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官能シーンを上手に書くには?

今回は、「ボーイズラブ(BL)」「ティーンズラブ(TL)」に必須の「官能シーン」について書きます。 関係のある方だけ読んでいただければ、と思います。 さて、官能シーン。 通常、我々は「官能シーン」なんて 言わないですけどね。 なんて言うかというと、普通に「エッチシーン」です。 これは「ラブシーン」とは違うものです。 ラブシーンは、恋愛小説なら、そしてラノベなら、 結構な頻度で出てくるものですよね。 いわゆる、「告白シーン」「キスシーン」などが それに当たるかと思います。 「官能シーン」はそれではなくて、 いわゆる「行為」の「シーン」になります。 BLは男同士、TLは男女という違いはありますが、 この「官能シーン」、商業では必ずと言っていいほど、 入れなくてはなりません。 プロ作家さんも、得意不得意が分かれる分野でもあります。 「うまいなぁ」という方と、「苦手そう」という方と。 上手な「官能シーン」は、やはり「官能」を とても刺激するように描かれています。 臨場感があるというか、五感を刺激するというか。 男性と女性で違うなと思うのは、 ただただ官能を刺激して、気持ちよければ それでいい、というわけではなくて、 女性の場合は、ちゃんと「心の気持ちよさ」を しっかり描かなければならない、ということです。 つまり、そこに「愛」がないとダメなところが、 男女の一番の違いかな、と思います。 余談ですが、男性はどっちかというと、 「性癖」のほうに重きが置かれがちですね。 女性は性癖というほど、細かくは分かれていませんが、 それでも、BLなんかでは「官能シーン」にも 趣味嗜好が強く出たりはしま
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小説に一番大事な「オリジナリティ」とは?

小説にはオリジナリティが大事。それはもう、わかっていることです。 では、その「オリジナリティ」って何? という話なんですが、「オリジナリティ」とは、 「その人独自のもの」「その人にしか書けなさそうなもの」 という、「オンリーワン」のような意味合いです。 何も考えず書いてみたら、 なんか知らんけど、めちゃくちゃ独特で個性豊かで オリジナリティあふれるものになっちゃいました。 という人は、特に何も考える必要はなく、 「オリジナリティ」をわざわざ作る必要はありません。 でも、書いてみたらなんかフツー。 「どこかで見たような話ですね」なんて言われちゃいました。 という人は、あえて自分の「オリジナリティ」を 模索してみる必要があるかもしれません。 普通じゃダメってことでしょ? オリジナリティって、どうやって出したらいいの? はい、もっともな質問ですね。 「オリジナリティ」を探るには、まず、 「自分の個性」「自分の強み」を知ることが大前提です。 それはこちらの記事で詳しく解説しています↓ まずは客観的に、自分自身を知る。 自分の書き方、そして作品の個性を知る。 その上で、どういったものを磨いていくか、 自分の「売り」をどのように出していくか、 そこを考えて、伸ばして、盛り込んでいく…… という作業が、「オリジナリティ」を作るということになります。 投稿作を読んでいると(プロの作品もそうですが)、 「オリジナリティ」というのは、わりと冒頭の段階でわかります。 というか、すでにあらすじの時点で異質なものは異質な雰囲気がありますね。 出版社側としては、編集者としては、 どんな「オリジナリティ」を
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「投稿作」と「商業作」に求めるものは、実は違う!?

