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【プレゼント、催促待ってする私】
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学び
カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
2021/04/12 18:22
人は、危機に直面したり、痛みや葛藤を
感じると、自分を守るための防衛反応が
働く。これを「防衛機制」というのだが、
13の「防衛機制」の中から第9回目の
今日は「反動形成」の話をしたいと思う。
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この「反動形成」とは、「無意識に抑圧
されている強い衝動に対して、正反対の
傾向や行動を表す無意識的な心の働き」。
私にそんな経験はないが、好きな相手に
イジワルする、なんて、やったことある
方もおられるのじゃ、あ~りませんか?
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私は、好きな相手にイジワルするような
ことはなかったが、自己肯定感の低さ故、
相手の気持ちに気づかないふりをしたり、
つれなくしたりが常だった。クリスマス
プレゼントも、本当はあげたくて仕方が
ないのに知らんふりして、クリスマスが
終わってから、そのことを「寂しかった」
と言われてやっと買うという始末だった。
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当時の私は、彼女とも以前から親しくは
していたが、本命の女性に酷いやり方で
袖にされたこともあり、その時点で好き
になる相手を間違えていたことには気が
ついていた(彼女の良さに触れ、彼女を
好きになれば良かったと思っていた)が、
あの女性がダメですぐこの女性、という
のは、女性に対して失礼だと思っており、
考えないようにしていたのだが、彼女の
方が自分に想いを寄せているとは思いも
寄らぬことで、その想いを受け入れたい
という抑圧している強い衝動の出し方が
分からずにいた。気持ちを表には出さず、
彼女の希望には応えるようにして彼女が
想いを打ち明けてくれるのを待っている
ことしかどうしても私にはできなかった。
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イジワルしたり、つれなくしたりすれば
するほど、本当の気持ちが自分で分かる。
「注目してほしい」という自己承認欲求、
「愛されている自信がない」という自己
肯定感の低さもあるとは思うが、相手に
正直に気持ちをぶつけられる術があれば、
無意識に抑圧するほど強い衝動が自身の
中に存在することもなかったことと思う。
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駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
心理カウンセラー メンタルヘルス指導員 / 50代後半 / 男性
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