下げ渋り感はあるのだが・・・ 27,500円を割り込んでも買われないのは買い戻しも少ないってこと!?

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マネー・副業
日々是相場 -夕刊-   2023年4月6日(木)

日経平均   27,472.63 円 ▼340.63円
≪東証一部≫
売買高    11億7,668万株
売買代金  2兆8165億39百万 円
値上り銘柄数 303 銘柄
値下り銘柄数 1,476 銘柄
騰落レシオ(25日) 102.65 %
為替 1ドル=131.26 円

☆ 市況概況 ☆

米国でのスタグフレーション懸念などもあって売り先行、手仕舞い売りも嵩んで大幅下落

米国でのスタグフレーション懸念が強まっていることからリスク回避の流れを受けて日本市場でも買われすぎ銘柄を中心に売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も買い気には乏しく、節目と見られる27,500円前後では下げ渋ったものの、買い戻し一巡となったものから売られる展開で冴えない動きとなった。

昼の時間帯も昨日同様にヘッジ売りのようなものが見られ、後場も売り先行で始まった後も買いが入らず冴えない展開が続いた。それでもボラティリティが上昇するということでもなく、下げ渋り、案外値持ちの良い展開だった。27,500円を割り込むといったん買い戻しが入るというような形で底堅さも見られ、結局27,500円を割り込んで安値圏での引けとはなったが、底堅さも見られる相場だった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも比較的少なく、指数を大きく動かすこともなかった。ボラティリティの低さが先物主導というよりは先物追随の相場を表していたのだろう。

昨日同様に月初の買いが一巡となったことで売り先行となり、大きな下げとなった。節目と見られる27,500円を割り込む展開となっており、特に売り急ぐ動きはないのだが、買い材料にも乏しいのでさらに戻れば売りという意識が強くなると思う。結局、27,000円~28,000円を中心とした保ち合いが続いているということで、ここからは割安銘柄が底堅く、割高銘柄が売られるという形で下値を試すことになるのだろう。

☆ テクニカル分析 ☆

日経平均

昨日の高値を抜けての高値引けだが、出来高を伴っておらず、買い戻し一巡となりそうだ。いったん25日移動平均線までの調整は見られるのだと思う。

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