投稿作の指導では、とにかく、オリジナリティが大事ですよー、 個性的でないと入賞できませんよ、 と言っています。 これはたぶん、どこの編集に聞いても、 そう言うと思います。 以前書いた記事、 でもお伝えした通りです。ですが、「商業作品を読むと、とてもオリジナリティ優先、 とは思えません。みんな同じような設定で同じような内容で、 独特で個性的な作品は少ないように思います」 とコメントをいただきました。 確かにその通り。 特にラノベの商業作品は、似たような内容の作品が 多いな~と思うかもしれません。 出版社や編集者が求めているのは「オリジナリティ」で あることは変わりません。 もちろんプロ作家にも、そして出版する作品にも「オリジナリティ」を 求めたいところではあります。 ですが、出版する小説を評価するのは読者であって、 売れないと商売が成り立ちません。 そういう意味で、「オリジナリティ」よりも、 「読者が求めるもの」「読者が好みそうなもの」を優先する形になって しまうのは仕方がないことです。 編集者もね、奇抜で独特で個性的なものを出したいと思ってるんですよ。 でもね、そういうものって、大概売れなかったりするんですよ……。 そうなると、「安定的」に売れるあの設定でいこう、ということになります。 プロ作家にも、「これだと売れないから」と言って、 王道に寄せるよう、お願いしたりします。 一方で、「投稿作」を評価するのは編集者です。 読者ではありません。 それでも、ある程度、「売れそう」なものを選ぶので、 多少、王道に寄せる必要はありますが、 ここでは「作家としてのオリジナリティ」が一番大切
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Q&A すっごくいいネタ思いついた!と思ったら、 すでに書かれてました…。こんな時、どうしたらいい?

こういうことってありますよね。「すごいもの思いついちゃった!」 その時は、自分って天才?なんて思っているけど、 あれこれ調べているうちに、「あれ、なんだもう書かれてるじゃん…」ってなるとき。でもですね、残酷な真実を申し上げますと、 あなたが考えついたネタ、実はすでに、どこかでほぼほぼ書かれています。 書かれていないものなど、ないといっても過言ではありません。人が考えることなんて、まぁ所詮、似たようなもんなんです。 しかし、斬新なネタでなくても、いろいろな要素を追加したり、 まったく別の人が書くと、またそれは違う作品になったりします。 特にラノベのジャンルでは、「ネタかぶり」はしょっちゅうです。 「今は転生ものが流行っているよね」となると、 「転生もの」という設定の中で、読者が好む要素を入れたり、 人気が出そうなキャラにしたりすると、あらら不思議なことに 「これデジャブ?」って感じに既視感のあるものばかりに なってしまうんですよね。 プロ作家本人が「これがいい」「これが書きたい」と言っても、 「いやそれすでに有名なシリーズがあるから……」とか、 「あまりにも他の作品に似ている」となると、 やはり、書くことはできません。 そうした場合、どうするかというと、 その「書きたいもの」に別の設定やキャラ、世界観を プラスアルファして、「ちょっとだけ新しいもの」に作り変えます。 「ふぅ、これでなんとかオリジナルになったね!」 という感じです。 それでも、あまりにも有名すぎる設定と 似すぎている場合は、同ジャンルでは 出すのが難しいかもしれません。 ジャンルが変わると、また新しく感じたりするん
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ラノベにおける描写力について

描写力はあるに越したことはありません。これは事実です。 が、ラノベにおいて描写力は、そこまで重要ではありません。 最近は、描写が最低限で、かなり少ない作品も、 多々出版されています。 正直、もう少し描写してもらわないとな~、 状況も背景も景色もわからんよ…… と思うところもあったりするのですが、 描写力よりも、もっと重要な部分があって、 どちらかというと、そちらに力を入れているため、 描写力についてはそこまで重要視していない、 というのが現状です。 描写力よりも大事なもの。 それはつまり、キャラクター力であり、設定力であり、 物語を読ませるストーリー力です。 まぁ、当たり前なんですが、小説は面白くないと 読んでもらえません。 面白さを決定するのが、ラノベの場合は、一番重要なのは キャラクターではないかと個人的に思っています。 もちろん、設定も大事ですし、ストーリーを作る力も大事なんですが。そんなわけで、おろそかにされがちな描写力ですが、 もちろん、まったくなくていいわけではありません。 必要最低限の描写が、きちんと、読者の欲しいところに 入っているかどうか。 ラノベの場合は、これが大切だと思います。 特に重要なのが、キャラクターの描写です。 どんな顔で、どんな性格で、どんな人物なのか……。 それがわからないと、イメージも湧きませんし、 その世界に没入することすらままなりません。 キャラクター描写の次に大事なのが、状況描写です。 今どこにいて、誰と何をしているところなのか。 それがきちんと書かれていないと、今主人公は何をしているのか? どこにいるのか? どういう状況なのか? と、
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魅力的なキャラクターを作るには? その3

