✥✥✥認知症の被害妄想ってどんな症状があるの?✥✥✥
認知症の被害妄想は、介護をしている家族からすれば
理解しがたいと感じる事も多いと思います(;´・ω・)
「認知症という病気だから仕方ない」と分かっていても
疲れてしまったりつらい気持ちになることもあると思います(ノД`)・゜・。
認知症の家族がいて被害妄想の対応に困っている方は
たくさんおられ相談される方も多くいらっしゃいます
そこで今回は認知症の被害妄想について紹介したいと思います(=゚ω゚)ノ
記憶の混乱が起きやすい認知症では、本人が周りから被害を受けたと
思い込む症状が出ることもあります
例えば実際にはないけれど「物を取られた」「周りが悪口を言っている」
と自分が被害者になったような話をされる事を被害妄想と言います
このような被害妄想では身近な人が原因にされることも多く
家族にとっては困ってしまう症状ですよね(◞‸◟)
認知症の症状には思い込んでしまうといったことがあります
本人の思い込みから泥棒に入られたと勘違いすることもあるのです
認知症で記憶をすることが難しくなった結果
本人が物の置き場所を忘れてしまい「誰かに取られたのではないか?」
と原因をすり替えてしまうからなのです(´Д`)
「家族がどこかに物を隠した」と、事実に反して
被害妄想をしてしまうこともあります
またその他に身近な介護者が自分にひどい言葉をいっていると
被害妄想をすることもあります(´-ω-`)
"自分のせいで周りに負担をかけている"
"認知症を抱える本人が自信を持てない"
"不安や孤独を感じる"
このような思いが原因となり被害妄想になる理由の一つなのです
よくある相談なのですが…
近所の人に「家族が自分を悪く言っている」など
実際には起きていないことを言うので困っています(´-ω-`)
とても介護に関して献身的な家族だったので
何故そんな事を言ってしまうのだろうか…
本人は何が心配なんだろうか、どんな不安を抱えているのだろうか…
時間をかけて本人とゆっくり二人で話をしてみました
その方はいつも私に
「私の悪口ばっかり言うんよ!」と口癖のように言われていました
私は「そんなことないですよ、いつも心配されてますよ」と伝えると
「他人にはえぇかっこしてるけどほんまは私が厄介者で
追いだしたいと思ってるんや!」
何故そんな風に感じるのですかと聞くと
「私は家族に迷惑ばかりかけてる、きっと嫌気がさしてるはず」
「前みたいに家事とかできなくなったから…」
ととても寂しそうな顔をされていました(´-ω-`)
私は家族に本人がなにかできる事、役割を持てるようにお願いしました
家族は洗濯物をたたんでもらうようにしたそうです
そして「助かるわ!ありがとう」と声をかけるようにしたそうです
すると徐々に被害妄想が少なくなってきました
これは一つの例ですが
「何もできない自分は家族にとって厄介者…
そんな自分を家族は見捨てるのではないか」といった不安感
そして身近な人に理解されたい気持ちや甘えたい気持ち
そして自分を必要とされたいという気持ちがあると
被害妄想の症状が出やすくなるのではないでしょうか(。´・ω・)
家族ができる認知症の被害妄想への対策を簡単にまとめてみました
「物を取られた」「周りが悪口を言っている」というどちらの事例も
本人に安心感を与えてあげることが大切です(=゚ω゚)ノ
家族としては「私のせいではないのに」と
つらく感じることもあると思います
でも安心感が本人に伝われば、結果としてよい方向に向かいやすくなります
まずは本人の話に合わせてあげることが大切です(;^ω^)
実際にはありえないことと理解しながらも
本人の言い分を否定せずに一緒に物を探してあげましょう♪
否定してしまうと被害妄想の症状が悪化しやすくなります
大変な気持ちに寄り添ってあげる言動が必要なのです(*´ω`*)
同じ目線で行動することで本人が「理解してもらえている」
という安心感を得られるでしょう!
そしてもう一つ(=゚ω゚)ノ
疎外感や孤独感を与えないように接することを心がけるとよいでしょう♪
具体的には、不安な気持ちに共感してあげる姿勢や被害妄想の
原因を一緒に考えてあげることが大切です(*´ω`)
悪口の被害妄想に関して家族が否定してしまうと
本人の孤独感がますます強くなってしまいます(;´・ω・)
家族が感謝の気持ちを意識して本人に伝えてあげるなど
安心できる居場所を作ってあげてください(*´▽`*)
家族が無理のない範囲で大丈夫です!
無理や頑張りすぎは禁物!!
少しだけ本人の思いに寄り添える時間を持つことで
きっと変わってくると思います(´ω`*)