85. 正月に毎年起きている

85. 正月に毎年起きている

記事
コラム
正月に毎年起きている「おもち事故」
― 元気な人ほど気をつけてほしい理由 ―

こんにちは!
山内流認定セラピストのかおるです

お正月といえば、おもち。
家族が集まり、笑いながら食卓を囲む時間は、とても幸せですよね。

でも実はこの時期、毎年のように
**「おもちを喉に詰まらせて救急搬送される事故」**が起きています。

まず知ってほしい事実

餅による窒息事故は毎年1月に集中

65歳以上が9割以上

「元気だった人」ほど起きやすい

実際に、東京消防庁の統計では
直近数年でも毎年100人前後が救急搬送されています

驚くことに、こうした事故は
・特別に体が弱っている人
・寝たきりの高齢者
だけに起きているわけではありません。

**「元気だった人」「普通に食事ができていた人」**に、突然起こる。
それが、正月のおもち事故の怖さです。

なぜ、おもちは詰まりやすいのか?

理由はとてもシンプルです。

年齢とともに、私たちの体は少しずつ
・噛む力
・飲み込む力(嚥下力)
が低下していきます。

この変化は、とてもゆっくり進むため、
本人に自覚がほとんどありません。

「去年も大丈夫だった」
「毎年食べているから平気」

そう思っている方ほど、実は要注意なのです。

おもちは
・粘着性が強い
・温かいと柔らかく伸びる
・喉や上あごに張りつきやすい

という特徴があります。

噛む力や飲み込む力が少し落ちただけでも、
喉の途中で止まりやすい食べ物なのです。

実は多い「こんな勘違い」

正月前によく聞く声があります。

・「私はまだ若いから大丈夫」
・「普段むせないから平気」
・「家族と一緒だから安心」

しかし、事故が起きる多くのケースは
**「大丈夫だと思っていた人」**です。

特に注意したいのは
・最近むせやすくなった
・食事に時間がかかるようになった
・口が渇きやすい
・声がかすれることがある

こうした変化がある場合。
体からの小さなサインかもしれません。

おもちを安全に食べるためのポイント

では、どうすればいいのでしょうか。
特別なことは必要ありません。

大切なのは、食べ方を少し変えることです。

① 一口は小さく
「小さすぎるかな?」と思うくらいでちょうど良いです。
目安は1cm角以下。

② 熱々を避ける
少し冷ましてから食べることで、
喉への張りつきを防ぎやすくなります。

③ 水分は一緒に
飲み込んでから飲むのではなく、
口の中にある状態で一緒に。

④ しゃべりながら食べない
笑った瞬間、飲み込みが乱れやすくなります。

⑤ できるだけ一人で食べない
万が一の時、周囲がすぐ気づける環境が大切です。

「気をつけて」は、愛情です

おもち事故の話をすると、
「縁起でもない」と感じる方もいるかもしれません。

でもこれは、怖がらせる話ではありません。
大切な人を守るための話です。

ほんの少し知っているだけで、
ほんの少し気をつけるだけで、
防げる事故があります。

今年のお正月は、
「気をつけようね」と一言添えて、
安全に、楽しく、おもちを味わってください。

今年もありがとうございました。
かおる
Reboot Body Lab ゆるるな
― 整えるを超えて、“再起動”する ―

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