前回、初級者向けと題して、「キャラクターに厚みを持たせる方法」を2つ書きました。 どちらも、「キャラクターの生感」、「キャラが今そこに生きてる感じ」を 表現するための手法です。 プロの作家さんで、こういったことをあまり意識していない方もいるかもしれませんが、大多数のプロの方は、無意識にでも、キャラクターの背景を考え、そして想像力を駆使して、似たようなことをしているんじゃないかと思います。 そして今回は、あと2つ、「キャラクターに厚みを持たせる方法」を お伝えしていきたいと思います。 それは……キャラクターに、あえて真逆の設定や場面を入れる、です。 人間とは不思議なもので、ついつい、人物や物事の裏側を 見たいと思ってしまうものですよね。 また、「これはこういうもの」「この人はこういう人」 という思い込みが裏切られたときって……新鮮じゃないですか? 小説も人生と同じ、裏切られたときこそが「生きる」ときなのです。 普段は穏やかで優しい人の激昂したシーン、 いつも前向きでポジティブな人にある凄惨な過去、 どうしようもないクズのような人間の心温まるエピソード……。 そんな風に、あえて、「真逆」を入れてみてください。 とたんに物語が面白くなります。 しかしこれは、初級者というより、 中級者くらいのレベルですね。 若干、取り扱い注意です。 というのも、上手に取り入れていかないと、 人物に一貫性がない、つまり性格異常な人みたいに 見えてしまう恐れがあるからです。 それでは、元も子もないですよね。 ちゃんと一貫性のあるキャラクターとして 描いていて、ここぞという時に裏切るからこそ、 真逆の設定や
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魅力的なキャラクターを作るには? その2

前回、魅力的なキャラクターを作るためには、人間の多面的な部分を意識して描かないと…… という話をしました。 あとでよくよく考えてみたらば、 それはその通りなんだけども、 これはかなり上級者向けの話だったなと思いました。 純文学であればそれを丁寧に描かなければ いけないけれど、ライトノベルでそれをしっかり 書ききれるかというと……なかなか難しいですよね。 しかし、それを意識しているか意識していないかでは、 出来上がりにやはり違いが出ると思います。 人間は一面的なものではない。 優しい人はただ優しいだけじゃない。 その裏にはいろいろな考えや想いがあるし、 優しくなれないときもある。 そんな風に、ちゃんと人間をとらえて小説を書いていくのと、 最初に作ったキャラ設定どおりに、 そのままなぞらえて書いていくのでは、 キャラクターの「生」感が違ってくると思います。 さて今回は、もう少し初級者向けに、 「キャラクターに厚みを持たせる方法」を 書きたいと思います。 キャラクターを作るときに、「どうしてそういう性格なのか」 「なぜその人はそれを目指すのか」「どうしてそういうことをするのか」 という「理由」を、まずは考えることです。 例えば、主人公は内気だとします。 わけもなく内気、生まれたときから内気な性格だった、 それもありでしょう。 そういう部分も実際あると思います。 が、すべての部分について、「もともとそうだった」 とするには無理があります。 ある部分では、「なんらかの過去」「なんらかのきっかけ」が あって、そういう性格になった、ということもあると思います。 家庭環境や、兄弟姉妹、学校での
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魅力的なキャラクターを作るには? その1

