猫の気持ち②
ある時、友人のお母様が浅草のお墓に入っていらっしゃるので、
お母様に久しぶりにお会いしに行きました。
浅草のお寺はお墓もきちんと掃除されており、
清々しい気持ちになり、
お母様との霊的対面式を終えました。お墓にお水をかけたので、
桶と柄杓を元の場所にお返しに行きました。それをお寺の玄関の傍らに置いていると、すぐそばの木々の下の土の所に猫の親子がいました。
そのお母さん猫は、
赤ちゃん猫の首をずっとくわえています。
ぐったりした赤ちゃん猫を時々置いて泣きます。
「みゃーーー」と、悲しい鳴き声です。そしてまた
赤ちゃん猫の首をくわえます。
私はお母さん猫が、
私に教えに来たのだと思いました。
(この赤ちゃんを何とかして‼️
そして、ダメなら
ここのお寺の住職にこの赤ちゃんを
拝んで貰いたい)
と言っています。
私は、お母さん猫に話しかけました。(赤ちゃんを心配で連れてきたのね。大丈夫よ。赤ちゃん死んじゃったね。
でも成仏するように住職様に言ってあげるからね。
安心してね。)
と言っても、まだまだ
「みゃーーー」と泣いています。
私は住職様nおお寺のベルを鳴らしました。
そして、「直ぐそこにいる猫の赤ちゃんをが亡くなっているので、
お母さん猫が、このお寺に連れて来ていますよ!」と、教えました。すると、「あっ、そうですか」と言う女の方の声がして
暫くしてからご住職様が出てこられて、猫の所に行きました。
「後は宜しくお願いいたします」と言って、帰って来ました。
猫のお母さんの赤ちゃんをくわえる姿が、
今でもずっと目に焼き付いています。猫でも赤ちゃんを守りたい、
死んでも守りたい
と言うこ
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