中学受験の最難関として注目を集める「新御三家」。
男子は駒場東邦・海城・早稲田、女子は豊島岡女子・鷗友女子・吉祥女子。
いずれも伝統御三家に並ぶ人気と実績を誇り、合格そのものが一つのステータスとなっています。
ここでは、偏差値・進学実績・卒業後の進路をもとに、
新御三家を目指す意味を具体的に見ていきます。
駒場東邦中学校(男子)
偏差値:68〜70前後
理系・医歯薬系志向の強い男子校。
落ち着いた校風で、知的で穏やかな生徒が多いのが特徴。
2024年度の卒業生227名のうち、
東京大学合格者は44名(約15.9%)。
東工大・一橋・国公立医学部なども多数合格。
理系進学者が約45%、医歯薬系18%。
卒業後は医師、研究者、エンジニアなど理系分野での活躍が目立つ。
堅実で努力型、思考力の高い生徒に向く学校です。
海城中学校(男子)
偏差値:65〜68前後
理系教育に加え、英語・探究型学習を重視。
グローバルリーダーを育てる現代的な進学校。
東京大学・一橋大学・早慶上理などへの合格者が多数。
海外大学進学者も年々増加しており、英語教育に強み。
卒業生の多くが国際企業やコンサル業界、研究職へと進む傾向。
リーダーシップを発揮し、世界で活躍したい生徒に最適です。
早稲田中学校(男子)
偏差値:64〜66前後
早稲田大学の付属校でありながら、外部進学も活発。
内部進学率は約60%、残りは国公立・医学部などへ。
東京大学・京都大学・慶應義塾大学など、幅広い進学実績。
大学附属の安心感と進学校としての実力を併せ持つ。
卒業後は大学・研究・メディアなど多方面で活躍。
柔軟な思考とバランス感覚を持つ生徒に向く学校です。
豊島岡女子学園(女子)
偏差値:70前後
女子校の中でも屈指の進学実績を誇る理系強校。
明るく活発で、努力を惜しまない生徒が多い。
2025年度卒業生249名のうち、
東京大学合格者19名、慶應75名、早稲田111名。
約17%が医学部進学という高水準。
進路は理工学系27%、医学系17%。
理系女性リーダーや医師、研究者を多数輩出しています。
鷗友学園女子中学校(女子)
偏差値:64〜66前後
自由と探究を重んじる校風。
社会問題や国際分野への関心が高く、発信力のある生徒が多い。
早稲田・慶應・上智・東京外大など、文系・国際系進学が中心。
海外大学への進学実績も伸びており、国際教育が充実。
卒業後はマスコミ、教育、国際機関など多彩な道へ。
自分の意見を持ち、表現力を磨きたい生徒に合う学校です。
吉祥女子中学校(女子)
偏差値:63〜65前後
面倒見の良さと安定した進学実績で人気の中高一貫校。
授業は丁寧で、穏やかな学習環境が整っている。
東京大学・一橋大学・早慶・上智など、進学実績は全国上位。
文理バランスが取れた進路構成で、教育・研究・医療系に強い。
堅実で誠実、学習意欲の高い女子に合う学校です。
まとめ
御三家が「伝統と格式の象徴」なら、
新御三家は「時代に合わせて進化する知の拠点」。
どの学校も、難関大学進学率の高さだけでなく、
生徒一人ひとりが“自ら考え、未来を切り拓く力”を育てています。
中学受験のゴールは合格ではなく、
その先にどんな学びと人生を描けるか。
新御三家は、その未来を見据えた選択肢のひとつです。