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私は延命措置を望まない

ある高齢の女性Aさんの話です。Aさんは東京都内の老人保健施設で暮らしていましたが、40度近い高熱が続いたため、近くにある急性期病院に救急搬送されました。肺炎で一時は危険な状態だったものの、その後回復。しかし入院から約半月後に、担当医から「誤嚥のリスクがあるため、経口摂取は危険」と言い渡されます。そして、嚥下内視鏡検査の結果「経口摂取不可」の判断が下され、「禁食」となりました。つまり今後は何かしらの延命措置をするか、何もせず、そう長くない期間で訪れるであろう死を待つかの判断をしなければならなくなったということです。Aさんの夫は「命が助かるかもしれない方法があるなら、それを選んでほしい」とし、長女も「このまま別れたくない」といいます。これに対して、次女は「母には穏やかに逝ってほしい」とは思っていましたが、いきなり決断を迫られ、心が乱れます。彼女もとにかく生きていてほしいと考えたのです。結局、家族全員の意見で延命が選ばれました。そして、Aさんもこれを了承。「いいわよ、したいなら」まず、鼻から管を入れる経鼻経管栄養を試しました。しかし、これはAさんにとって大きな苦痛であり、抵抗感を示したので中止。胃ろう*はAさんが以前から拒否していました。*胃に穴をあけて専用のチューブを挿入し、栄養補給をする方法結果、腕の静脈に管を入れて栄養を取る中心静脈栄養が始められます。Aさんは24時間腕につながれた管から取る栄養だけで命をつなぐようになりました。皆さんはどう思いますか。Aさんの家族の気持ちが良くわかるという人も多いでしょう。しかし、申し訳ありませんが、私には、彼らは自分たちの自己満足のために、A
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85. 正月に毎年起きている

正月に毎年起きている「おもち事故」― 元気な人ほど気をつけてほしい理由 ―こんにちは! 山内流認定セラピストのかおるです お正月といえば、おもち。 家族が集まり、笑いながら食卓を囲む時間は、とても幸せですよね。 でも実はこの時期、毎年のように **「おもちを喉に詰まらせて救急搬送される事故」**が起きています。まず知ってほしい事実餅による窒息事故は毎年1月に集中65歳以上が9割以上「元気だった人」ほど起きやすい実際に、東京消防庁の統計では直近数年でも毎年100人前後が救急搬送されています 驚くことに、こうした事故は・特別に体が弱っている人・寝たきりの高齢者だけに起きているわけではありません。**「元気だった人」「普通に食事ができていた人」**に、突然起こる。それが、正月のおもち事故の怖さです。なぜ、おもちは詰まりやすいのか?理由はとてもシンプルです。年齢とともに、私たちの体は少しずつ・噛む力・飲み込む力(嚥下力)が低下していきます。この変化は、とてもゆっくり進むため、本人に自覚がほとんどありません。「去年も大丈夫だった」「毎年食べているから平気」そう思っている方ほど、実は要注意なのです。おもちは・粘着性が強い・温かいと柔らかく伸びる・喉や上あごに張りつきやすいという特徴があります。噛む力や飲み込む力が少し落ちただけでも、喉の途中で止まりやすい食べ物なのです。実は多い「こんな勘違い」正月前によく聞く声があります。・「私はまだ若いから大丈夫」・「普段むせないから平気」・「家族と一緒だから安心」しかし、事故が起きる多くのケースは**「大丈夫だと思っていた人」**です。特に注意したい
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