今週の日経平均(10月5週)

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今週の日経平均は26980→27105円でTOPIXは1881→1899㌽でした。前半は堅調で一時は27500円を超える場面もあったもののアップルやアマゾンの決算が悪く、ナスダックが下げた事もあって後半は崩れる。海運株も火曜日までは堅調だったものの(大手3社は)翌日からは3日続落で週間でもマイナスに。10月3日の安値 25621円から一時は2000円近く上昇したものの実は個別ではその前後の水準まで下がっている銘柄も少なくない。(海運大手は)証券会社の投資判断引き下げがあったと言うのもありましたが、バルチックやコンテナ運賃指数も下落していたり景気減速の流れが鮮明です。他にも原油価格が上昇しても商社株の反応は鈍い。水曜日はゲーム関連や医薬品が上昇するなど物色対象が変化したと感じた日でしたが、半導体株や防衛関連は引き続き好調。木曜は(最近ありがちな)指数寄与度の高い銘柄が上昇したものの日経平均以上に軟調な銘柄が多かった一日。金曜日は(それまで軟調な銘柄も多かった)食品や自動車株などは上昇したものの、三井松島HD(1518)は豪州リデル炭鉱に隣接する鉱区延長が否認される決定が出てストップ安。夜の米国は大幅高で日経先物は27500円を超え、来週はFOMC(1~2)に金曜は米10月の雇用統計。国内は3日が休場で決算発表は沢山です。来期以降に焦点が移っているので良くても材料視されない気もしますが・・・。今週注目してた日本電産(6594)は通期据え置きも増益で週間ではしっかり。キャノン(7751)・ファナック(6954)は下方修正で下落。前者は仮に上方修正したとしても発表後に(いったん)下がる事が多い銘柄で、後者は中国での需要減が要因のようなので鉄鋼株(大手)やソディック(6143)が軟調に推移しているのもその辺が要因かもしれません。信越化学(4063)は増益&通期上方修正も寄り天後、最終的には下落して引ける。週では上昇しましたが、期待されていただけに利益確定売りに押された感じ。1Qより増益率が下がっているのでピークは過ぎたと判断されたのかもしれません。現在は難しい局面で発表が時間外の場合はなおさらです。個別ではなく指数(のETF)で取引すると言う手もあり、例えば1320(1321)・2516・1306などがあります。
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