私は占術師と歩み初めてから、表に出てきてからは一年。
潜伏していた期間をいれると二年となります。
占術師としての私と、巫としての私と、死に神としての私。
私は十八尾格の死に神巫でもありますが。
同時に占術師でもあります。
一応ヒトに認められたプロとしての資格もあるので、
趣味としての占術とは少々違うとも言えます。
ということで、おはようございます、狼龍沾狐です。
さて、今回は良い機会なので、
占術について少しでも知ってもらえるように、
私の学んだ占術について少しお話しましょう。
占術についての学び。
占術についての学びと一言で言っても、
占術の基礎的な部分は正直誰でも学べます。
参考資料片手に、基本的なやり方を覚えれば
良いだけですからね。
ただし、応用や能力など力の部分に関しては
少々特別な素質が必要になることや、
非科学的な事を知っている必要があります。
私が占術をやるうえで、真っ先に神様達から学んだことは、
『問は真剣に、誠と敬意をもって行う必要がある』ということです。
私達占術師は、何を視てもそれを受け入れたうえでどうするか?
と、言うことを常に考え続けます。
例えばですが、自身の未来を視て、
死相が視えたとしても、それに対して
何が出来るか?を考えるのです。
本来の占術や占いというのは『可能性』を伝える事です。
占術や占いの本来のお役目というのは、
先に見える可能性に対して、挑むモノが
対策をたてられるように助力をすることです。
ヒトの道は多くの『可能性』で出来ており、
私達のような存在でない限りは、
道の先の終わり方が殆どは決まっていません。
分かりやすい例えをするなら、カメラや肉眼の
ピントのズレが発生し、ぼやけている景色みたいなモノです。
それらの『可能性』を私の場合は神様達にお伺いするなどして、
教えてもらい、教えてもらった内容を
ヒトに分かりやすい形に翻訳して伝えるのがお役目と言えます。
ただ、当たり前ですが、必ずそのモノにとって
望んだ先が視えるわけではありません。
今こうしている、こうなる可能性がある。
と、言うのは良いことも、悪いことも含めて視えるのです。
ただ、基本的にそういった事が視えた場合は、
かなーりオブラートに包んで警戒するように
伝えたりする事もあれば、あえて伏せる場合もあります。
私達が伏せる時は助言が出来ない時ですね、
助けられないなら、伝えても不安しか残らないので。
占術師としての学び。
占術師としての学びとしては、単純に多くの学びがあります。
非科学的な事をいうならば、私は神様仕えの巫でありながら、
死に神としての格を持ちます。
そう言う意味では、神様達と身近に接することがあり、
同時に現世ではなく、幽世側の存在としての側面が
強いと言えます。
実際神様仕えとなってからは、本質を見ることが
得意となりましたが、それによって失ったモノも多く。
得た力と等価となる分のヒトとしての部分を失ったと言えます。
まあ、今はヒトとしての部分が残っていないので、
純粋に肉体はヒトの形をした、魂は異形化している幽世側の
存在と言えるのですがね。
そして、そんな私が学んだ中の幾つかをあげるとすると。
『一般的な占いは自身の魂との対話であり、
視える可能性に嘘をつかれることがあること』。
『私達の使う占術は、神様達の言葉のない言葉を
伝えるためのものであるのですが、残酷なほど純粋に
先見が出来るゆえに、言霊の扱いには気をつけなければ
ならないこと』。
『どんな相談事に対しても、誠をもってして答えること』。
『嘘をついてはならないこと』。
このあたりです。
神様仕えをしているので、嘘をつかないのは当たり前として、
言霊の扱いに関しては今現在も修行中であると言えます。
なにせヒトとしての魂部分がないので、
ヒトの持つ大多数の一般的な常識というモノから
私達はかなり外れている存在です。
なので、基本的に扱う言霊に関してはかなり
注意して使っているとも言えます。
なにせ、言霊がどれだけの力を持っているか
知っているので扱い方を間違えればどうなるかも
知っています。
言霊って軽視されがちですが、
使い方を知っていれば、簡単にヒトの命を
奪っちゃうような狂気にもなりますからね。
昨今の占いについての学び。
さて、ここまでで私の学んできたことを幾つか語りましたが。
昨今では『呪術』に近い占術が結構多くあります。
本来の占術や占いというのは『即効性がありません』。
基本的に視えた可能性に対して「努力」した結果として、
その可能性にたどり着ける道標だからです。
ただし『呪術』は違います。
『呪術』は『即効性があり』直ぐに効果がありますが。
それに伴う『代償』が存在します。
私達が言うところの、『荒神様』や『禍津神様』などに
依頼するのであれば、それは正当な理由で
巡りに戻れなくなる命が増えるだけなのですが。
私達が『穢れ』と呼ぶ存在に依頼した場合。
肉体を失った後、真っ当に生きていたほうが
マシだったというくらいの苦しみが待っている事が
多いです。
最悪同じ『穢れ』になってしまいますし、
前者に頼むなら自己責任ですが、
後者に頼む場合は私達のお役目が増えるので、
色々と覚悟したほうが良いです。
まあ、『呪術』に関してはそれを生業にするモノ達も
いるので、依頼するなら自己責任なのは変わりません。
何をどうやっても、金銭よりも高くつきますがね。
ただまあ、即効性はありますよ、努力の必要も
ほとんどありません。
ただし、どうなってもナニモノも救ってくれません。
そう言うものです。
さて、今回のお話はこのあたりにしましょう。
少々こちら側の深いところのお話も入りましたが、
いかがでしたでしょうか?
学びには様々なモノや事があるという側面の
多様性に気づき楽しんでいただけたのなら幸いです。
より深く学びたいと思った時は、この場所で一応占術に
ついての学びに関しては教えていますので、
よろしくお願いいたします。
では、『貴方様』の学びが、これからも良いもので
あるように祈っています。