危険!仕事量が多いと生産性が低下します

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皆さま
いかがお過ごしでしょうか。

やることが多く日々忙しい。それなのに思ったように成果が出ていないという方もいるのではないでしょうか。

それはもしかすると作業量が多すぎて、逆に生産性が落ちている可能性があります。

ハーバードビジネススクールの実験でコールセンターの研修での研究があります。
①1時間みっちり研修を受ける
②45分研修を受けて、残りの15分は振り返りをする

上記2グループで比較した結果、①グループの方が研修後のモチベーションの高まりなどを報告しました。しかし、1か月後に実際の仕事の効率を評価したところ②グループの方が23%も良かったそうです。

科学者を対象とした生産性に関する研究でも
▶週25時間の作業をこなす人と、週5時間の作業をこなす人の生産性はほぼ変わらない
▶週35時間の作業をこなす人と、週20時間の作業をこなす人の半分の生産性しかない。

つまり、やればやるほど生産性が下がり、結果を残せなくなるというものです。

マラソンなどに例えると分かりやすいと思います。最初から全力ダッシュする人と、きちんとペース配分を考えて走る人とでは、記録の差は歴然としていると思います。やりすぎると必ず後半にガタが来ます。プラスマイナスでマイナスになっては元も子もありません。

スポーツの世界でも休む勇気という言葉があります。何かをやっていないと人は不安になってしまい、ついつい練習をする。仕事で言えば、無理な量の仕事をこなしてしまうということになってしまいます。

成果を残すためにも、自分の為にも、会社の為にも、世の中の為にも、あえて仕事をやらない時間を作るというのも手かと思います。とはいえ断るのも難しいかと思います。いかに重要度が低い仕事を引き受けないか、他人に任せるということが重要になってきます。

他人に仕事を頼むのは気が引けるという方が多い方お思います、ですが、実はそれはすごくもったいないことです。仕事を頼まれた側は頼られた感じも得られますし、誰かを助けることで幸福感も感じられます。人助けは抗不安薬ですので、自分も積極的に誰かの手助けをやりすぎない程度にやった方が良いほどです。是非とも自分の為にも、さらに言えば仕事を頼まれた人の為にも、どんどん仕事を任せてしまった方が良いと思います。

一度試してみてその効果を実践してみてはいかがでしょうか。
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