「魅力的なキャラクターをどうやって作るのか?」 これは小説において、大変重要な課題です。ライトノベルでも、シリーズ化した作品でも、 魅力的なキャラクターがあってこそ人気が出るわけです。 どうやって作るか……。 はて。 そのhowtoを考えてみたけれど、 そういえば私は作家ではない。 編集者である。 作り方はわからん! ……というのが正直なところ。しかし、「どんなキャラクターが魅力的なのか」はわかります。 読んでいて、「薄っぺらいキャラだな」という小説もわかります。 ここでは、「どんなキャラクターが魅力的なのか」を 掘り下げていきましょう。 その前に「薄っぺらいキャラクターとは何か」について、 話しておきます。 「薄っぺらい」とは、「まるで生きている感じがしない」 「実在している気がしない」「物語をなぞるためだけに存在している」 「型どおりな感じ」がするキャラクターです。 魅力的なキャラクターと薄っぺらいキャラクターとの決定的な違い。それは、「生」な感じがするかどうか、 「生きている」感じがするかどうか…… なのではないかと思います。 では、どうすれば生きている感じになるのか。 それは「より人間らしく」書くことです。 どうすれば人間らしくなるのか。 それは、人間の「機微」「心の奥の声」「真理」 といったものを描けているかどうか、 なのではないかと思います。 例えば、「主人公は陽気な人」、とキャラ設定したとします。 しかし、いつもいつも、その人は陽気でしょうか? 違いますよね。 たまには陰気になることもあると思います。 それに、実はもともとは陽気なタイプではなかったかもしれません。
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編集者のつぶやき その2  ~行間を読む贅沢~

日本語って美しいと思いますか?私は思います。 小説だと、当たり前ですが、日本語が いっぱい並んでいて、一つ一つ「美しい!」 なんて味わっていたら読むのも一苦労ですが(笑)、 たくさんある文章の中に、きらりと光る一文を 見つけると、とてもうれしくなります。 ぐさりと心に刺さる一言、と言ってもいいですね。 こう書くと、なんか嫌味な言葉なのかな、と 思ってしまいますが。 言い直します、心に響く一言です。 詩や歌の歌詞などだと、 もっとわかりやすいですね。 あとは、行間というのがあります。 つまり、「書いていないところ」を「書いてある文章」 で想起させるという技です。 これはかなり上級者の技ですが……。 イメージがいっぱいふくらむ文章というのは、いい文章です。 読者のイマジネーションをどこまでも広げていく文が書けると、 すばらしい作品が書けます。 「本当に大切なものは、目に見えないんだよ」 どこかの王子様の声が聞こえてきましたが(笑)、 本当に大事なことは書かない、というのも かなり上級者の技ですね。 「好きだ」とか「愛してる」とか書かないで、 愛を想起させること、究極の好きを表現することが できたら……素晴らしいですね。 そしてそれは「色気」に繫がってきます。 文章には、その人独自の「色」が出ます。 イマジネーションを想起させる文章は、 その「色気」が匂い立つように、色濃く出るようになります。 それこそが、小説の究極の姿かな、と思ったりもします。 といっても、実際に編集の仕事をやっていると、 そんな「目に見えない」ふんわりしたものにうつつを抜かしていないで、 目の前の原稿をしっかり読
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編集者のつぶやき その1 ~担当する編集者によって作風は変わる!?~

長年、編集者をやっていると気づくことがあります。同じ作家を担当しているのに、なんで作品の傾向が違うのだろうか? そうです、担当する編集者によって、 作家さんの作風、作品の傾向が変わってしまうのです。 と言っても、がらりと、別人のように変わってしまう、 というわけではありません。 その作家さんの引き出される能力、良さ、雰囲気が 変わってくる……という感じでしょうか。 なので、編集者によって、得意分野と不得意分野は どうしても出てきてしまいます。 この作家さんとは相性がいいな~というのと、 どうも相性がよくない、というのがあります。 もちろん、性格的に合う合わないは人間なのでありますが、 そういう観点ではなく、一生懸命やっているのに、 人間的相性は悪くはないはずなのに、 いまいち作家さんの個性を引き出しにくいタイプと、 めっちゃ引き出せるタイプと分かれてくるのです。 上手に個性が引き出せると、その作品は読者にも受けて、人気が出ます。今まで、いっぱい書いていたけどいまいちだった人が、 ここで大ブレイクする、ということもあります。 一方で、人気作家だった人が、別の編集者と組んで 出した本は、あまりぱっとせず、売れない…… なんてこともあります。 これはどうしてなんだろう……、 と一時期、悩んだことがあります。 そこで至った結論は、編集者が「面白い」と思うポイント、 大事にしたい部分、好きな傾向、というのは どうしても人によって違いますよね。 厳密に細かく、そこが作家さんと合うか合わないか、 なのだろうな、と思いました。 考えてみると、担当編集者というのは、 プロ作家にとって、「一番初め
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異世界転生!オンラインラノベのイラスト

