空の写真から居場所を探してしまうあなたへ。繊細さん(HSPさん)がSNSの執着で自分を責めないための心のあり方

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ふと開いたSNSで、大切なあの人がアップした一枚の空の写真。

ただ「綺麗な空だな」と眺めることができればどれほど楽かと思いながら、あなたの指先は無意識に画面を拡大しているかもしれません。

雲の形、遠くに写り込む建物の角度、光の差し方。

それらのわずかなヒントから、今あの人がどこにいて、誰と過ごしているのかを特定しようとしてしまう。

Googleマップを広げ、ストリートビューと照らし合わせながら、まるで探偵のような執念で答えを追い求めてしまう時間は、とても苦しいものですよね。

そして場所が特定できてしまったときや、あるいは特定できずに夜が明けてしまったとき、鏡に映る自分の顔を見て「なんて浅ましいんだろう」と絶望してしまう。

そんな自分を、底知れぬほど醜いと感じて、一人で泣きそうになっているあなたの心が、僕には痛いほど伝わってきます。

でも、心理カウンセラーとして、僕はあえて伝えたいことがあります。

あなたがそうやって必死に居場所を探してしまうのは、あなたが決して性格が悪いからでも、執着心が異常だからでもありません。

それは、あなたがそれほどまでに誰かを真っ直ぐに愛し、そして今、言葉にできないほどの大きな「不安」の中にいるという証拠なんです。

繊細な気質を持つ方は、情報の断片から多くのことを察知する能力に長けています。

普通の人なら見逃してしまうような小さな変化や違和感を、あなたの鋭い感性が拾い上げてしまうんですよね。

その高い察知能力が、不安という強い感情と結びついたとき、自分を守るための「防衛本能」として、場所の特定という行動に走らせてしまうのです。

「知らないこと」が何よりも怖いから、少しでも情報を得て、安心したい。

ただそれだけのことなのに、真面目なあなたは、そんな自分を「ストーカーみたいだ」と厳しく裁いてしまいます。

けれど、自分を責める必要なんて、どこにもないんですよ。

居場所を突き止めたくなるのは、それだけあの人との繋がりを失うのが怖くて、自分の居場所を確かめたいという、切実な願いがあるからです。

もし、またスマホを握りしめてマップと格闘しそうになったら、一度だけ深く深呼吸をして、自分の胸に手を当ててみてください。

「私は今、それだけ不安なんだね」「安心したかったんだよね」と、その浅ましさの裏側にある、震えている小さな心に声をかけてあげてほしいんです。

特定できたところで、あなたの心に本当の安らぎが訪れることは、きっと少ないはずです。

むしろ、もっと別の疑問や不安が湧いてきて、また次の「捜査」が始まってしまう。

そのループを止める鍵は、情報の収集を頑張ることではなく、疲れ果てた自分を優しく抱きしめてあげることにあります。

あなたはこれまで、相手の顔色をうかがい、相手の望む自分になろうと、一生懸命に心を砕いてきました。

そんなあなたが、今度は自分のために、その繊細な感性を使ってあげてほしいと僕は願っています。

SNSの向こう側の空ではなく、今、あなたの目の前にあるコップのお茶の温かさや、窓から入ってくる風の心地よさ。

そんな小さな「今の感覚」に意識を戻す練習を、少しずつ、亀のような歩みでいいので始めてみませんか。

「あんなことをしてしまう自分」を嫌いにならないでください。

あなたはただ、誰よりも繊細で、誰よりも一生懸命に人を想っている、愛情深い女性なのですから。

その深い愛が、いつか相手に向けるだけでなく、あなた自身の心を温めるために使われる日が来ることを、僕は心から応援しています。


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