【中学受験】模試で国語を時間内に終わらせるには?その1
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学び
気合いと根性で速く解けるようにならない。
『とにかく速く読んで速く解きなさい‼️』
と鬼化するお母さんが最近多いです。
ただ、これは不可能です。
本文は読み飛ばすか、
傍線の前後しか読まなくなります。
記述問題は全て飛ばし、
記号問題をやって、
書き抜き問題をチョロっとやって終わり、
こんなことを本番まで繰り返し、
誤魔化し続けます。
根本的な解決にはなりません。
根本的に解決するためには、
①〜⑩のことを時間をかけて
コツコツやって行くしかありません。
国語を時間内に終わらせるには?
①音読の練習からする。
②漢字の読み書きの暗記。
③語彙の暗記(慣用句、ことわざを含む)
④論説文は要約の練習をする。
⑤物語文は場面ごとの心情を暗記する。
⑥記号問題の解き方を覚え反復する。
⑦記述問題の解き方を覚え反復する。
⑧『設問に正確に答える』練習をする。
⑨日常会話で単語で答えず文章で答える。
⑩日常会話の中で、相手の質問に端的に正確に答える習慣をつける。
①音読の練習からする。
そもそもここから出来ていない子が
本当に多いんです。
小学校でやるような音読もできないのに、
難しい文章の意味を
理解することはできないです。
②漢字の読み書きの暗記。
③語彙の暗記(慣用句、ことわざを含む)
国語ができる子は
『知らない言葉があると気になる子』
が多いと思います。
国語が苦手な子は
知らない言葉があっても気になりません。
わからない英単語がたくさんある中で、
英文を読んでいるような状況です。
意味のわかる日本語から
文の意味を想像して読んでいます。
そのため、
理解は浅いし読むのに時間がかかります。
④論説文は要約の練習をする。
『この段落は要するに何が言いたいの?』
と子供に質問して要約させる。
国語が苦手な子は頭の中で
日本語を音として発しているだけで、
その意味をあまり考えていません。
『フェレット』と読むだけで、
『フェレットって何だろう?』
とは考えていません。
要約の練習をすることで、
強制的に文の意味を考えさせます。
⑤物語文は場面ごとの心情を暗記する。
(その2に続く)