面接で、経歴もスキルも完璧なのに、なぜか「この人と一緒に働きたい」と思えない。
逆に、不器用だけど「この人なら任せられる」と確信できる。
この差は一体どこから来るのでしょうか?
■私、ケマナラは何者か?なぜ、ココナラにいるのか?
私はこれまで、事業部長、人事責任者としてHR業界を20年経験してきました。現在は独立し「KM3 Creative Studio」の代表として、採用代行(RPO)や人事コンサルタントとして企業の採用支援や現役面接官を継続しています。
▼プロフィールはこちらから
数千人の面接を行ってきた私が行き着いた答えは、その人が「働いている(主体性)」か「働かされている(受動性)」かという、根本的なスタンスの違いです。
■「働かされている人」の言葉には、体温がない
「前職ではどんな工夫をしましたか?」という質問に対し、
「会社の方針だったので、これをやりました」
「マニュアル通りに進めました」
こうした回答は、一見正解に見えますが、面接官には響きません。なぜなら、そこには「自分の意志」がないからです。
「働かされている人」は、成功も失敗も「環境や他人のせい」にしがちです。
面接官は、その言葉の端々から「入社後も指示待ちになるのではないか」というリスクを嗅ぎ取ります。
■面接官が本当に聞きたいのは「あなたの葛藤」
一方で「働いている人」は、たとえ小さな業務でも、
「もっと良くするために、自分はこう考えた」
「反対されたけれど、粘り強く交渉した」
という、自分を主語にしたエピソードを持っています。
これこそが、面接官が喉から手が出るほど欲しい「主体性」です。
自分自身の意志で仕事に向き合っている人の言葉には、独特の熱量と説得力が宿ります。
■未経験のエンジニア志望者に合格を出したエピソード
私の経歴でエンジニア業界にいたため、エンジニアの面接にもよく携わっていました。
「未経験で、ソフトウェア開発エンジニア志望」
仕事の将来性や時代背景もあり人気のある仕事ですが、未経験者を採用する企業はとても少ないのが現状です。
また、職種の人気に乗じて「未経験からはじめる、ソフトウェア開発職」と採用ハードルが低い求人票を出しているにも関わらず、入社した後、実際には開発業務に一切携わることができない(させない)という「ブラック企業」もあることを、応募者からよく耳にしていました。
全く酷い話です。
ある時、一人の未経験者の開発エンジニア志望者の面接を担当しました。
その方の職務経歴書は、まだ若くこれまでの経歴もアルバイトのみという、エンジニアとしてのキャリアも肩書も全く無い、業界ではいわゆる「素人」そのものでした。
■面接の中でのやりとり
いよいよ、面接がはじまります。
緊張のせいか、ソワソワしていて、目も泳ぐ状態。
まだ若い方は特に、「面接」という普段とは異質な空間で緊張してしまうのは仕方ありません。
面接官として、そこは余り気にしていないのも正直なところです。
面接の質問を進めている中で、
「何かエンジニアになるために、学ばれていることや努力されていることはありますか?」
という、オーソドックスな特に変わったものではない質問をしました。
その方は、こう答えました。
「自作でラジコンを制作しています」
開発エンジニア志望の方で、趣味や学習の一環で資格学習や何か自主制作されている方は珍しくありません。
「そうですか、何か工夫はされていますか?」と質問しました。
■情熱や努力がこれまでのキャリアを超える時
その方は、緊張しながらこう答えました。
「はい、3年ほどかけて少しずつコツコツ制作しているのですが、プログラムを動かすため、バイト代を貯めて買った2万円ほどの基盤を、ハンダ付けが苦手で、2回ほど焼き切ってしまいました。でも次こそは成功させたいと思っています。」
そう自慢げに答える目には、嘘偽りは一切なく、そして情熱に満ち一生懸命貯めたバイト代を費やし、3年の日々の中で失敗を繰り返し、悔しい思いをしたであろう日から、また立ち上がり、そしてまた「大失敗」をしても「あきらめない」という姿勢に胸を打たれました。
と同時に、その純粋で健気な姿勢に思わず同席していた開発責任者も私も「大笑い」してしまいました。
その方の「情熱や努力する姿勢」を「未来の可能性」と評価し、満場一致で「採用」となったことはいうまでもありません。
■その方の開発エンジニアとしてのその後のキャリア
時は流れ、その方が入社されてから3年の歳月が経ちました。
私の手元に昇格申請が届きました。
そこには「ソフトウェア開発部 リーダー」の文字がありました。
さらに、3年が経った頃には、
そこには「ソフトウェア開発部 マネージャー」の文字がありました。
■あなたは「どちら側」として話をしていますか?
面接という短い時間の中で、自分を「働いている人」として表現するのは、意外と難しいものです。
自分では一生懸命話しているつもりでも、客観的に聞くと「受動的」に聞こえてしまうケースが多々あります。
不採用の通知には、その本当の理由は書かれていません。
「なぜか評価されない」「自分の強みが伝わっていない気がする」
もしそう感じているなら、一度「プロの面接官の目」で、あなたの言葉をチェックしてみませんか?
■現役面接官が、あなたの「不採用の理由」を本音で伝えます
「なぜ落ちたのか分からない」まま、次の面接を受けようとしていませんか?
20年の人事責任者と現役面接官としての視点から、あなたの受け答えが面接官にどう響いているか、忖度なしのフィードバックを行います。
・自分の話が「働かされている人」に聞こえていないか?
・面接官が本当に納得する「主体性」をどう表現するか?
不安を自信に変えて、次の面接を「選ばれる場」から「選ぶ場」へ変えましょう。
あなたの言葉は「主体的」に響いていますか?現役面接官が直接診断します。
▼ 「働かされている人」の壁を突破し、面接官に「この人と働きたい」と思わせる模擬面接はこちら
仕事の「主導権」を取り戻し、圧倒的な成果を出せる自分へ。
▼ 元営業部長12年の知見で、あなたのマインドを「売れる営業脳」に書き換えるコーチングはこちら
▼あわせて読みたい
【面接の「正解」を探して迷子になっている方へ】
面接官が本当に見たいのは、あなたの「正解」ではなく「本質」です。
【仕事の「主語」を変えるだけで、結果が変わるという話】
明日から意識を変えるだけで、あなたの市場価値は劇的に高まります。
📢 ケマナラからのメッセージ by KM3 Creative Studio
「一人でぐるぐる悩む時間は、もうおしまい。『安心』に変えて、一緒に次の一歩を考えませんか?」
最後までお読みいただきありがとうございます。
20年の人事・採用経験を持つプロの現役面接官の視点から、あなたの現在の悩みに合わせた「最短の解決ルート」を一緒に探します。
▼サービス一覧・プロフィール・ご相談はこちらから
多くのお問い合わせをいただいておりますが、一人ひとり丁寧に対応させていただきます!