その不安は「現実ではない」という話 【Vol.44】

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コラム
前回のブログでは、「現在の苦痛」と「将来への不安」がセットになることで、メンタルは壊れるという話をお伝えしました。

なにか嫌なこと・苦しいことがあったとき、ついついネガティブに考えてしまって不安が湧き上がってくること、ありますよね。

私もひとたび不安が出てくると、ぐるぐるぐるぐる頭や胸を巡ってしまい、切り離すのに苦労するタイプでした。

頭では「そんなことない」とわかっているのに、なかなか離れてくれない不安。厄介ですよね。
今回はその「不安」について少し掘り下げてみたいと思います。


「不安」とは防衛反応である!

不安は、自己を脅かす可能性のある破局や危険を漠然と予想することに伴う不快な気分で、危機に対応するための原始的な情動反応として、人間の生活に欠かせない感情です。
不安を感じると、心臓がドキドキする、冷や汗をかく、足や手が震える、身体に力が入るなどの身体的な反応が現れます。

要は高等生物がゆえに、仕方ない機能なのです!
個人差はあれど、基本的にどんな人も不安を抱えてしまう生き物なんです。

ただ、その不安が一日中ずっと頭を巡っていたり、不安が強すぎるがゆえに日常生活に支障がでている、ということもあると思います。

そんな厄介な不安をうまく対処できずに、憂鬱な気分が続いてしまう。
よくあるそんな場面にぜひ思い出してほしい言葉を紹介します!


その不安は「悲観的な妄想」である


そう、その不安は「現実」ではないのです!

実際に起こった出来事に自ら「意味づけ」を施した解釈であり、
もっと言うと、「想像」なのです!

あなたの頭を巡っているその不安も、よく考えたらまだ起こっておらず、想像の範疇だということはありませんか?

私自身、元々気にしいな性格で不安も感じやすい気質なもので、いまでもついつい不安に囚われてしまうことが多いのですが、このことを知って

「確かに起こってもいないことを悲観的に考えてしまって、もっと自分を不安の渦にはめてしまっている」

と気付くことができました。
現実ではないと、頭で理解することで不安との向き合い方もグンとラクになりました。

「最悪のケースを想定するのが上手な人」ほど、不安を感じやすい気質にあるように感じます。
私も社会人になってリスクヘッジ的な考えが強まってしまって、より不安を感じやすくなった気がします。

不安を感じやすい方は、ぜひこの考え方を取り入れていただきたいです!


「事実」と「解釈」を分ける!


とはいえ、実際に起こりうる・ほぼ起こることが確定していることに対しての不安もあると思います。

そんなときは現実的に向き合いつつも、
「事実」と「解釈」を冷静に見分けていただきたいと思っています!

「事実」と「解釈」の違いとは?
簡単に言えば「事実」は実際に起こった事柄(客観)、「解釈」は自分なりの考えや理解(主観)ですが、例を見た方がわかりやすいかもしれません。

Q:今日の気温は?   A:【事実】20度です  【解釈】けっこう暖かいです
Q:あの人は何歳?   A:【事実】30歳です  【解釈】まだ若いんです


我々は大抵の出来事に「解釈」を付け加えています。
不安=「悲観的な妄想である」というのもこの一種ですね。

起きてしまった出来事に対して、浮かんでくるあれこれ(解釈)は一旦横に置いておいて、「事実」だけを冷静に見つめて、「いまできること」に焦点を当ててみましょう。

例えば、休みの日に、仕事のミスが発覚したような場面だと、

・お客さんから怒鳴られるだろうな…
・上司に叱られるな。評価にも響くかも…
・取引を打ち切られるかもしれない…

など色々と頭に浮かんできますよね。
でも、これらはまだ起こっておらず、現時点だと想像に過ぎないのです。

なので、「いまできること」に焦点を当てて、それに全力を注ぐのが良いと考えます。

例えば、
・どのポイントでどんなミスが起こったのか?(現状把握)
・とりあえず謝罪の連絡だけでも急いで入れよう(至急対応)
・クレーム対応はどのように進めようか(対応模索)
など。

起こる可能性が高いことに関しては、いまできることに全力を尽くしリカバリーするしかありません!
そうすることで、結果もより良いものになるかもしれません。

反対に、確実に起こるか分からないことに関しては、いま思い悩んでもどうにもできないのです!できるのは、現状をよりマシな状況にできるよう動くことだけ!

少し極端かもですが、「悩むだけ無駄」というわけですね。


「今」に意識を向ける、マインドフルネスが効果的!


とはいえ、実際にミスをやらかしてしまったときなどは、浮かび上がってくる不安をそう簡単に振り切れないものですよね。

気にしないようにしても出てきてしまうのが不安の厄介なところです。
そんなときこそ、「マインドフルネス」を試していただきたいです!

↓こちらでもマインドフルネスを少し紹介しています!

我々の脳は、何かを感じ入れながら、別のことを考えることはできないようになっているそうです。
要は一方通行というか、インプットとアウトプットが同時にできないということですね。

脳は不安を感じている状態が続くと、その不安を増幅させていく働きをするので、「不安を考えないようにする」という状態を作ることがとても大切です!
そこでマインドフルネスがとても役立ちます!

マインドフルネスは「いまこの瞬間」に集中することで、脳を休ませる効果があります!
脳内で、「いまこの瞬間に集中している」という一方通行状態を作ることで、不安を考えない時間を作ってみましょう。

慣れないうちは集中が切れてしまって、不安や邪念が浮かぶことと思いますが、少しずつでも「不安を切り離す時間」を作ってもらえると不安との向き合い方のコツが掴めてくるかと思います!

Youtubeにマインドフルネスの紹介動画などたくさんありますので、まずは3分からでもやってみてくださいね!



生きていくうえで避けられない不安の感情。
その感じ方は人によって様々ですが、「現実ではない不安」に支配されてしまいがちな方へ少しでもヒントになれれば幸いです!

私自身、これからも不安との向き合い方はずっと模索していくと思うので、またなにかお伝えできることがあればシェアさせていただきます!

では、また!


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