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痛みと瞼の裏のスポンタネ

おはようございます。今朝は、頭の中が少しぐるぐると回っています。ずっと治らない右肩の痛み。重たい体を起こして、猫がするように、ぐーっと背伸びをしてみる。痛みと、心地よさ。その間にある感覚を味わっていると、カーテンの隙間から朝日が差し込み、部屋がだんだんと、透き通った明るさに満たされていきました。ふと、思案する。言葉になる前の、もっと手触りのある何か。何を表現し、何を伝えたいのか。目を閉じると、瞼(まぶた)の裏に鮮やかな「印象」が浮かび上がってきます。黒い線。迷いのない、幾何学的な形。色たち。悲しみのような、冷たくて深い、青い透明。情熱のような、脈打つ、赤い透明。そして、その完璧な画面に走る、黄色いクラック(ひび割れ)。それはきっと、私の右肩の痛みかもしれないし、乾いた光なのかもしれない狙って描いたものではなく今の私の体と、朝の光が勝手に見せてくれた景色。これが、「スポンタネ(Spontané)」ということなのかもしれません。さあ、この色が消えないうちに。キャンバスに向かってみようと思います。皆さんも、よい一日を。Ryoko
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【人生を変える『問い』の魔法】答えより大切な、あなただけの視点を見つける。

あなたの人生を「劇的」に変えるのは、答えではなく『問い』の力。「どうすれば幸せになれるの?」「なぜ私だけ、こんなにうまくいかないの?」私たちは悩んでいる時、必死に「答え」を探します。でも、実は人生を暗闇から救い出してくれるのは、答えではなく「問いそのもの」だったりします。今日は、パンスール(考える人)の私が大切にしている「問いの魔法」についてお話しします。1. 問いは、人生の「色メガネ」を外す私たちはみんな、無意識に「〜しなきゃいけない」「普通はこうだ」という色メガネをかけて世界を見ています。哲学的な「問い」とは、そのメガネを一度外して、曇りのない目で現実を見つめ直すことです。「それって本当?」「誰が決めたの?」と問うた瞬間、あなたは常識という鎖から自由になれるのです。2. どんな「問い」を自分に投げかけていますか?実は、あなたの悩みが解決しないのは、あなたの能力のせいではなく、「問いの形」が少しだけズレているからかもしれません。・「なぜ私は愛されないの?」と問うと、脳は「愛されない理由(欠点)」ばかりを探し始めます。でも、問いを・「私が大切にしたい『愛』って、どんな形だろう?」に変えてみると、脳は「これからの未来」を探し始めます。問いを変える。それは、あなたの人生のハンドルを、自分自身の手に取り戻すことなんです。3. 答えは、あなたの中にしかない私はパンスールとして、あなたに「正解」を教えることはできません。なぜなら、あなたの人生の正解は、あなたの中にしかないからです。でも、「あなたを自由にするための、正しい問い」を一緒に立てることはできます。一人で「なぜ?」のループにハマっ
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【性の悩み】欲望が怖くなったあなたへ。——カントが教える、その苦しみを「自分の誇り」に変える方法

「こんなドロドロした欲望を持つ自分は、どこかおかしいんじゃないか」「衝動に飲み込まれそうで、自分が自分でなくなってしまうのが怖い」誰にも言えない「性(さが)」の悩みを抱えて、自分自身に嫌気がさしてしまう時はありませんか?世の中は「愛は美しいもの」なんて言いますが、実際の私たちの心の中は、もっと混沌としていて、コントロール不能な嵐のようですよね。でも、安心してください。哲学者カントの視点を借りれば、あなたが今感じているその「苦しみ」こそが、あなたが大きく成長するための招待状なのです。今日は、その苦しみにある「本当の意味」と、それをどうやって「あなたの力」に変えていくのかをお話しします。1. その悩みは、あなたが「高潔」である証拠まず、一つだけ覚えておいてほしいことがあります。あなたが自分を「汚い」「ダメだ」と責めてしまうのは、あなたの精神が、その欲望よりもさらに「大きい」からです。もし、あなたがただ本能のままに生きる動物だったら、自分の欲望に悩んだりしません。あなたが苦しいのは、心の中に吹き荒れる「性の嵐」を、なんとか理解しよう、乗りこなそうと必死にもがいているからです。カントはこれを「崇高(すうこう)」と呼びました。圧倒的な嵐(欲望)を前にして、逃げずに立ち尽くしている。その姿こそが、人間として最も気高い状態なのです。2. でも、どうやって「成長」に変えるの?「意味があるのはわかった。でも、苦しいのは変わらないよ」そう思いますよね。嵐の中に一人で立っているだけでは、いつか吹き飛ばされてしまいます。この苦しみを「成長」や「魅力」に変えるには、あるたった一つのステップが必要です。そ
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『普通』の境界線で立ち止まる――正論に自分を預けられない、あなたのための問い

