4歳のころの話
当時ね、キ〇〇ト教系の保育園に行っていたの。
宗教に入ってたからじゃないの
母がぼーっとしていて幼稚園へ入る手続きを忘れたからなの
保育園では初めての集団生活、すごく緊張してね(笑)
それまでの私は三輪車でただ風の向くまま心のまま遠出しては、おまわりさんに連れて帰ってもらうような子だったから
友達作りとか、お遊戯会とか難しくて、一生けんめいについていった
ある日のこと 妹ができるってことが起きたんだ・・・
なんでだろう、私はとても寂しかった。恐怖でいっぱいだった。
でも、保育園にぽっちゃりしていて大好きな大好きな先生がいたから大丈夫
しもやけで手がボロボロになった私の手に桃の花クリームを塗ってくれたり、私が先生の肩叩きをして「気持ちいい~」ってよろこんでもらえるのがうれしかった。
大切な温かい時間だった。
その大好きな先生が急に結婚でアメリカに行くことになった。
こんなに悲しいことがあるのか。。。それくらいに悲しかった。
次の先生は、ホラー映画に出てくる悪役のような顔をした女性で、性格もとても冷酷で意地悪だった。
母がいつものようにぼーっとしていて、遅刻をよくして「おくれてごめんなさい」と私は先生に言った。
保育園は急に監獄さながらになった。
早く早く出れないのだろうか?
毎日恐怖でそればかり思った。
悪いことして目の前で逆さづりにされる子もいた。
恐怖と緊張の毎日
私は思った。
魔法使いになりたい・・・・そう、当時の経験が私に自由に生きること
解放されて生きることを無償に求めさせるきっかけとなったの
続く