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【英雄無用~五人で無敵、ゴレンジャー~】

 私のブログをお読みいただいている皆様、  いつも掲載している色紙の短歌の字には  ある法則があることにお気づきですか?  赤・青・黄・桃・緑、この順番で五色を  毎回ローテーションで使っていることに。  そう、意識しているのは、ゴレンジャー。  今日は頭ほぐしも兼ねて「ゴレンジャー  理論」とやらについてちと考えてみたい。  心理学に特撮の要素が入るとまた面白い。 ────────────────────  吉本新喜劇を毎週観ているが、ここ何年  もの間、「座長になりたいんやっ!」と  ずっと言い続けている一人の座員がいる。  私は彼が座長の器でないとは思わないが、  それ以上にストーリーの狂言回しとして  なくてはならない存在であり、そういう  立ち位置を担えるのは他にないと考える。  彼の役割は、組織の中では絶対に必要だ。 ────────────────────  ここで私が一体何を言いたいかというと、  組織の中には「役割」があり、リーダー  だけでは立ち行かないということである。  これが、「ゴレンジャー理論」の考え方。  吉本新喜劇も座長だけで成り立っている  訳ではない。座長に求められるのは自分  が面白いのは勿論だが、他の座員の力を  引き出し、伸ばすことだ。全ての座員が  持てる力を最大限に発揮してこそ大きな  笑いにつながる。嘗て私が所属していた  劇団の看板役者のように自分一人目立つ  ことだけ考えていては下の者が育たない。  つまり、劇団としての戦力が上がらない。 ────────────────────  私個人の意見を言わせてもらえば、私は、  皆
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【出口は一つじゃない 認知の歪み⑫】

 メンタルヘルス不調の人が悪循環に陥る  ネガティブな思考の癖にアプローチする  認知再構成法とは、過度にネガティブな  気分・感情や不適応的行動と結びついた  認知(自動的な思考やイメージ)を同定  して様々な視点からその認知を検討する  ことによって代わりとなる新たな認知を  自分で再構成するための技法なのである。  認知の構造としては、ある特定の場面に  おいて、瞬間的にオートマチックに頭に  浮かぶ考えやイメージ(自動思考)には、  妥当なものと「妥当でないもの、或いは、  部分的にしか妥当ではないもの(否定的  自動思考=認知の歪み)」があるもので、  この「認知の歪み」について話をしたい。  最終回の今日は、「トンネル視」である。 ────────────────────  この「トンネル視」とは、状況に対して、  否定的な側面しか見ない。暗いトンネル  の中で前方の明るい出口だけ見るような、  視野が狭まっている状態のため、一つの  側面しか見えない。ただでさえそういう  状態なのに、そのたった一つが否定的な  ものだからこそ、「認知の歪み」として  問題視されるということになるのだろう。 ────────────────────  例えば、私が自殺防止対策の電話相談員  採用試験に不合格だったとする(今日が  最終面接だった)。「自分には絶対無理。  力がない」と否定的にしか見ないならば、  「トンネル視」。「本来、養成講座等で  じっくり勉強してからの話。緊急募集の  やり方にも無理があるし、今後、いのち  の電話相談員養成講座を受講する予定も  あるから、先
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