「将棋を極める」

記事
小説
PIXTA1-27-2_MoreDetail-v3_x1_8600x4838_2pass_MoreDetail-v3.jpeg

PIXTA1-27-2 背景のみ_MoreDetail-v3_x1_8600x4838_2pass_MoreDetail-v3_1.jpeg





【山崩し】




6歳の時父親に将棋を教えて貰って
父親と将棋をするようになったけど
全然勝つ事が出来ずハンデを貰っても
全く勝負にならなかった
(;д;)グスン

そこで友達に相談すると山崩しと言う
将棋の駒を山にして駒を崩さない様に
1つ1つ駒を取る将棋を教えて貰って
これなら勝てるとお墨付きを貰った!

そして家に帰り父親と早速山崩しで
勝負しようと誘い俺は教わった通り
箱から駒を出さずそのまま将棋盤の
上にひっくり返しそっと箱を上げる

すると駒が山になってセットされて
この状態から山を崩さずそっと取って
山を崩すか最後の1個を取った方が
勝者になるルール

実際に父親とやってみると父親は結構
不器用みたいですぐ山を崩してしまい
俺は父親より不器用じゃなかったので
ほとんど負ける事が無かった

なので楽しくなって何度も山崩しをし
普通の将棋じゃ勝てないけどこれなら
父親に勝つ事ができるからこの瞬間
俺の本当の将棋の才能が目覚める!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

でも父親は「これ本当の将棋じゃなく
ただのお遊びだぞ」と言い俺の将棋の
才能がこんな形で開花して「これで
本当に良いのか?」と言う顔をしてた


FrgoBDHtXU66zDa1737928854_1737928886.jpg

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓





【ハンデ】




ある日の日曜日俺は昼間暇になって
父親と普通の将棋をしようと思い立ち
リビングに行くとぐっすり昼寝してて
起こしてやろうと思った

そして俺は父親の体を揺すり「将棋を
一緒にやろう!」と言うが全然起きず
何度も揺らし続けるとやっと目覚めて
目をこすりとても眠そうだった
(´ぅω・`)ネムイ

しかし俺はそんな事お構いなく父親に
「将棋しよう!」と言い将棋盤を出し
父親も仕方ない顔をして駒を並べ始め
無理やり将棋を始めてしまう

俺は父親が眠そうに将棋をしてるから
「もしかしたら今なら勝てるかも!」
と思ったけどやっぱり全然歯が立たず
「少しは手を抜けよ」と思った

なので次は夕食後父親が晩酌するから
それで酔払ってる時なら勝てると思い
お酒を飲んで上機嫌の時を狙い将棋の
勝負をしようと言ってみた

すると父親はOKしてくれて早速始め
なんと!序盤俺が優勢になる事が出来
「これなら勝てる!」と勝利を確信し
だんだん嬉しくなってきてしまった!

でも後半父親が圧倒的に不利なのに
どんどん俺の駒を取って行ってしまい
あっという間に逆転されて俺はまた
ボロ負けてして泣いてしまった
ヽ(`Д´)ノウワァァァァァン


9hU83stodOrhAhF1737928149_1737928188.jpg

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓





【極める】




とある日の日曜日テレビを見てたら
将棋の対局番組が放送してて数分だけ
見続けたら音楽もなく棋士は無言だし
つまらない番組に感じた

しかし途中で大きな将棋盤を使った
解説の場面が映りここは説明しながら
棋士のプレイを再現してくれて思わず
解説を聞きながら見入ってしまった

でも結局解説者が何を言ってるのか
全然解らずまた場面が切り替わって
棋士が駒を置くパチン!と言う音だけ
テレビから聞こえてくる

なので将棋は知ってるけど難しい事は
全然理解できないず将棋の対局番組を
見るのをやめてしまい将棋の難しさも
思い知ってしまった

この事を父親に話すと「本物の棋士は
何千通りの勝ちパターンを暗記してて
素人じゃ全く歯が立たないんだよ」
と言って将棋の奥深さを痛感した

そしてまた将棋の対局番組を見ると
やっぱり何を言ってるのか理解できず
ただ解説者のお姉さんが美人さんで
それだけはとても良いと思う

この事で将棋があまりにも難しすぎて
勝つのが不可能な世界で諦めてしまい
山崩しなら誰にも負けない気がして
俺は山崩しを極める事にした!

yrSE7vbRUC5xxKj1737929194_1737929222.jpg

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら