今日も、こんにちは!
ゆきち先生です。
さて、今日は子育て講義と題しまして、「伸びる子どもの育て方」をお話ししたいと思います!!!
〔ゆきち先生プロフィール〕
現役の大学教員。専門は教育学・幼児教育学。某国立大学大学院修了後、当時学部最年少で助教に採用。著書や講演活動が多数。2019年からは某北陸県ブランド大使に就任。ココナラでは、「未来の研究者サポートプロジェクト」として、研究活動支援を行っています。また、ブログでは子育て支援の情報発信を行っています。フォロー、いいね、よろしくお願いしますm(__)m
1. 伸びる子どもってどんな子ども?
はい!ということで、さっそくお話していきたいと思います!
まず最初は、「伸びる子ども」ってどんな子どもなの?
というところから始めていきましょう(^o^)丿
まず結論から言ってしまうと、「伸びる子ども」とは、、、
自立(自律)して生きる力のある人、社会で活躍できる人
のことを指しています。
噛み砕いて言いますと、家族や友達に依存しすぎることもなく、自分で生活リズムを管理して、ちゃんと学校や仕事に行って、働いた分のお給料をもらって、生活を成り立たせることができる人間です。
「あれ、でもこれって普通のことじゃない?」
「伸びる子どもって言うからもっとすごいのかと思った」
こんな声が聞こえてきそうですね(笑)
実は、教育という観点からは、今「生きる力」を育むことが非常に重要とされており、上記のようなひとりの人間としてまっとうな生活を送れるようになることに重点が置かれています。
とはいえ、ココナラのブログでお話するにはちょっと地味ですよね...
ということで!!!
ここからは、文字通り「伸びる子ども」、つまりは突出した才能を発掘する方法についてお話を進めていきます(^O^)/
2. 才能ってなんだろう
伸びる子どもの「伸びる」を文字通りに受け取るならば、きっとそれは何かしらの才能や能力が「伸びる」ということなのでしょう。
能力という言葉はなんとなくイメージできますよね。
・車の運転が上手い
・スポーツが上手
・数学が得意
・プログラミングに明るい
・コミュニケーション力が高い
・集中力が高い
などなど、何かの能力が優れている状態を言います。
では、才能ってなんでしょう?
実は、「才能」という言葉の明確な定義はありません。
ですので、学者や研究者の中でも様々な意見が飛び交います。
ですが、広い枠組みでまとめて表現することはできます。
つまり、、、
才能とは、他者と比較した際に明らかに高い水準で結果を出せる力
これです。
私たちが「天才」という言葉を使う時も同じですよね。
「他の人には真似できない」
「唯一無二」
「絶対的な存在」
それらを表現するときに「天才」と言います。
ですので、「天才を育てる」とは、他の追随を許さない絶対的な能力や感性を磨くということになります。
そして、そのために「才能を伸ばす」わけです。
3. 子どもの才能と3つのハードル
となれば、やることは明白です。
子どもの才能を伸ばせばよい
ということになります。
シンプルです。
しかし、そこには3つの課題があります。
1つ目:どうやって子どもの才能を見つけるのか(発掘)
2つ目:見つけた才能をどうやって伸ばすのか(方法)
3つ目:子ども自身の幸せをどのように考えるのか(幸福)
ですので、以下で順に確認していきましょう!
4. どうやって子どもの才能を見つけるのか
時間のない方は、下記の「まとめ」を見よう(^^)/
〔本節のまとめ〕
◎才能の発掘は子どもの年齢が低い方が良い
◎子どもが幼い頃から多彩で多様な経験をかなせることが重要
◎子ども自身が自分の得意不得意を把握できるようになる
◎子どもの得意分野の中から周囲の大人が光るものを発見しよう
◎子どもの光る才能を見つけるためにはプロ(一流)の目も必要
◎適度にプロや一流の方と触れ合わせていこう(イベント・習い事など)
子どもの才能を発掘するためには、まず子どもの年齢が深く関係してきます。
できるかぎり、子どもの年齢は低い方が良いのです。
実は、人間の才能は遺伝子によって伸びしろが決まっています。
特に、「数学的な思考」と「作曲力」に関しては、生まれた後に努力を重ねても、先天的な才能に恵まれた人間には勝てないと言われています(身も蓋もない話ですが...)。
ですので、「数学的な思考」と「作曲力」に関しては期待と同時に割り切ることも必要です。
しかし、裏を返せば他の分野の才能は、生まれた後の努力や積み重ねによってどこまでも伸びる可能性があるということです。
では、子どもがどの分野に才能を宿しているのか。
先ほど、才能の発掘は子どもの年齢が低いと良いと言いました。
すなわち、子どもが物心もつかない無邪気な頃から、多様で多彩な経験をさせてあげることがポイントになります。
大事なところなので、具体的に行きます。
そもそも、人間には得意不得意があります。
これは人によって異なります。
だからこそ、自分の得意分野と不得意分野を知ることが非常に大事になってきます。
だって、不得意(苦手)な分野をいくら努力したって、そもそもそれを得意としている人には及びませんよね...