「どうして普通にできないの?」「その道は、あなたのためにならない」周囲から向けられる正論や、社会的な「正しさ」。それらが相手の事を心から想っての言葉であり、時には合理的な助言であることも、私は分かっているつもりです。そして、周りに不都合をかけている自覚や、自分自身の「業」のようなものに、誰より自分自身が苦しんでいることも。それでも、正論だけではどうしても自分を止められない瞬間があります。パンスール(考える人)として、今日はそんな境界線に立つとき、自分を救うための思考についてお話しします。最近手にとった、梶谷真司氏の著書『問うとはどういうことか』の中に、一つの視点がありました。私たちは「常識」や「規範」があるからこそ、大きな衝突なく社会に順応していけます。けれど、ひとたびそこから外れると、本人は「生きづらさ」を感じ、周囲はそれを「問題」として扱わざるを得なくなります。  私自身、ADHDという特性を抱え、性や愛の形においても、世間の「常識」とは異なる激流の中にいた時期があります。それは決して手放しに肯定できることばかりではなく、自分を損ない、周りに心配や不利益をかける経験でもありました。この本は、単に「非常識が正しい」と説いているわけではありません。ただ、マジョリティ(多数派)が「正しい」とされている状況は、往々にして思考停止の結果である可能性を指摘しています。  障がいや、人には言えない性・愛の悩み。それらを無理に肯定して光を当てるのでもなく、かといって「正論」で断罪して終わらせるのでもない。まずは「本当にこの価値観だけが、私にとっての唯一の正解なのだろうか?」と、静かに問いを
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【人間関係の処方箋】近すぎず、遠すぎず。パンスールと辿る『心の距離』の測り方

今日もお疲れさまです。パンスール の Ryokoです🌿夜、ふと一人の時間ができると、昼間は蓋をしていた感情が顔を出すことはありませんか?「あの人との距離、なんだか近すぎて息苦しい……」「大切に思っているけれど、最近なんだか心が通っていない気がする」そんな言葉にできない「モヤモヤ」を抱えている繊細で優しい方へ。このブログ『フィロソフィー・ガイド』では、私が大切にしている知恵の欠片を分かち合い、あなたの心に光を灯すお手伝いをしていきます。人間関係の悩みは、実は何千年も前から哲学者たちが考えてきたテーマでもあるんです。📚 本日のリファレンス小川仁志 著『図解 思わずだれかに話したくなる 身近にあふれる「哲学」が3時間でわかる本』(明日香出版社)この本の中で紹介されている「人間関係の距離感メーター」という考え方を、パンスールの視点で紐解いてみましょう。8人の哲学者の知恵を借りて、自分と相手の距離を客観的に見つめ直してみませんか?⏳ 8つの視点で測る「心の定規」気になる相手を一人思い浮かべて、以下の項目を 1(まったくない)〜 5(とてもある) で採点してみてください。アドラーの視点: 相手からの「いいね」や賞賛を、過度に気にしすぎていない?ハイデガーの視点: 一緒にいない時も、常に相手の存在を意識している?プラトンの視点: 会えない時間に、耐えられないほどの寂しさを感じる?アリストテレスの視点: 関わる頻度に、満足できている?(多すぎず少なすぎず)ヘーゲルの視点: 対立を恐れて、言いたいことを飲み込んでいない?ヒュームの視点: 相手の感情に飲み込まれず、共感できている?孔子の視点: 感
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散らかった悩みも、一本の線でつながる。パスカルが教えてくれた「点と線」の魔法

「仕事がうまくいかない」「昔の失敗を思い出して落ち込む」「将来のことが、なんとなく不安……」悩み事がある時って頭の中が散らかった部屋のようになってしまうこと、ありませんか?あれもこれもと問題が山積みでどこから手をつけたらいいのか途方に暮れてしまう。そんな夜は、少しだけ肩の力を抜いて私が活動名にしている「パンスール(考える人)」の生みの親、パスカルのお話をさせてください。◆ バラバラの星が、星座になるようにパスカルは「人間は考える葦(あし)である」という哲学の言葉で有名ですが実は若い頃、とんでもない数学の才能を持った少年でした。彼が16歳の時に見つけたある「法則」があります。難しい数式の話は置いておいて(私も数字は苦手です……笑)とても簡単に言うと、こんな発見でした。「一見、バラバラに散らばっている点もある視点で見るとなぜかピシッと『一直線』に並ぶ瞬間がある」不思議ですよね。無秩序に見える点たちが実は見えない線によって美しく繋がっていたのです。◆ あなたの悩みは「無駄な点」じゃない天才パスカルと自分を並べるのはおこがましいのですが……。この話を知った時「あ、これって私がカウンセリングで大切にしていることと同じだ」と、胸が熱くなったんです。私とお話しする時皆さん最初は「話がまとまっていなくてすみません」と仰います。• 職場の人間関係のモヤモヤ• 誰にも言えない癖や悩み• ADHDゆえの生きづらさ• 漠然とした将来への不安これらは一見、何の関係もないバラバラな「点」に見えます。でも、焦らずゆっくりと対話を重ねていくとふと不思議な瞬間が訪れるんです。「あ……今のその話、さっきの悩みと根
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【哲学すること】それは、知識を蓄えることではなく「自分の足」で歩くこと