オンラインラノベイラストを描いてみました。異世界転生ものの男性主人公って、どうして緑の服装が多いのでしょうか?😅●こちらは、依頼者様からぜひ実績として使ってほしいと言われたため、アップ致しました。許可なくお客様への納品物を勝手に使ったりはいたしませんので、ご安心ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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作品の「売り」をはっきりさせよう

売れる作品というのは、実は「ここがいい!」という「売り」がはっきりしています。 編集者は通常、その「売り」を全面的に押し出して作品作りをします。 これは「絶対に泣ける切ない恋愛」が売りだと思ったら、 帯にもあらすじにもデザインにもそれっぽさを出していくということです。 「今までにない異質なキャラクター」が売りなら、 それをクローズアップした作りにします。 <出版社が一番重視するのは、独自性!>の項目でお話しした、 「独自性」にも通じることですが、 この「売り」がぼんやりしていると、 読者が買う決め手が弱くなってしまうと言えるでしょう。 小説を書く時に、その作品の「売り」は何か?── と問い返してみることは、とても重要なことです。 ライトノベルのプロ作家の場合は、まず作品を作る前に、 「今回はどんなネタ(=売り)でいきますか?」 と相談します。 「今までにないくらいダークで執着心の強い キャラクターでいきます」 「ゴージャスかつアラビアンな世界で、 読者の夢をこれでもかと詰め込みます」 プロ作家の書きたいものと、読者の求めているものを ここでまずすり合わせます。 いくら売りがはっきりしていても、売りにならないものでは、 困りますよね。 売りにならないというのは、読者の求めているものからずれているもの、 誰もそんなの読みたくないよ!というもの……ですが、 さすがにプロ作家となりますと、あまりそういった間違いは犯さないものです。 が、たまに「どーしてもこれが書きたいんだよね」 「大好きなんだよね、ハマっちゃったんだよね」 と言われて作家が出してきたレアなネタを編集部で検討してみるけど
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出版社が一番重視するのは、独自性!

あたりまえですが小説ではオリジナリティー、つまり個性がとても大事です。投稿作を読んでいると、みんなハンで押したようによくありがちな設定が多いのが現実です。 たとえば、最近ですとラノベで多いのは「転生もの」……。ちょっと前だと、中華風ファンタジー。よく出版されているので、書きやすいんでしょうね~。でも、よく考えてみてください。 みんなが書いているということは、よほどおもしろく、魅力的なキャラクターや話の展開がないと、突出することができないのです。これは例をあげると、ある商店街で、どこもかしこも靴屋さん……みたいな状況なんです。 よほど品揃えがいいとか、そこだけの魅力的な靴を売ってるなど、 特徴がないと買ってもらえない、お客さんの目にも止まらないってことなんです。 靴屋さんばっかりのところに、バッグ屋さんがあったらどうですか?それだけで目にとまるでしょう? もちろん、ここでいきなり「UFOもの」なんてのを書いても……興味は持ちますが、お客にはなりませんよね。独自性と言っても、読者が興味を惹かれるような要素は絶対不可欠です。それでもあえて人気のジャンル、設定で勝負する、というのであれば、それもいいと思います。やはり、情熱を持って書けるのが一番ですから。 でも、たくさん敵がいることを考えて、勝負できる「ネタ」を用意してくださいね。 この「ネタ」については、<作品の「売り」をはっきりさせよう>というお話で、後日書きたいと思います。だから、投稿作を出す時には、まず「設定」で勝負が決まってしまうということを肝に銘じておいてください。とても重要なことですよ。 また、投稿に限らずプロ作家において
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魅力ある小説とは? ~話に起伏を持たせよう~

