10年前、銀行に勤めていたころ、F副支店長から、パワハラに遭いました。
まだ、わたしは20代で、仕事ができないわけでもないし、むしろ、自分の係以外のヘルプにも入っており、もっと言うとわたしより仕事ができない人、やっていない人もたくさんいて、采配のできないF副支店長に当たられているとしか思えませんでした。ただ、その時、パワハラに遭っていた人はわたし以外にもいて、代理2人、係長1人・・・もうあまり覚えていないけれど、他にも何人かいました。
K係長に関しては持病があるにも関わらず、パワハラをし過ぎて、K係長が倒れてしまい、救急車で運ばれました。N代理は奥さんが亡くなってしまって、長いことお休みされていた時に、みんなの前でそんなけ長く休んだのだから、何か話せと言い、人が弱っているときに、みんなの前で長く休んだことを詫びることになりました。
ある時、帰ろうとしたら、F副支店長に呼び止められました。
わたし、K係長、N代理3人が応接に閉じ込められ(監禁)、F副支店長からパワハラを受けました。ほかの2人が何を言われたか覚えがないけれど、わたしへのパワハラは、主には望んでもいない係への係替え(強要)ほかにもその年齢でどうして係長になっていないんだ?(一般職で20代で係長になっている人はほとんどいませんでした)、どうして転勤の数がこんなに多いんだ?(個人営業の成績がトップに近い一つ上のS先輩と回った支店の数は一緒だったし、何かをして数か月で転勤になる人もいるし、育児休暇や急な退職による人員配置、一般職の場合、自宅から1時間半以内で通える距離ということもあり、どうしても振り回されたりするので、転勤の数だけで人の良しあしが決まるものではありませんでした。)どうして窓口の機械で入出金しないんだ?できないんだろ?(わたしは融資と出納の係を兼務をしていたので、物理的に窓口のACTの使用が禁止されていました。後方で金庫の管理をすると受付の機械を触ったらいけないという決まりでした。)どうして、預かり資産を売れないんだ?(融資は保険を売ることを禁止されていました)と言った決まりや規則に反してできないことをしろという訳の分からないパワハラでした。係を変わらされた時には、わたしが抜けて、回らなくなり、手伝いにこいと言う本当に采配のできない人でした。
当時はどうして、こんなしょうもないF副支店長の下で働かなきゃいけないのか自分がみじめでみじめでたまりませんでした。わたしは何を悪いことをしてきて、こんな人に出会わなきゃいけなくなったのか、こんな人に出会うためにわたしは生まれてこなきゃいけなかったのか、自分の人生そのものが本当に嫌になりました。ですが、自分だけが不幸だと思っていましたが、F副支店長の取り調べで、わたしもですが、K係長、N代理、変わらされた係の上司H代理、同じ係のH元調査役・・たくさんの人がパワハラをしていると言ってくれました。中にはパワハラに遭っていても、怖くて、パワハラに遭っていませんという人もいる中で、みんながパワハラをしていると言ってくれたのです。今なら、リスクを抱えて、声をあげるのがどれだけ大変かわかります。でもまだ20代だったわたしはこんなにひどいパワハラをしているんだから、パワハラがあるというのを言って当たり前だと思っていたのです。その後、F副支店長はわずか1年で左遷の降格、たぶん一生本部で働き、支店に戻ってくることはないと思います。わたしに転勤の数が多いと言ったF副支店長はわたしが経験したことのないスピードで変わらされました。
題目の課題について、お話をしたいと思います。大学生活も終わりの頃、アルバイト仲間Gくんに「ここのアルバイトはSさん(わたし)も含めて、みんな優しいし、Sさんは、綺麗な世界しか知らないから、世の中に出たらこんなもんじゃないから、もっといろんな世界を知って社会勉強をしたほうがよい」と言われたことがありました。そして、20代の終わりの頃、結婚相手に出会いたく、初めて霊能者さんに視てもらったのですが、その時も、「あなたは結婚できますよ、あなたは本当に良い女性になる・・・だけど、今こんな風で結婚はできないでしょ?Sさんは今まで色々な人から守られてきた。そんなふうでどうするの?」と言われました。どういう風にわたしは良い女性になれるのかさっぱりわかりませんでした。どういう風に守られてきたのかもよくわかりませんでした。
なので、わたしの30代は悲惨なものでした。振り返ってみると、たくさんの霊能者の方に調べてもらって分かったのですが、
わたしの銀行での課題は
①世の中に、たくさん良い人も悪い人もいる事を知ること。
②良い事も悪い事もひどい目に遭うような経験もして、それを自分の糧にし、成長すること。
③転勤を通して、たくさんいろんな人を見る中で、良い人、悪い人の区別を自分の目で見て、分かること。
④人や出来事が悪い方向に進んでいっているときに、人や出来事を良い方向へ自分が向かわせること。
⑤さまざまな経験を通して、関わった人々や物事や出来事、良い経験も悪い経験も含めて、感謝ができるようになること。
わたしはその後係替えをし、そこでたくさん覚えて昇給をし、直属の上司から係長にならないか?と打診を受けました。
銀行時代には①から④は達成できたと思います。
しかし、パワハラを経験をして、このひどい目に遭った経験からの感謝がとてもできず、⑤はできないままだったんですね・・・
パワハラから数年後、合併の煽りを受け、銀行業界の危うさにも危機を感じて⑤が未達成のまま退職しました。
そうなると、これが出来るようになるために、また、違うところでもう1回課題ができるようになるような経験をしなくてはいけないんですね・・
わたしは辞めるまで、一緒にパワハラの件で戦ってくれた同僚に感謝をすることなく、退職してしまったんです・・・。
人生の課題とは、その人の長い人生の中で、人として成長するための課題です。人によって、この世に生を受けて、課題が少ない人もいれば、多い人もいます。魂の成長が大きいほど、課題は多くなります。また成長段階も違います。ですが、課題を乗り越えた先には人として一回りも二回りも大きくなった自分に成長できます。大変な思いをして、苦労をしてなぜそんな課題を達成して成長しなければいけないのか・・・
苦労や痛み、辛い経験は生まれる前に自分に用意して来たものであり、魂のレベルを上げたいという気持ちが強ければ強いほど、自分へのたくさんの課題があるそうです。もちろん、生まれる前からの使命と言わればそれまでですが、その人にとって成し遂げなくてはいけないことがあったり、その先の人生で、物事や出会う人が変わり、その人に合った、成長した自分に見合ったものが引き寄せられてくることになります。結婚相手もそうですし、仕事仲間、友達、出会う人が成長することで今まで出会ってきた人とは変わってくることになります。
つづく・・・