【プレゼント、催促待ってする私】

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学び
 人は、危機に直面したり、痛みや葛藤を
 感じると、自分を守るための防衛反応が
 働く。これを「防衛機制」というのだが、
 13の「防衛機制」の中から第9回目の
 今日は「反動形成」の話をしたいと思う。
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 この「反動形成」とは、「無意識に抑圧
 されている強い衝動に対して、正反対の
 傾向や行動を表す無意識的な心の働き」。
 私にそんな経験はないが、好きな相手に
 イジワルする、なんて、やったことある
 方もおられるのじゃ、あ~りませんか?
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 私は、好きな相手にイジワルするような
 ことはなかったが、自己肯定感の低さ故、
 相手の気持ちに気づかないふりをしたり、
 つれなくしたりが常だった。クリスマス
 プレゼントも、本当はあげたくて仕方が
 ないのに知らんふりして、クリスマスが
 終わってから、そのことを「寂しかった」
 と言われてやっと買うという始末だった。
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 当時の私は、彼女とも以前から親しくは
 していたが、本命の女性に酷いやり方で
 袖にされたこともあり、その時点で好き
 になる相手を間違えていたことには気が
 ついていた(彼女の良さに触れ、彼女を
 好きになれば良かったと思っていた)が、
 あの女性がダメですぐこの女性、という
 のは、女性に対して失礼だと思っており、
 考えないようにしていたのだが、彼女の
 方が自分に想いを寄せているとは思いも
 寄らぬことで、その想いを受け入れたい
 という抑圧している強い衝動の出し方が
 分からずにいた。気持ちを表には出さず、
 彼女の希望には応えるようにして彼女が
 想いを打ち明けてくれるのを待っている
 ことしかどうしても私にはできなかった。
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 イジワルしたり、つれなくしたりすれば
 するほど、本当の気持ちが自分で分かる。
 「注目してほしい」という自己承認欲求、
 「愛されている自信がない」という自己
 肯定感の低さもあるとは思うが、相手に
 正直に気持ちをぶつけられる術があれば、
 無意識に抑圧するほど強い衝動が自身の
 中に存在することもなかったことと思う。
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 駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
反動形成.jpg

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