1日の仕事が終わってから、こんなことを思い返すことってありませんか。
「今日の面接、なんか盛り上がらなかったな」「答えは返ってくるんだけど、その人のことが全然見えなかった気がする」って。
質問の内容を変えようか、とも考える。でも何をどう変えればいいかわからない。そもそも、質問より前の段階に何かあるんじゃないか、と最近感じていて。今日はそのあたりの話をしたいと思います。
【「答えてもらえる空気」を作るのは、質問じゃない】
面接でよく耳にする悩みに、「きちんと答えてくれるんだけど、なんかテンプレっぽい」っていうのがあります。
これ、候補者さんの準備が丁寧すぎるっていうのもあるんですけど、多くの場合「本音を出していい場所だ」と感じてもらえていないことが原因だったりします。
たとえば、面接官がメモを取ることに集中しすぎて、ほとんど目を合わせていない。開口一番「では始めましょう」と言って、すぐ確認事項に入る。これだと候補者さんは「ここは試験の場だ」と判断して、安全な答えを選びにいくんですよね。
わたしが意識するようにしたのは、最初の1〜2分を「ただの会話」にするということです。「今日どちらから来られましたか」「暑い中ありがとうございます」みたいな、それだけのこと。でもここで笑顔で話せると、部屋の空気が少し変わります。
【「この人に話してみたい」と思ってもらえると、面接が変わる】
候補者さんが本音を話してくれる面接って、たいてい「この面接官、なんか話しやすいな」と感じてもらえているタイミングで起きます。そのために大事なのが、「聞く姿勢」を先に見せること。
たとえば相手が話しているとき、少し前のめりになってみる。「それは大変でしたね」「なるほど、そういう背景があったんですね」って一言返す。これだけで、候補者さんが「ちゃんと聞いてもらえている」と感じて、次の話を自分から膨らませてくれることが増えました。
もし「自分の面接のやり方、これでいいのかな」と感じていたら、ここならで気軽に相談してみてください。
【「また来たい」と思ってもらえる面接にする】
採用における面接は、候補者さんにとっての「会社体験」でもあります。どんな質問をされたかより、どんな人に会ったか、どんな雰囲気だったかという印象のほうが、記憶に残りやすいんですよね。
「いい面接だったな」と思ってもらえると、たとえそのときに採用に至らなかったとしても、あとで「知り合いに紹介しよう」「機会があればまた応募したい」という気持ちにつながることもあります。
質問の内容を磨くことも大切なんですが、その前に「来てよかったと思ってもらえる場になっているか」を、ちょっと振り返ってみるのもいいかもしれません。
今日の面接、どうでしたか。もし「なんかうまくかみ合わなかったな」と感じているなら、明日の面接から、最初の1〜2分だけ意識を変えてみてください。採用のこと、一人で抱え込まずに気軽に話しかけてもらえたら嬉しいです。