ですので、「好きか嫌いか」ではなく「得意か不得意か」で判断していきます。
人間が自分の得意不得意を知る方法は、実際にそれを経験してみる他ありません。
例えば、あなたが書道に類まれな才能を有していたとして、生まれてから一度も書道をやったことがないのであれば、そもそも書道の才能があるかなんて分かりません。
なので、とにかくやってみることが大切なんです!!!
ただ、人間は物心がつくと、「恥ずかしい」という感情が強くなります。
「誰かの前で失敗したくない」
「笑われたくない」
「カッコいい姿を見せたい」
これらの感情は、初めての事柄への挑戦にストップをかけてしまいます。
つまり、人間は「成長するにつれてできることしかやらなくなってしまう生き物」なのです。
なので、大人になってから様々な経験をしようと思っても難しいと思います。
(もちろん時間やお金の問題もありますし...)
だからこそ、物心のつかない子ども(2歳頃)の内から、少しでも幅の広い経験を重ねていくことが重要なのです。
2歳児を甘く見てはいけませんよ!
2歳の子どもでも、「楽しいこと」や「嫌なこと」は分かります。
なので、子どもの方が勝手に「これがやりたい」「これはやりたくない」というように得意不得意を分別して獲得していきます!!!
こうして、子どもが得意な分野の中から、周囲の大人やプロが才能を発掘していくわけです。
なので、子どもをその分野のプロや一流の方に触れ合わせていくことも大切です。
「なかなか身近にプロがいない!」
そんな方は、習い事の体験や地域のイベントへの参加だけでも十分です。
できる範囲のことからやっていきましょう(^o^)丿
5. 見つけた才能をどうやって伸ばすのか
時間のない方は、下記の「まとめ」を見よう(^^)/
〔本節のまとめ〕
◎才能は学校や習い事の学習とは根本的に異なる
◎学校や習い事の学習は「中の上」を集団で効率よく目指すシステム
◎才能の開花には「上の上」を求める必要がある
◎「上の上」を目指すためには子どもの環境レベルを上げる必要がある
◎まずは地域の習い事から始めよう
◎才能の開花と共により良い先生(環境)を紹介してもらえる
◎その道の一流を師匠にして学ぼう
では、子どもの才能を見つけることができた場合、どうやって才能を伸ばしていけばよいのでしょうか。
「才能」を伸ばすなら、その手のスクール(塾や習い事)に通えば済むとお考えかもしれません。
それも一理あります。
しかし、才能とは、学校や習い事での学習とは根本的に異なるものになります。
一般的に「学習」とは、より多くの人が効率よく一定のレベル(中の上くらい)まで能力を引き上げるためのシステムです。
ですが、今回狙っているのは「上の上(特上)」を見据えています。
(目標として見据えることはモチベーションの維持に大切です)
ですので、「中の上」までは習い事やスクールで事足りても、その先が必要になるのです。
ここで、習い事のピアノは非常にわかりやすい例になるのでご紹介しておきます。
〔ピアノの習い事〕
3歳児のK太くんは自宅にあるピアノのおもちゃで遊ぶのが大好きでした。なので、K太くんのご両親は近所にある小さなピアノ教室にK太くんを通わせてみることにしました。
K太くんはピアノのおもちゃで遊んだ経験しかなかったものの、目の前にある本物のピアノに目を輝かせています。K太くんはどんどんピアノにのめりこんでいきました。
K太くんが6歳になったある日。ピアノの先生が「相談したいことがある」とK太くんの両親に言いました。K太くんの両親は「何だろう?」と思いながらピアノの先生のもとへ伺いました。
すると、ピアノの先生は、「K太くんの才能はここで留めるにはもったいない。さらに凄腕の有名な先生を紹介するから、ピアノ教室を別の場所に変えないか」と言ってきたのです。K太くんの両親は驚きました。
しかし、両親もK太くんがピアノに打ち込む姿をみていたので、ピアノの先生の提案を快諾し、K太くんは次のステージに上がっていきました。
