「何をすればいいか分からない」あなたへ
「頑張ってるのに成果が出ない」「何をしたらいいか分からない」
――そんな言葉を、僕はこれまで何百回も聞いてきました。そして、何よりもまず、それは“昔の僕自身”の言葉でもありました。
毎日、何かに追われるように生きている。タスクは終わらない。SNSを眺めるだけで時間が溶けていく。気づけば一日が終わっていて、「今日は何をしたんだっけ…?」と自己嫌悪に沈む夜。
それでも翌朝にはまた「ちゃんとしなきゃ」と自分に言い聞かせて、でもまた決めきれずに先延ばし…。
もし、あなたもこんな感覚を味わっているなら、大丈夫。それにはちゃんと“原因”があるし、“変えられる方法”もあります。
「決められなかった過去」が、今の僕をつくった
僕が初めて“決断できなかった”のは、小学6年生の春でした。硬式野球チームの見学にいったものの、練習の厳しさにすぐ音を上げてしまったんです。
ユニフォームを着て、初めてグラウンドに立ったとき、先輩たちの声の大きさ、トレーニングのキツさ、ミスに対するピリついた空気に圧倒されました。
僕は、硬式野球チームに入部するのをやめました。
そのとき、親に言った言い訳は「受験勉強に集中したい」でした。でも本音は、「怖かった」「続けられる自信がなかった」ただそれだけ。
高校生になっても同じでした。大学受験で第一志望を目指していたけれど、「浪人したら怖い」「落ちたら恥ずかしい」と思って安全圏の大学を選んだ。
いつも、「やる前から負けてた」んです。
完璧に準備してから動こうとして、結局なにも始められない。「決められない自分」が嫌いでした。
ある日ふと気づいた「脳は、行動してから動き出す」という真実
そんな僕が変わるきっかけになったのが、「ある人の変化」を見たときです。
会社の後輩が、ある日突然「転職する」と言い出したんです。特別なスキルも経験もなかったけど、彼は自分で道を決め、1ヶ月後には新しい業界に飛び込んでいた。
その時、心の中で叫んでいたのを覚えています。
「なんでお前はそんなに簡単に動けるんだよ。俺はずっと迷って止まってるのに…!」
でも、その時に初めて気づいたんです。
「違いは才能じゃない、“決めたかどうか”だけだったんじゃないか?」
それから僕は、コーチングを受け、資格も肩書きもないまま、独学でコーチングを学び始めました。
うまくいく保証なんてなかったけど、「やってから考える」ことに決めたんです。
その結果、今では300人以上のクライアントと関わり、たくさんの人の人生の変化に立ち会えるようになりました。全部の始まりは、あのときの「小さな決断」でした。
なぜ、人は決断できないのか?──脳と心のメカニズム
人は1日に35,000回以上の決断をしていると言われます。
「何を食べるか」「この通知を見るか」「今返事するか後にするか」――全部、決断です。
だから実は、「決めない」という状態も、“無意識に選んでいる”んです。
そして、その意思決定は、脳があなたの意識より数秒前から準備していると研究で分かっています。
つまり僕たちは、“決められない”のではなく、「自分で決めていることに気づいていない」だけ。
決断できない3つのワナ(僕がハマっていた罠)
①決断疲れ(Decision Fatigue)
夕方になるとどうでもよくなる、イライラする。それは正常。朝のように脳は働かない。
②選択肢が多すぎる(The Paradox of Choice)
「もっと良い選択肢があるかも」と悩みすぎて、1歩も踏み出せなくなる。
③自己効力感の低下
「やろうと思ったのにできなかった」という経験の積み重ねが、「どうせ自分には無理だ」と思い込ませる。
僕はこれ全部、経験済みです。そして、抜け出せたのもまた、“決断の練習”を始めたからでした。
決断力は、筋トレと同じ。鍛えられる。
僕がやってきたのは、特別な才能でもスキルでもなく、“小さな決断”の積み重ねです。
・毎朝5時に起きる
・毎週noteを更新する
・毎日、筋トレを欠かさない
どれも「大きな夢」のためではなく、“今ここ”の自分を変えるため。
脳科学的にも、「行動してから、脳は本気を出す」ことが分かっています。つまり、「やる気が出てからやる」ではなく、「動いてからやる気が出る」んです。
決断力を鍛える5つのステップ
・日常の選択を「意識的に」決める
→「なんでもいい」「どっちでもいい」をやめて、“自分で選ぶ”習慣を作る。
・タイムリミットを設ける
→「決める時間」を10分などで区切って、決断疲れを防ぐ。
・判断基準を紙に書く
→「何を大事にしたいのか(お金、時間、安心感)」を明文化すると、迷わなくなる。僕は毎日みるNotionのHOME画面に明文化しています。
・優先度の低い決断は自動化
→服、昼食などはルール化。脳のリソースは“本当に大事な決断”に使う。
・「決めない」も、決めておく
→「今週末までは保留」と線引きすることで、先延ばしから自由になれる。
最後に:「決断」は才能じゃない。習慣です。
「決めては止まり、やろうと思って止まる」――かつての僕は、そんな毎日でした。
でも、完璧な未来なんて来ない。“今ここ”で決めることが、未来をつくる唯一の方法です。
そして、その力は“あなたの中”にも必ずあります。
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読んでいただき、ありがとうございました。