「エンタテインメント小説として、一番大切なことは何でしょう?」と質問されたら、それは 「読者の感情を揺さぶることだ」 と答えます。 魅力的な小説は、読者が「飽きずに最後まで夢中になって読める」小説です。 おもしろい小説は、話が起伏に富んでいます。 起伏とは──読者が喜怒哀楽を感じる、感情の揺さぶりを受けるもののことです。 小説とは、もともと「別の人生を生きる」「仮想世界を疑似体験する」という楽しみがあるので、その世界にどっぷり浸れるよう、いろんな「仕掛け」を施すことが大切です。ユニークなキャラクターも大事ですし、印象的な導入、あっと驚く展開、独特な世界観……どれも大事ですが、一番大切なのは、ストーリーに起伏を持たせることです。悲しみが深ければ深いほど、次にくる喜びは大きいでしょうし、障害が大きければ大きいほど、恋は燃え上がるのです。そういった「仕掛け」を、小説の中にうまく取り込んでいくと、よりおもしろくなっていくでしょう。 だらだらとした話やありがちな日常が続いてしまうと、読者は退屈してしまいます。 現実の日常が退屈だからこそ、小説を読むとも言えるので、なるべく退屈な部分はそぎ落としていくようにしたいところです。 小説には、ドラマチックな展開が必要不可欠です。 起承転結で言うところの「転」ですが、ここが小説の盛り上がり、一番大切なところです。 最近は、ラノベの世界でも「何の事件も起こらない、まったりした小説」も出てきてはいますが、それはあくまでも例外。何の事件が起こらなくても、読者は退屈させてはいけないのです。だって、退屈な小説なんて、誰も読みたくないでしょう?そういった小説は
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女らんまと異世界冒険記・小説

 オレの名は達也。風林館高校に通う1年生、16歳だ。 武術の心得は多少、あるもののどこにでもいるような普通の高校生だ。 同じく、風林館高校に通う早乙女乱馬は元は男だが、水を被ると女の子になっちゃう摩訶不思議な体質の持ち主。お湯を被れば、元の男の姿へと戻るのだけど……。 正直、女になったときのらんまは可愛い。髪の毛は赤毛に変化し、体格も小柄になるのだけど、胸は大きく膨らむ。いわゆる『トランジスタグラマー』ってやつだ。元が男なだけに無防備で、八宝斎というスケベ爺さん相手に戦うときにはバストトップを惜しげもなく披露したりもすることもある。オレを含め、風林館高校に通う男子生徒でらんまのバストトップを見た事あるやつは少なくはない。ほとんどのやつが見た事あるんじゃないかな? そんならんまと二人きりで遊びたいと思ったオレは『RPG系の新作ゲームソフトが発売されたから一緒にやらないか』と誘ってみた。ゲーム機もゲームソフトも持っていないらんまはオレの誘いに気軽にOKしてくれて、新作ゲームを鞄に詰め込んだオレはらんまと歩いていた。家への帰り道をショートカットしようと神社の鳥居をくぐったら、突如、謎の光に包まれて、この異世界に転移してきちまったわけ。 謎の光に包まれたオレとらんまは気がつくと広大な草原に倒れていた。草原で過ごすのもアレだと、道案内の看板を頼りにオレたちは街へ向かう事にした。草原から街へ移動する途中にはモンスターもいたりして、どうやら、ここはオレが購入したばかりの新作ゲームソフトの世界のようで『剣と魔法のファンタジー世界』だった。言葉も通じる。 この世界で何度、寝起きを繰り返しても、現
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ハーメルン にてWeb小説投稿中です

Web小説サイト・ハーメルン にて、女らんまと異世界冒険記を投稿中です。
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【恋愛ドリップ小説】「本日のコーヒー。ショートで。」百合と恋の花咲く場所で。

