新しい恋人ができたとき、胸が躍るような嬉しさがある一方で、「この年齢になって付き合い始めましたなんて、周りに言うのがなんだか恥ずかしいな…」と、ついコソコソ隠れて付き合ってしまうことってありますよね。
特に、大切な友人や、すでに成人して立派に自立しているお子さんがいらっしゃる場合、「なんて言われるだろう」「呆れられたりしないかな」と、報告するのをためらってしまうお気持ち、本当によく分かります。
心理カウンセラーとしてたくさんの方と向き合う中で、大人になってからの恋愛にちょっぴり後ろめたさを感じてしまうというご相談を、実はとても多くいただいているんです。
でも、まず僕が声を大にしてお伝えしたいのは、誰かを好きになり、その人と一緒に歩んでいこうと思える出会いに恵まれたことは、何歳であっても本当に素晴らしくて、奇跡のようなことだということです。
年齢を重ねるにつれて、僕たちはどうしても「社会的な立場」や「親としての役割」、「周りからどう見られるか」という枠組みの中で自分を縛ってしまいがちになります。
「もういい大人なんだから、落ち着いていなきゃいけない」とか、「親としての威厳を保たなきゃいけない」といった心のブレーキが、あなたの素直な喜びやときめきに「恥ずかしいもの」というレッテルを貼ってしまうのかもしれませんね。
けれど、誰かを愛おしいと思う気持ちや、誰かと心のつながりを感じて安心したいと願う気持ちは、人間のとても根源的で、純粋な欲求です。
そこに年齢制限なんて一切ありませんし、誰かに遠慮する必要もまったくないんですよ。
最初は、成人されたお子さんや友人に話すのが気まずくて、まるで秘密のミッションを遂行しているかのようにコソコソしてしまうのも、それはそれで二人の間の秘密基地のようで、どこか甘酸っぱい楽しさがあるかもしれません。
無理に今すぐ、大々的に報告する必要なんてないんです。
あなたが「今なら話してもいいかな」と心から思えるタイミングが来るまでは、二人だけの静かで温かい時間を、じっくりと温めて育んでいけばいいと僕は考えています。
もし、いつか周りに伝える日が来たら、きっとあなたが心配しているよりも、周囲は温かく受け止めてくれるはずです。
人は誰しも、大切な人が幸せそうに笑顔でいる姿を見たいものだからです。
どうか「この歳になって」なんてご自身を責めたり、恥じたりしないでくださいね。
今のあなただからこそできる、お互いを思いやり、尊重し合える素敵な大人の恋愛を、胸を張って、そして何よりもあなた自身が一番に楽しんでいただきたいなと思います。
あなたの恋が、これからの日々をさらに彩り豊かで温かいものにしてくれることを、僕は心から応援しています。