場合はどうなるのか?
自分の中で「○○であるべき」「○○しなければならない」という価値観
↓
自分が「こうあるべき」を成し遂げられない
↓
「できない自分」の価値を見失う
↓
劣等感に苛まれ、焦ってしまい、人生の息苦しさに繋がる
このような問題が発生し、生きづらさの根っこになるのです。
何故トラウマと言えるのか?
アナタには思い出してほしい事があります。
それが「誰かにやりたい事や挑戦を否定された記憶」です。
「○○しなさい!」
「どうして○○できないの!?」
「○○じゃない。○○が正しいからそうしなさい」
「くだらない事してないで、○○しなさい」
「○○できるようになりなさい! できなきゃダメ!」
「みんな○○でしょ? あなたもそうするべき!」
これは行動の過程はもちろん、チャレンジすら褒めらない環境です。
つまり、『結果=自分を認めてもらう』以外が存在しなかったのです。
子供の愛されたい願望は残り続ける
これらは『○○でなければ愛されない』という価値観を植え付けます。
つまり、「愛される為には○○であるべき」となっていきます。
でも、「アナタの気持ち」や「アナタの性質」とはズレが生じる。
よって、自分の望まず形、合致しない形に自分を合わせようとします。
これが徐々に蓄積して苦しい。けれど、愛されたいから進路変更ができない。
こうした傾向を生み出す存在がトラウマと言うのです。
トラウマの能力
トラウマは「似た状況の時、イヤな感情の引っ張り出す力」があります。
身体が危険信号を出し、嫌な状況から避けたり、逃げるように仕向ける。
でも、逃げられない。変えられない。
それが生きづらさの根本なのです。
生きづらさを改善したい!
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