「本日のコーヒー。ショートで。」と告げる前にアノ娘は既にレジを打ち、レジの液晶部には “290” の数字…。「レシートは捨てて貰って良いですか?」そんな、何気ない毎日の出来事ー。◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆何故、アノ娘は俺に出勤予定を教えたのか?来てくだサインだろうか?俺は馬鹿田大学…。どうしたものか。(本文抜粋)◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆ブログから生まれた「恋愛ドリップ小説」が待望の電子書籍としてcoconalaブログにリリース。数多くの「百合の同志」が書籍化を待ち望んだ「恋愛ドリップ小説」が電子書籍として登場!====================================逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。そして俺はアノ娘と…。タリーズでの甘酸っぱい青春の恋愛ストーリー。堅苦しくない文章でどんどん読み進めることができる。読み終わる頃には、なんだか優しい気持ちになれる電子書籍。こんな恋がしたい方はTULLY'Sへ。====================================★こんな方にピッタリのおススメ書籍!・読み終えた後に癒されてみたい方・店員さんとの会話術を学びたい方・気になる店員さんに声をかけたい方・新感覚の恋愛小説を読んでみたい方・とにかく読みやすい小説がお好みな方・スタバよりもタリーズコーヒー派の方・毎日カフェやタリーズに通われている方・タリーズコーヒーをもっと楽しみたい方・ショップの何気ない雰囲気を味わいたい方・我こそ
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【恋愛ドリップ小説】本日のコーヒー。ショートで。〜百合と恋の花咲く場所で〜

何故、アノ娘は俺に出勤予定を教えたのか?来てくだサインだろうか?俺は馬鹿田大学…。どうしたものか。(本文抜粋)◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆「本日のコーヒー。ショートで。」と告げる前にアノ娘は既にレジを打ち、レジの液晶部には “290” の数字…。「レシートは捨てて貰って良いですか?」そんな、何気ない毎日の出来事ー。◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◆◇*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆*:;;:*◇◆mixiから生まれた「恋愛ドリップ小説」が待望の電子書籍としてリリース。数多くの「百合の同志」が書籍化を待ち望んだ「恋愛ドリップ小説」が電子書籍として登場!・本屋には売ってない電子書籍書き下ろし作品。・ストーリー小説なので、サクッと読めます。===========================逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。そして俺はアノ娘と…。タリーズでの甘酸っぱい青春の恋愛ストーリー。堅苦しくない文章でどんどん読み進めることができる。読み終わる頃には、なんだか優しい気持ちになれる電子書籍。こんな恋がしたい方はTULLY'Sへ。===========================★こんな方にピッタリのおススメ書籍です!・スタバよりもタリーズコーヒー派の方・毎日、カフェやタリーズに通われている方・タリーズコーヒーをもっと楽しみたい方・店員さんとの会話術を学びたい方・気になる店員さんに声をかけたい方・ショップの何気ない雰囲気を味わいたい方・新感覚の恋愛小説を読んでみたい方・とにかく読みやすい小説がお好みな方・読み
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オリジナルイラスト

ファンタジー風のイラストをアップしました。なろう系小説やラノベで大人気のジャンル仮想現実型ゲーム、いわゆるVRMMORPGをテーマに描いたイラストです。仮想現実っぽさやゲームっぽさを出すために、エフェクトを盛り込んだ仕上げになっています。小説やゲームの挿絵などにこのようなイラストはいかがでしょうか?お仕事お待ちしてます‼
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☆4/22~ 基本料金値下げ

タイトルの通り、4/22よりサービスの値下げを行います。 私が当サービスを始めてから4年ほど経ちましたが、同様の小説アドバイスサービスの数も増え、また価格も比例して上がっていると感じていました。そんな中、改めて当サービスの質と価格について検討を重ねた結果、 休止前より20%ほど基本価格を下げさせていただくこととしました。 理由は、一人でも多くの作家志望者の方にサービスを利用していただきたい。 そのためには、手の届きやすい価格帯であるべきと考えたからです。 また今後は、毎月月初にリピーター様向けのクーポンも配布し、より利用しやすい環境を提供していきたいと思います。 ぜひデビューに向けて当サービスをご利用いただけると嬉しいです。 引き続き、よろしくお願いいたします!
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8/13:新規受け付け再開します!

シリーズの原稿作業が忙しく一年半ほどココナラでの受付を休止しておりましたが、ひと段落ついたので再開したいと思います。新規の方、リピーターの方問わず、お気軽にご相談ください。引き続き、あなたのデビューの一助になれますと幸いです。
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