恋愛。
ドキドキして、わくわくして。甘酸っぱくて───
楽しいイメージが多い恋愛は、どちらかというと独身の頃のほうがしっくりくる。
結婚を経験し、離婚を経験し、子どもを育てていると「恋愛している暇もない」「時間もないから恋愛なんて」と、自分から後ろ向きになってしまったり…
恋愛って本来は楽しいもののはず。連絡が来ると嬉しくて、声が聞けるとドキドキしてふとした瞬間に思い浮かべて口元が緩んじゃうような。
恋愛ってそういう、くすぐったくて、甘酸っぱくて、幸せなもの。
なのに、結婚をして、夫婦関係がうまくいかなくなり離婚という決断をしてシングルマザーになると『恋愛』という言葉に抵抗を感じるようになる。
私自身も、シングルマザーになってから人を好きになって相手を好きだと思う自分に対して
『どうせうまくいきっこない』
って、どこか後ろ向きな気持ちを抱えていた。
元旦那の浮気を経験し、出会い系アプリの履歴に愕然として離婚してやると覚悟を決めて、いざ一人になると「男なんてどうせ若い子がよくなる」「子どもがいる女と恋愛したい男なんていない」「子どもがいるのに恋愛している時間なんてない」
そうやって、恋愛をしない理由を先に用意してしまっていた。
こうすれば、もう愛で傷つかないためという一種の防衛本能なのかもしれない。
それでも、子どもたちが寝静まった夜。油断したタイミングでふと誰かに寄り添ってほしくなる。女として誰かに甘えたくなる瞬間に出くわしたりもう一度誰かを大切に思ったり、思われたいと感じる時間が訪れる。
でも、子どもを育てている女性が恋愛をしているなんて世間(特に同じママ世代)に変な目で見られるんじゃないかという不安にぶつかる。周囲の視線が気になって、恋愛することに怖さを感じることもある。
そして、夜な夜な検索する『シングルマザー 恋愛』子どもがいる女性と恋愛をしたいと感じる人は少ないだろうなと思いながら検索した。恋愛対象外だという現実と、シングルマザーで恋愛をすることの難しさを先に知っておけば──恋愛で傷つく前に、自分で傷をつけて諦める理由を作っておく。
そうして、自分の寂しさを「弱さ」だと決めつけて、強くあろうとする。
だからこそ、シングルマザーの恋愛はハードルが高くなってしまう。相手の考えも、周囲の目もあるかもしれない。でも、本当にハードルを上げているのは自分自身だったりする。
ここで、1つ言っておきたい。
あなたが恋愛をしたくらいで、子どもは不幸になるでしょうか?
子どもを一番大切に思っていて子どもを守るために一人で育てると覚悟を決めて仕事も家事も子育ても、すべてを一人で背負ってきたあなたが恋愛しただけで子どもを後回しにするでしょうか?
答えは きっと違う。
誰かに甘えたくなる自分も誰かに大切にされたいと思う自分も弱さでも何でもない。ただ自然のこと。
シングルマザーだって恋愛をして幸せを感じていい。
幸せな恋愛をもう一度したいと思う気持ちは至極当たり前で自然なこと。
忘れないで欲しいのは母であるあなたも、あなたの子どもも丸ごと受け止めてくれる相手は必ずいる。
だから、諦めなくていい。
今、あなたと同じシングルマザーで2人の子どもを育てながら恋愛をしながら楽しく日々を生きている私がそれを証明しています。