こんにちは、Ryokoです。ふと書店で目が合い、2月のNHKテキスト『100分de名著』を手に取りました。今月のテーマは、ヤスパーズの『哲学入門』。パラパラとページをめくっていると、解説の戸谷洋志先生が紹介していた「ある言葉」に、目が釘付けになりました。それは、近代ドイツの哲学者・カントのこんな考え方です。「そもそも哲学とは、哲学者の名前や専門用語に詳しくなることではなく、それらを通じて『自分の力』で考えることである」この一文を読んだ瞬間、思わず「本当に、そうだよね!」と、深く頷いてしまいました。■ 学ぶことは、知識を「鎧」にすることじゃない私たちはつい、何かを学ぼうとすると「正しい答え」や「立派な専門用語」をたくさん覚えなきゃ、と思ってしまいがちです。でも、知識をただ詰め込むだけでは、それは自分を大きく見せるための「鎧(よろい)」にはなっても、自分を支える「力」にはなりません。本当の意味で「学ぶ」ということは、誰かの言葉を借りて自分を飾ることではなく、その知恵をヒントにして「私自身はどう感じるのか?」「私の人生をどう生きるのか?」と、自分の心に問い直すことだと思うのです。■ 「当たり前」を脱ぎ捨てて、自分と対話するテキストの表紙には、「主役は、あなただ」という言葉が添えられています。どれほど偉大な哲学者の言葉であっても、あなたの人生という物語の前では、ただの「お手伝い」に過ぎません。難しい用語なんて知らなくてもいい。今、あなたが自分の心に誠実に向き合い、答えのない問いを一生懸命に考えているなら、それはもう立派な「哲学」です。誰かの正論ではなく、あなたの納得感を大切に。私もま
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なんで「パンスール」なの? 実は、ある2人の天才に、こっそり背中を押された話。

「パンスール(Penseur)ってどういう意味?」って、よく聞かれます。ちょっと響きが恥ずかしくて、名乗るたびに実は自分でも照れているんです(笑)でもこの名前、ただ響きが好きでつけただけじゃなくて、私の「弱さ」もひっくるめて肯定したくて選んだ名前なんです。今日はちょっと恥ずかしいけれど、私の名前の由来について、話をします。◆ きっかけは、あの「マッチョな彫刻」最初は単純な理由でした。皆さんも知っている、ロダンの『考える人』。あのごつい筋肉で、岩の上に座って「うーん」って深く悩み込んでいる、あの銅像です。私、あの姿が好きなんです。ただ座っているだけじゃなくて、体全体を使って必死に答えを探そうとしているあのエネルギー。「私も、相談者さんと一緒にこうありたいな」と思って、フランス語の『パンスール(考える人)』を名乗ることにしました。でも、名前の由来はそれだけじゃなかったんです。◆ 実は、もう一人の名付け親が…この活動を始めてから知って、「え、そうなの!?」と驚いたのが、17世紀の哲学者・パスカルの言葉でした。実は「パンスール(考える人)」という言葉の生みの親はパスカルで、彼はこんな名言を残しているんです。「人間はひとくきの葦(あし)にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは『考える』葦である。」これ、どういう意味かというと……「人間なんて、川辺に生えている草(葦)みたいに弱くて、風が吹けばポキっと折れちゃう存在だ。でも、『考えること』ができる。 そこにこそ、人間の愛おしさやプライドがあるんだよ」ってことなんです。◆ 「悩んでる私、ちょっと悪くないかも?」このパスカルの言葉
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【ADHDの私だから、できること】「普通」になれなかった私が、あなたの「言葉にならない声」を拾える理由

「もっと要領よく生きられたらいいのに」「どうしてみんなと同じようにできないんだろう」夜、ふとそんな孤独に襲われることはありませんか?実は、私自身もその痛みをよく知っています。私は、ADHD(注意欠如・多動症)という特性を持っています。かつての私の頭の中は、いつもたくさんのテレビチャンネルが同時についているような騒がしさでした。興味があちこちに飛び、社会の「枠」に収まろうとしてはみ出して、傷だらけになった過去があります。でも、パンスール(考える人)として活動する今、私はこの「脳の癖」を、神様からのちょっと変わったギフトだと思うようになりました。今日は、そんな私が「だからこそ、あなたのお役に立てる理由」を、少しだけお話しさせてください。1. 私は、あなたを絶対に「断罪」しません私自身、たくさんの失敗をしてきました。「普通はこうでしょ?」という言葉に、何度も心を折られてきました。だからこそ、私は誰かを「普通じゃない」とジャッジする資格なんて持っていませんし、そうしたいとも思いません。不倫、性癖、誰にも言えない執着、社会的に褒められない感情……。どんなに複雑で、人には言えない悩みであっても、私は眉をひそめたりしません。「ああ、それは辛かったですね」と、ただフラットに、あなたの横に座ることができます。私の前では、どうぞ「いい人」の仮面を外してください。2. 「散らかった思考」の点と線を繋げますADHDの脳は、一般的に「拡散的思考(一つのことから次々とアイデアを広げる能力)」や、「ひらめき(情報の結びつきが速く、直感的に答えにたどり着くこと)」が非常に高いと言われています。私の場合も、あな
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