【雇用統計徹底解説】「予想の3倍」なのに米国株が下がった裏側を解説〜ココナラ投資家監修〜
4月3日、アメリカの3月雇用統計が発表されました。結果、+17万8,000人。市場予想は+6万人前後だったので、予想の約3倍です。失業率も4.3%に低下しています。「最高の数字」のはずでした。……なのに、結果はどうでしょう。米国株、下がりましたよね。発表直後に一瞬上がって、1分も持たずに崩れています。なぜか。理由はシンプルで、雇用が強すぎると、FRB(米連邦準備制度)が利下げをできなくなります。むしろ利上げの可能性すら出てくる。金利が上がれば、株には逆風。つまり、「良すぎる雇用統計 = 株にとって悪いニュース」という構図です。実際、発表直後に米国の金利は上昇しています。「好景気なのに株が下がる」この矛盾の正体を理解している人は、驚くほど少ないです。今日は、その話をしていきますね。「17万8,000人増」の正体まず結論から言います。今回の17万8,000人という数字、中身を見ると印象がガラッと変わります。内訳で最も大きかったのが、医療・ヘルスケアの+7万6,000人。全体の43%が、この1セクターに集中しています。ただし、このうち約3万〜3万5,000人は、2月にカリフォルニアやハワイで起きていた看護師のストライキが終わって、職場に戻ってきた人たちです。つまり、新しい雇用ではありません。元々いた人が帰ってきただけ。建設業やレジャー産業の増加も、2月にアメリカを襲った記録的な吹雪からの反動です。天候が回復して、屋外の仕事が再開しただけのこと。一方で、金融サービスは-1万5,000人。連邦政府は-1万8,000人。どうでしょうか。「新しい仕事が構造的に生まれているのか?」と言う視点で
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