「どっちでもいいよ」と言ったあと、なぜかモヤモヤするあなたへ
「どっちがいい?」そう聞かれた瞬間、ほんとうは少し迷っているのに、「どっちでも大丈夫だよ」と、先に口が動いてしまう。相手が困らない方。場の空気が悪くならない方。あとで面倒にならない方。気づけば、自分の気持ちより先に、“無難な答え”を探している。そして帰ってから、ふと思う。「私、本当はどうしたかったんだろう」そんなことはありませんか。本音がわからないのは、気持ちがないからではありません。相手に合わせることが先に習慣になって、自分の気持ちが後ろに回されているのかもしれません。本音は、消えたのではなく、後ろに回されているだけです。たとえば、友人とお店を決めるとき。本当は今日は静かな場所で、ゆっくり話したい気分だった。でも相手が、「ここ行ってみたかったんだよね」と言った瞬間、「いいね、そこにしよう」と答えている。その場では、別に嫌だったわけではない。でも帰り道、なぜか少し疲れている。「あれ、私も楽しんだはずなのに」「なんでこんなにモヤモヤするんだろう」そうやって、あとから自分の気持ちを探しはじめる。でも本当は、その場で小さく感じていたのかもしれません。「今日は少し静かな場所がよかったな」という気持ちを。それを責める必要はありません。相手を大切にしたかった。空気を悪くしたくなかった。楽しい時間にしたかった。その気持ちも、あなたのやさしさです。けれど、そのやさしさのたびに自分の気持ちを横に置き続けると、少しずつ、自分の本音が見えにくくなっていきます。飲み込んだ気持ちは、消えるのではなく積み重なります。だから、「本音がわからない」と感じるときは、無理に答えを出そうとしなくても大丈夫です。まず
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