このピアノの例ように、大概の習い事やスクールでは、指導してくれる先生の目に留まれば自ずとレベルの高いステージを紹介してもらえます。
また、音楽や芸術、スポーツでは発表会やコンテスト、大会がありますよね。
そういった機会に、スカウトの目に留まることも十分あります。
このようにして、着実に子どもの環境レベルを上げていくことが非常に大切です。
先ほども言いましたが、一般的な塾や習い事では他の人と同じレベルまでしか到達しないことが多いです。
(本来はそれで十分なのですが)
(人によってはそれでも才能を開花させる場合もあります)
それ以上を求めるのならば、いわゆる師弟関係のような形で一流の方から密に指導を受ける必要があるでしょう。
指導の形も様々です。
ていねいに手取り足取り教えてくれる師匠もいます。
「見て学べ」というスタンスの方もいます。
あえて厳しいことを言って弟子に考えさせる方もいます。
どのような指導形態が良いのかは子どもの性格によって異なります。
ですので、どうしても師匠との関係がキツイなと思った際には、セカンドオピニオンをかけるとよいでしょう。
すでに一定のレベルまできているのであれば、知り合いや助けてくれる人は増えています。
大丈夫です。
また、良い師匠に巡り合えれば、人脈も開けてきます。
師匠の紹介で仕事が巡ってくることもあります。
才能を伸ばすという点において、それほど師匠との関係や縁は大事なのです。
6. 子ども自身の「しあわせ」を考えよう
時間のない方は、下記の「まとめ」をみよう(^^)/
〔本節のまとめ〕
◎子育てに一生懸命になると「子どもの気持ちに目がいかない」ことがある
◎子どもにも親にも抱えている想いはある
◎親子での対話がとても大切
◎ケンカしたら互いに落ち着くまで待ってみよう
◎親の愛情に子どもはちゃんと気付いている
◎大丈夫、あなたの想いは子どもに届いています
保護者が子どもの才能発掘や才能開花を目指し始めると、「子ども自身に目がいかない」という落とし穴にはまりがちです。
例えば、先ほど紹介したピアノのK太くん。
幼いころは「K太くん自身がピアノで遊ぶことを好んでいた」というのが発端です。
だからこそ、K太くんのご両親は“良かれと思って”ピアノを習わせたわけですよね。
しかし、途中から保護者の方が前のめりになってしまったらどうでしょう。
K太くんだって休みたいことはあります。
練習をサボりたいこともあります。
野球やサッカーに興味がでるかもしれません。
友だちとも遊びたい年頃です。
なのに、保護者の方が一生懸命になるあまり、K太くんを叱ってばかりいたらどうでしょうか。
たしかに、保護者の気持ちもわかります。
せっかく習わせているのだし、K太くんには才能が見えています。
保護者の方の子育て観もあることでしょう。
それでも、大切なのはK太くんとの「対話」です。
K太くんが何を思っているのか、考えているのか。
一方で、親としての想いはどうなのか。
親子でお互いの想いや意見をすり合わせていく作業はとてもとても大切です。
ひとたび親子ケンカをしてしまうと素直に話づらくなるかもしれません。
そんな時はしばらく時間にまかせて様子をみましょう。
無理に話そうとする必要はありません。
子どもは意外と親の気持ちを察しています。
それでも、ケンカしてムキになると素直に話せなくなるものです。
だからこそ、冷めるまで待つことが大事なのです。
最近では、「お受験パパ・ママ」「英才教育」のような言葉がメディアで飛び交っています。
我が子を思うあまり、力を入れすぎるのです。
「サボったら他の人に置いていかれる」
「差がついてしまう」
その気持ちは十分理解できます。
焦りますよね。
そんな時こそ、寝る前に布団の中で、「自分は何を大切にしたいのか」ゆっくりと落ち着いて振り返ってみてください。
大丈夫です。
あなたの子育てへの想いは、子どもに届いています。
子どもが成人した頃、親子での会話を楽しみにしていてください。
あなたの大切な子どもは、あなたに温かく素直な眼差しを向けています。