所謂『空気を読めない子』と言われている子が、とても増えている気がします。
・他人の気持ちがわからない。
・会話の流れとは無関係なことを答えてしまう。
・他人の状況を推し量って行動できない。
このようなことを言われてしまう子です。
ただ、
この『空気を読めない子』という言い方に、若干違和感があります。
この子たちは『読めない』のではなく、
『読まない』のだと思います。
私が教えている子、かつて教えていた子全員に共通するところがあります。
・自己中心的で自己主張が意外と強い。
・好き嫌いが激しい。
・人の話を聞いていない。
・親に対して当たりが強い。
・親と対等か上のポジションにいるため、大人の指示に従うことに慣れていない。
・わがまま
・間違えても罪悪感を持たない。
このような性格や特性を持っているので、そもそも他人に合わせる気がほとんどありません。つまり、そもそも空気を読もうとしていません。
ご両親もどこかのタイミングで気がついたはずですが、いろいろな理由で流してしまったのだと思います。
『注意しても理解できないから無駄』
『先天的なものだから、親にはどうしようもできない。』
また、検査に行くと必ず凸凹は出ますので、その結果が後押ししてしまって、躾の面が甘くなっていくことが多い気がします。
さらに、この子たちは天真爛漫でかわいく楽しいので、厳しく躾をするのを躊躇してしまう気もします。
ただ、この子たちのこのような癖は、やり方次第で直ることが多いです。
もちろん医学的に治らないものは治りませんし、全てが100%直るわけでもありません。
勉強を教えながらコツコツ直して行きますが、よくご両親のどちらかに怒られたり、嫌われたりします。ご両親の両方が賛成している場合は、順調に成長することがほとんどです。
しかし、片方の親が反対していると、子供への接し方や教え方に不満を持たれ、うまく進まない場合があります。今までの子供の姿を肯定してきたわけですから、当然だと思っています。
ここで私が逃げ出してしまえば、この子の成長は無くなってしまうので、ご両親が子供の成長を実感できる日まで、悪役に徹してひたすらじっと耐えます。
ただ、最近はオンライン授業が多くなり、授業をリアルタイムで聞いていただけることが多くなり、誤解も減ってきたように思います。
このような子たちを正しい方向に導くためには、ご家庭の協力が不可欠です。ご家庭との協力がないと、私が厳しくした時に親の方へ逃げます。そこで親が丸め込まれてしまうと、成長の道が閉ざされてしまいます。こうならないためにも、ご家庭との信頼関係を築くことは非常に重要です。
『空気を読まない子』から『空気を読もうとする子』に変わってくると、問題もよく読むようになり、ミスも減ってきます。
また、設問に書いてあることを理解しようとして、図や表を書くようになります。
このように、無関係と思われるところまで良い効果が出てきますので、皆さんもやってみてくださいね!