ここまで、よく生きてきたと思う。
ちゃんと向き合おうとして、
何度も立ち止まって、
それでも投げ出さずにここまで来た。
だからこそ、今つらい。
「もう少し楽になっていてもいい頃なのに」
「前よりはマシなはずなのに」
「なんで私は、まだここにいるんだろう」
そうやって、回復できていない自分をもう一度責めてしまう。
でもね、それは回復が遅れているからじゃない。
回復を「頑張るもの」にしてきたから。
回復しようとした。
感情に向き合おうとした。
自分を理解しようとした。
それ自体が、もう十分すぎるほどの努力だった。
本当の回復は、前に進むことでも元気になることでもない。
「このままでも責められない」
そう感じられる時間が、
少しずつ増えること。
今日は動けなくてもいい。
答えが出なくてもいい。
希望が見えなくてもいい。
「回復しなきゃ」という力を今日は一度、
下ろしてほしい。
心は、追い立てられているうちは絶対にほどけない。
でも、何も求められない場所に置かれた時だけ、
静かに温度を取り戻す。
今のあなたは、止まっているように見えても、
壊れているわけでも後退しているわけでもない。
ただ、安全が足りていないだけ。
回復は、努力の結果として起きるものじゃない。
安心の副産物として、あとから勝手についてくる。
今日はただ、
ここまで生きてきた自分を一度、
横に座らせてあげてほしい。
それだけでいい日。